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ハリー・ポッターと謎のプリンス

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(ハリー・ポッターとなぞのプリンス、原題: )は、イギリスの児童文学作家J・K・ローリングが2005年に発表した、ファンタジー小説『ハリー・ポッター』シリーズの第6巻。2009年に同じ題名で映画化された。ホグワーツ魔法魔術学校の6年生となった魔法使いハリー・ポッターが、史上最悪の魔法使いヴォルデモートとの対決に備え、ヴォルデモートの過去と弱点に迫る一年間を描く。その日、イギリス首相はコーネリウス・ファッジと5回目の面会をすることになった。首相に就任した最初の晩、顔合わせに来た魔法省魔法大臣のコーネリウス・ファッジは、「魔法界で深刻な事態が発生しない限り、二度と会うことはない」と言い、そして二度と会わない予定だった。しかし、現実には4回もコーネリウス・ファッジと顔を合わせており、しかも、面会を重ねるたびにコーネリウス・ファッジはやつれ、魔法界の事態が深刻さを増していることが察せられた。首相は、ここ一週間で起こった不可解な事故や事件に頭を悩ませていたが、ファッジによると、それらの事件は全て魔法界を恐怖で支配した「名前を言ってはいけないあの人」の復活が原因と言う。その失態により魔法大臣職を失ったことをファッジは首相に告げ、新大臣ルーファス・スクリムジョールを紹介する。同じ頃、ナルシッサ・マルフォイとその姉であるベラトリックス・レストレンジは、「スピナーズ・エンド」という場所でピーター・ペティグリューと一緒に住むセブルス・スネイプを訪れる。ナルシッサはスネイプに、ヴォルデモート卿から危険な使命を受けた息子ドラコ・マルフォイを支援するよう頼み、その確約として魔法による決して破る事のできない誓約「破れぬ誓い」を結ぶ。夏休み、ダーズリー家に帰省していたハリー・ポッターは、彼を迎えに来たアルバス・ダンブルドアから、シリウス・ブラックの遺産を相続したことを知らされる。その後、親友ロン・ウィーズリーの実家「隠れ穴」へ向かう途中、ダンブルドアとともに彼の同僚であるホラス・スラグホーンに面会したハリーは、引退したスラグホーンにホグワーツ魔法魔術学校で再び教鞭を取るよう説得する。説得できたその後、ダンブルドアはこの一年間、自分の個人授業を受けてほしいとハリーに頼む。「隠れ穴」ではビル・ウィーズリーと婚約したフラー・デラクールが夏を過ごしに来ていたが、それを好ましく思わないハーマイオニー・グレンジャーやジニー・ウィーズリーは彼女を陰で「ヌラー」と呼び侮辱していた。しかし、ロンはフラーが気になるのか、二人をたしなめていて、ハリー達は「隠れ穴」の中の境界線で楽しい日々を送っていた。だが、外の世界では続々と恐ろしい事件が起こり始めていた。新学期の準備のため、ハリー、ハーマイオニー、ウィーズリー一家はダイアゴン横丁に向かうが、ロンの兄であるフレッドとジョージ・ウィーズリーの悪戯専門店、「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」以外はどこにも活気がなかった。「マダム・マルキン」の洋装店でハリー、ロン、ハーマイオニーは、ドラコと鉢合わせるが、マルフォイの挙動を怪しみ、後を追う。追跡に気づかず、「夜の闇横丁」の「ボージン・アンド・バークス」に入ったマルフォイは、オーナーのボージンを脅し何かの修理方法を聞き出すが、結局修理方法は不明のまま。ハリーは、マルフォイが「マダム・マルキン」の店で左腕に触れられるのを嫌がったことを思い出し、「左肘に「闇の印」が刻印されているのでは?」と考え、彼が父親と同様に死喰い人ではないかと推測するが、ロンとハーマイオニーは、決定的な証拠もないのにマルフォイを疑おうとするハリーの言葉に聞く耳をもたない。躍起になったハリーはホグワーツ特急でマルフォイの正体を探ろうとするが、気づかれて怒ったマルフォイに、石化された上、上から透明マントをかけられ、身動きを取れなくされてしまう。そこをニンファドーラ・トンクスが見つけ、元に戻してもらった事で無事ホグワーツに入ることが出来た。