イオン九州株式会社(イオンきゅうしゅう、)は、沖縄県を除く九州・山口地方に総合小売店舗のイオン・イオンスーパーセンター・ホームワイド・ワイドマート・イオンサイクルショップ・イオンバイクを展開するイオングループの企業である。本社は福岡県福岡市博多区博多駅南2丁目。ダイエーの凋落や熊本の地場大手スーパー2社・壽屋やニコニコ堂の破綻、さらにはイオンモール等のイオングループのショッピングセンターの大量出店で大きく伸張した。対抗して大型ショッピングモールゆめタウンの出店を続ける広島を地盤とするイズミグループと激しい首位争いを九州で繰り広げていて、競争が激しい環境にある。2007年(平成19年)には、マイカルグループ再建の過程でマイカルから独立し、以後特にイオングループとの連携を強めていた株式会社マイカル九州と合併した。なお、2011年(平成23年)3月1日に「ジャスコ」および「サティ」ブランドは「イオン」に変更されたが、地域密着の方針により当面はイオンリテールなどへの企業統合は予定されていない。また、ダイエー再建にあたり、九州内にあるダイエーブランドの店舗(吉塚店を除く)の受け皿となることが予定されており、2015年9月にダイエーから運営を引き継ぐ予定だったが、同年6月にイオン株式会社の完全子会社として設立したイオンストア九州へ継承され、事業受託により同社店舗の運営を担当する形態へ変更。グルメシティの名を冠する店舗およびダイエー吉塚店(福岡市博多区・パピヨンプラザ内)についてはマックスバリュ九州が継承した。山口県はホームワイドのみイオン九州が運営しており、イオンはイオンリテールが運営している。出店店舗の詳細情報は公式サイト内の店舗検索を参照。イオングループが展開しているGMS店舗。一部の店舗はイオンリテールと統一名称の「イオンショッピングセンター」や「イオンモール」(福岡伊都・香椎浜・佐賀大和・鹿児島は当社運営、左記以外のイオンモールはイオンモール社の運営)等の敷地内にある。なお、日向店・姶良店は「イオンタウン」内に出店する。また、当社が運営する店舗は旧「サティ」店舗8店舗(うち、戸畑店は改装に伴い、他の店舗に先駆けて2010年4月に「イオン」にブランド変更済み)、旧「ジャスコ」店舗35店舗、ブランド統合後(2011年3月以降)に新規で開業した店舗5店舗(大牟田店、福津店、佐世保白岳店、小郡店、多々良店)、イオンストア九州から受託運営している旧「ダイエー」店舗23店舗に分類される。イオングループが展開するSuC店舗。当社は福岡県と佐賀県の計4店舗を運営している。株式会社ホームワイド(旧・横萬ホームセンター)の営業していたホームセンターをイオン九州が営業を引き継いだもの。また、イオン九州がオープンしたホームセンターも同ブランドで展開されている。また、2000年代後半以降ではこれまでの「ホームワイド」の品揃えを見直したディスカウントストアに近い業態も誕生しており、2010年6月にはホームセンターの機能に加工食品・酒類・衣料品・一般用医薬品(第1類医薬品を除く)まで幅広くそろえた「スーパーワイドマート」、2011年7月には「スーパーワイドマート」よりも規模を小さくし、生活必需品中心の品ぞろえとした「ワイドマート ドラッグ&フード」が登場している。なお、合併後に開店した店舗だけでなく、田主丸店のように合併前から営業している店舗についても順次「AEON」ロゴが表記されるようになっている。イオン九州が運営するGMS店舗およびホームワイドで培ってきた自転車販売や修理等のサービスをより地域に密着しながら、さらに広くお客様に提供するために2010年に立ち上げた自転車専門店。1号店の石丸店は、単独店舗として全国初のケースとなる。元々「イオンサイクルショップ」として事業展開を始めたが、全国ブランドでもある「イオンバイク」を併用するようになり、「イオンサイクルショップ」として開業した店舗も順次「イオンバイク」へ屋号変更したことで、イオン九州が運営する店舗すべてが「イオンバイク」に統一した。2016年6月現在、単独店舗として営業している店舗は15店舗(福岡12、熊本2、宮崎1)で、このうち、新大江店(熊本県熊本市中央区)は自転車修理を専門とする特殊業態の店舗である。また、自転車売場を設けている「イオン」の一部は「イオンバイク」としている店舗がある。かつて「ホームワイド」が展開していた園芸専門店。福岡県筑紫野市の筑紫野東急ショッピングセンター(現、筑紫野ベレッサ)や大分県に出店していたが筑紫野店閉鎖時に業態を廃止した。