しかし実際にホグワーツで「闇の魔術に対する防衛術」を担当していたのはスネイプであり、スラグホーンは「魔法薬学」を教えることになっていた。ハリーが借りた魔法薬学の教科書には「『半純血のプリンス』の蔵書」と書かれており、魔法薬の事だけでなく彼が発明した闇の呪文が多く示されていた。蔵書の内容を参考にして行った事で、トップの成績を叩き出したハリーは、それから夢中になって蔵書の内容を研究し始める。一方、ハリーはアルバス・ダンブルドアの元でヴォルデモートとの対決に備えるための「個人授業」を受ける。ヴォルデモート=トム・リドルの出生と生い立ち、何故彼が闇の魔術に手を染めるようになったかを探っていく。やがてハリーは、過去にヴォルデモートが作り出し、その不死の力を支えている「分霊箱」の存在と、全部で7つあるそれを破壊しなければならないことを知る。6年次も終わりに近づいていたころ、ハリーはダンブルドアに伴われて新たに発見した分霊箱の捜索に向かった。二人は辛うじて分霊箱を見つけ出すも、闇の罠と戦ったダンブルドアは著しく衰弱してしまう。ホグワーツ帰還を急ぐ二人が目にしたのは、天文台の塔に浮かぶ死喰い人の紋章だった。ドラコの手引きで侵入した死喰い人と騎士団が戦っている。天文台塔に降り立ったハリーとダンブルドアは包囲され、既に戦う力を失っていたダンブルドアはハリーをかばい、セブルス・スネイプに殺害される(これはダンブルドアとスネイプとの間での作戦であり、事前に合意の上で行われた)。ハリーは蔵書で覚えた闇の呪文でスネイプを攻撃するが、呪文は通じない所か、あっけなく倒されてしまう。何故ならば、蔵書を作成した「半純血のプリンス」の正体こそ、スネイプであったからである。スネイプはハリーを昏倒させ、ドラコ達と共に逃亡した。満身創痍のハリーはダンブルドアの遺体のそばに戻り、分霊箱の「銀のロケット」の蓋を開ける。だが、ロケットから出てきた「R・A・B」なる人物の書置きは、本物の分霊箱を壊すために偽物とすり替えたことを綴っていた。ダンブルドアは偽の分霊箱に命をすり減らしたのだった。ダンブルドアの校葬が執り行われる中、ハリーは一つの決意を固めていた。来年は学校に戻らず、ただ一人で残りの分霊箱を探し出して破壊することを。親密となっていたジニー・ウィーズリーに別れを告げ、歩き出そうとするハリー。だがロンとハーマイオニーはハリーを捕まえ、旅に同行する覚悟を伝えるのだった。長く苦しい旅が、始まろうとしていた。発売日には日本でも書店で第6巻を買い求めに並ぶ人々の姿が報道され、児童書シリーズとしての根強い人気がうかがいしれた。アメリカではレイティングが『アズカバンの囚人』以来のPG指定(前作『不死鳥の騎士団』まではPG-13)となった。該当表現は「恐怖表現、いくつかの暴力シーン、言葉、軽度の性的表現」の4つ。監督がデヴィッド・イェーツに決定する以前、多数の監督が本作に興味を抱いていた。3作目『アズカバンの囚人』を監督したアルフォンソ・キュアロンは「(戻る)機会を心から待っている」と述べた。4作目『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で監督を務めたマイク・ニューウェルは5作目『不死鳥の騎士団』から退いた為に今回は検討されなかった。また、テリー・ギリアムはローリングが『賢者の石』の監督候補として個人的に挙げていた。ギリアムは今作を監督するかどうか尋ねられたところ、「ワーナー・ブラザーズには今回初めてチャンスがあったが、台無しになった」と回答した。のインタビューでイェーツは、「私がまだ『不死鳥の騎士団』の作業をしている最中に『謎のプリンス』を依頼された。だから『不死鳥の騎士団』のポストプロダクション中に『謎のプリンス』のプリプロダクションを開始しなければならなかった」と答えた。イェーツは『謎のプリンス』は「『アズカバンの囚人』の悪寒」と「『炎のゴブレット』の素晴らしい冒険」の中間にあると説明した。エマ・ワトソンは当初出演続投に消極的であったが、最終的には「プラスがマイナスを上回った」と判断し、再びハーマイオニー役を務めることとなった。ニコラス・フーパーは前作から引き続いて映画音楽を担当し、ジョン・ウィリアムズによるヘドウィグのテーマの手直しが含まれる。この他、衣裳デザイナーのジャイニー・テマイム、視覚効果スーパーバイザーのティム・バーク、メイクアップのニック・ダドマン、特殊効果スーパーバイザーにジョン・リチャードソンが参加した。イェーツとヘイマンは、『ハリー・ポッターと死の秘宝』の出来事のいくつかが、『謎のプリンス』の脚本に影響を与えたと述べている。撮影が始まる前、これまでシリーズ全作のロケ地となったイギリスから移動するかもしれないという話があった。洞穴シーンで使うために、スタッフはスコットランドのラス岬周辺を偵察した。また、以前の作品と風景の連続性を維持するためにとでの撮影が復活した。主要撮影は2007年9月24日に開始され、2008年5月17日に完了した。2007年10月6日、スタッフは霧と露に塗れたスコットランドのフォート・ウィリアムでホグワーツ特急のシーンを撮影した。夜景のシーンは2007年10月25日から3夜かけてレイコックで撮られた。撮影は毎日午後5時から午前5時まで行われ、通りの住民たちはダークブラインドで窓を暗くするように頼まれた。さらに2007年10月にサービトン駅 、2008年2月に1作目と2作目でも行われたグロスター大聖堂、2008年3月にはロンドンのミレニアム・ブリッジで撮影された。映画音楽は『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』と同じくニコラス・フーパーが作曲した。2009年7月14日に劇場公開と同時にCDが発売されたサウンドトラック盤は『Billboard 200』チャートで、それまでで最高となる29位となった。2010年にグラミー賞の映画・テレビサウンドトラック部門にノミネートされた。ワーナー・ブラザーズは本作の配給費用に1億5500万ドルを投じている。『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の特別版2枚組DVDには本作の2本のスニーク・ピークが収録され、されにアメリカ版では追加クリップも含まれた。15秒のティーザー予告編は『ダークナイト』のIMAX公開の際に上映された。1本目の米国版全長予告編は2008年7月29日にで上映された。国際版は10月26日、さらに米国で別バージョンが11月14日に公開された。さらには別の予告編が2009年1月18日に日本のフジテレビで『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』が放送された際に公開された。映画の場面の一部は2008年12月5日から7日にABCファミリーのハリー・ポッター・マラソンの際に放送された。2009年2月5日、ダンブルドアとハリーがフィーチャーされた3枚のティーザーポスターが公開された。2009年3月5日と4月16日に新たな予告編がワーナーより公開された。3月27日、各主要登場人物(ハリー、ダンブルドア、ロン、ハーマイオニー、ドラコ、スネイプ)のキャラクターポスターが公開された。4月10日、国際版(英語)と日本語の予告編がオンラインで公開された。5月8日、CWチャンネルで恋愛面に焦点を当てた30秒のテレビスポットが放送された。5月20日、『エレンの部屋』の公式ウェブサイトを通じてクリップが初公開された。5月31日、別のクリップがMTVアワードで公開された。イギリス、アメリカ合衆国、フランス、ベルギードイツ、アイルランド、イタリア、スウェーデン、カナダ、オーストラリア、台湾、ニュージーランド、インド、ブラジル、スペイン、メキシコなどで2009年7月15日に公開された。元々は2008年11月21日公開を予定していたが、映画が完成しているにもかかわらず、7ヶ月と8日遅れの2009年7月17日に変更された。ワーナー・ブラザーズ重役のアラン・F・ホルンは変更の理由について、2007年-2008年全米脚本家組合ストライキの影響のために他の映画の予定が遅れ、2009年の夏の超大作を確保するためであると説明した。また同社が夏に公開した『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』と『ダークナイト』が成功したことも変更理由の一つであった。『エンターテインメント・ウィークリー』誌上で他社の幹部は「ワーナーは『ダークナイト』が成功したので今年はもう金が要らないのだろう」と語った。