イオンリテールやマックスバリュ地域会社で開催されている「火曜市」は、以前マックスバリュ九州では実施していなかった(代替として「木よう市」を実施する)ため、イオン九州では「スーパー火曜市」として専用のCMを制作し、沖縄県を除く九州地区全域で放映されていたが、2012年11月20日にマックスバリュ九州でも「火曜市」がスタートしたことで、イオンリテールと共通のTVCMが放映されていた。その後、新たにイオン九州専用の「火曜市」のTVCMが制作され、2014年6月30日より放映を開始した(「火曜市」のTVCMがイオン九州専用版に戻るのは約1年7ヶ月ぶり)。2010年(平成22年)3月まではイオン香椎浜ショッピングセンター(現・イオンモール香椎浜)で撮影されたCMが放映されていたが、同年4月からCMがリニューアルされ、「お客さま感謝デー」や「お客さまわくわくデー」など、他のイベントとの同時開催時における併記ができるようになり、ハイビジョン化された。また、2011年3月のブランド統合により、一部箇所を変更した改訂版(「ジャスコとサティの~」を「イオンの~」に変更)となった。ブランド変更当初(同月上旬ごろ)はCM冒頭に「HAPPY NEW AEON」が挿入されていた。同年11月14日から新バージョンのTVCMがマックスバリュ九州の「火曜市」がスタートするまで約1年にわたって放映されていた。2014年(平成26年)6月30日からはイオン九州の運営エリア(「ホームワイド」のみの展開である山口県を除く)の県別に7パターンのTVCMが制作され、県によりTVCMが見られるパターンが異なっていた。同年9月15日から2016年(平成28年)8月までは特売の内容を知らせるものとなっていた。同年9月5日以降は他のイオンのTVCM同様に冒頭に「AEON」ロゴを挿入した新バージョンとなった。使用しているBGMは、スーパー火曜市時代からイオン系スーパー共通CM化まではイオン九州独自のCMソング(歌入り・2015年現在も店内で流れている)が、イオン系スーパー共通CM採用期のみ本州など他のイオン系スーパーと同じCMソング(一週間の替え歌)を使用していた。共通化CM終了後の2014年以降はスーパー火曜市時代と同じイオン九州独自のCMソング(歌なしのインスト版)を使用している。なお、「火曜市」以外でイオン九州独自のTVCMがあるのは後述する福岡ソフトバンクホークス関連のセール(この場合はマックスバリュ九州との共同開催)や「九州大感謝祭」といったイオン九州独自開催のセール告知に限られ、それ以外はイオングループ共通のTVCMが放映されている(その為、後述する旧ダイエー店舗移管に伴う特例が発生するまで、イオン九州独自でタレントを起用したTVCMが打てない事情があった)。ただし、過去に放映された「イオンネットスーパー」のTVCMに関しては沖縄を除く九州地区において、イオン九州独自のTVCMに差し替えた例がある(2015年8月まで及び同年11月から2016年8月までは「火曜市」のTVCMの最後に「イオンネットスーパー」も併せて告知していた)。2005年(平成17年)より、当社では本州などのイオン系列の店舗とは違い、プロ野球で福岡ソフトバンクホークスを応援しているため、ソフトバンク以外の他球団が優勝しても優勝セールは行われない。2005年(平成17年)から2009年(平成21年)および2013年(平成25年)・2016年(平成28年)は、ソフトバンクのリーグ優勝がないために、クライマックスシリーズ(プレーオフ)あるいはレギュラーシーズン終了後に『ホークスありがとうセール』と題して、一定期間商品を値下げするセールを行っていた。同様の企画は、九州地区のマックスバリュやザ・ビッグ(マックスバリュ九州が運営)・ビブレ(イオンリテールが運営)などでも行われている。また、2015年(平成27年)3月27日よりマックスバリュ九州やダイエーと共同で「福岡ソフトバンクホークス×WAONカード」の発行を開始している。2010年(平成22年)は福岡ソフトバンクホークスが7年ぶりとなるリーグ優勝を果たした為、福岡県内の18店舗及びジャスコ三光店(大分県、現・イオン三光店)、ジャスコ唐津店(佐賀県、現・イオン唐津店)で『優勝おめでとうセール』を開催した。また、クライマックスシリーズ全日程終了後に『ホークス応援感謝セール』を開催したが、全日程終了日の翌日が「お客さま感謝デー」と重なってしまった為、同年10月22日から3日間行われた。2011年(平成23年)は2年連続でリーグ優勝を果たした為、昨年に引き続き『優勝おめでとうセール』を開催。昨年のリーグ優勝セールよりも対象店舗を拡大し、当社が運営するイオン・イオンスーパーセンター全店舗(49店舗)で10月2日・3日の2日間開催された。また、ここ6年間、クライマックスシリーズ終了後に行われてきた『ホークス応援感謝セール』はクライマックスシリーズを制覇したために見送られ、さらに、日本シリーズで日本一を達成したため、『日本一おめでとうセール』を第7戦の翌日となる11月21日から3日間開催した 。当社が運営する全業態の店舗が対象だが、店舗業態によりセールの企画内容が異なる。2012年(平成24年)はリーグ優勝を逃したものの、クライマックスシリーズへの進出を果たしたため、『熱烈応援セール』を10月13日から3日間開催した。また、パ・リーグのクライマックスシリーズの全日程終了後に『感動ありがとう』セールを10月20日と21日の2日間開催した。2014年(平成26年)は3年ぶりにリーグ優勝を果たしたため、『熱烈応援セール』を10月3日から3日間開催。その後、3年ぶりにクライマックスシリーズを制覇したため、『熱烈応援感謝セール』を10月21日から3日間開催。そして、日本シリーズで3年ぶりに日本一を達成したため、10月31日から『感動ありがとうセール』を開催。期間中に3連休と重なることから、当初予定から1日拡大し、4日間開催となった。なお、セール開催前には告知用のTVCMも放映された(マックスバリュ九州及び同社子会社のクリエイトと共同実施のため、最後に表示されてる店舗ロゴには、当社運営の店舗ブランドに加えて「マックスバリュ」・「ザ・ビッグ」・「クリエイト」も表示される)。2015年(平成27年)は2011年以来となる2年連続でリーグ優勝を果たしたため、『祝!連覇!イオンの熱売(アツウリ)!!福岡ソフトバンクホークス優勝セール』を9月18日から3日間開催。イオン九州が運営する全店舗で開催されたが、業態によりセール内容が異なるほか、チラシについても、「イオン(既存店舗)」向け()と旧「ダイエー」店舗向け()および「ホームワイド」向け()で異なるチラシを使用している。さらに、2年連続でクライマックスシリーズを制覇したため、同年10月17日から3日間『イオンの熱売!!福岡ソフトバンクホークス 感動ありがとうセール』を開催した。リーグ優勝時同様、イオン・イオンスーパーセンター(イオン九州運営店舗のみ)、ワイドマート ドラック&フード、イオンバイク(イオン九州運営店舗のみ)、ホームワイドでセール内容が異なる。そして、日本シリーズでも勝利して日本一の2連覇も達成。同年10月30日から3日間『福岡ソフトバンクホークス感動ありがとうセール』の開催が決定した。リーグ優勝時やCS優勝時と同様、業態や店舗によっては割引やサービス内容・チラシの種類が異なっている。なお、日程中に「お客様感謝デー」と重なる場合、2010年は1日順延して開催したが、2012年以降は同時開催となっており、優勝セール時の割引と「お客様感謝デー」の割引は両方適用される(2012年は『感動ありがとうセール』初日の10月20日の1回、2015年は『祝!連覇!イオンの熱売!!福岡ソフトバンクホークス優勝セール』最終日の9月20日と『福岡ソフトバンクホークス感動ありがとうセール』初日の10月30日の2回の計3回同時開催されている)。買物袋持参運動の一環として、イオン九州運営店舗では2008年(平成20年)10月31日をもってレジ袋辞退者に配布していたイオングループの買物袋スタンプカードの発行と押印を終了し、11月1日より代替として1回の精算ごとにその場で2円引きを実施していた。なお、20個たまったスタンプカード、または途中までしか押印されていないスタンプカードは、3枚(スタンプ60個分)でマイバッグ携帯用、5枚(スタンプ100個分)でマイバッグレジカゴ用と交換できる(マイバッグに関しては有効期限はなく当分の間交換できる)。その他、途中までしか押印されていないスタンプカードの場合、九州地区以外のイオングループ(スタンプカード取扱い店舗)で引き続き利用可能である(沖縄県を含む九州地区のイオングループ店舗では全店でスタンプカードの取扱いを終了している)。その後、一部の店舗ではレジ袋無料配布中止に伴って2円引きサービスを終了しており、2013年11月1日から「イオン」でのレジ袋無料配布中止店舗をグループ内全店舗に拡大したことに伴い、継続実施していた店舗も2円引きのサービスは同年10月31日をもって終了した。なお、2015年9月より旧ダイエー店舗のみ「レジ袋辞退で2円引き」制度を復活させている。
出典:wikipedia
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