ワーナーの配給部長のダン・フェルマンは、スタジオは発表に先立って3ないし4週間の変更を考慮したが、彼らは最終決定の1週間前にそれを真剣に検討したと述べた。公開3ヶ月前、公開日は2日前倒しした15日水曜に再変更された。『ロサンゼルス・タイムズ』は『ハリー・ポッター』ファンが公開日の大幅な変更に否定的な反応を示していることを報じた。後日、ホルムはファンからの「大きな失望」に対して声明文を発表した。またワーナーの親会社のタイム・ワーナーが発行する『エンターテインメント・ウィークリー』が秋映画特集記事で『謎のプリンス』を大きく取り扱ってしまうという混乱も発生した。同誌側には公開日変更の情報が知らされていなかったのだ。さらに『謎のプリンス』の公開日変更を受け、サミット・エンターテインメントと『トワイライト〜初恋〜』、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズの『ボルト』は公開日が早まった。上映時間は153分であり、『秘密の部屋』(161分)、『炎のゴブレット』(157分)に次いで3番目の長さである。北米3000劇場で深夜上映が行われて2200万ドルを売り上げ、『ニュームーン/トワイライト・サーガ』の2630万ドルに破られるまでは最高記録を保持していた。『謎のプリンス』は、『不死鳥の騎士団』と同じく水曜日に公開された。興行は2009年12月17日に終わった。北米4325劇場で封切られ(3週後には4455劇場まで拡大し、後に『エクリプス/トワイライト・サーガ』の4468劇場に抜かれるまで史上最高だった)、初日に5820万ドルを売り上げた。これは水曜日公開として『トランスフォーマー/リベンジ』、『エクリプス/トワイライト・サーガ』に次いで歴代3位の記録である。また、単日の売上としても歴代6位、『ハリー・ポッター』シリーズとしても『死の秘宝 PART2』の9100万ドルと『死の秘宝 PART1』の6100万ドルに次いで3位の記録である。また北米外では4600万ドル、世界全体で1億400万ドルを売り上げ、 『ダークナイト』の単日記録を上回った。7月20日までに北米で1億5870万ドル、北米外85市場で2億3600万ドル、全世界で3億9470万ドルに達した。公開5日間の世界興行収入は『スパイダーマン3』の3億8100万ドルを上回り、また北米記録としても歴代最高であった。この記録は2年後に『死の秘宝 PART2』(4億8320万ドル)に破られた。イギリスでは1975万ポンド(約3813万ドル)を売上、シリーズ及び2009年最高のオープニング記録となった。北米では最終的に3億195万9197ドルを売り上げ、『死の秘宝 PART2』、『賢者の石』に次いでシリーズ3位の成績となり、また2009年の映画としても『アバター』、『トランスフォーマー/リベンジ』に次いで3位の成績となった。北米外では6億3245万7290ドル、全世界では9億3441万6487ドルを売り上げたが、これは『アバター』に次いで2009年で2位、歴代映画では19位の成績である。本作は映画評論家たちからは概ね高評価を受け、Rotten Tomatoesでは257件のレビューで支持率は84%であった。Metacriticの加重偏差値は36件のレビューを基に78/100、「概ね良好」であった。放送映画批評家協会の評論家からは87点をつけられた。映画のレビューは映画公開の3週前より解禁された。のポール・ダーガラベディアンは本作を『ロード・オブ・ザ・リング』三部作級で、「オスカーの可能性あり」と評した。彼はまたマイケル・ガンボン、アラン・リックマン、ダニエル・ラドクリフの演技を賞賛した。イギリスの『ザ・サン』では「巧み」で「非常にエモーショナル」と書かれ、デヴィッド・イェーツの演出が賞賛され、ジム・ブロードベントの演技は「完璧」と評価された。Chud.comのデヴィン・ファラチは、『ハリー・ポッター』映画の括りだけでなく、今年の映画の中でもベスト級と評した。日本ではワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントよりブルーレイ、DVDが発売。劇場用映画をもとにしたNintendo DS用のソフトが2009年に発売。ハリー・ポッターシリーズのコンシューマゲームは謎のプリンスまでとなっている。ほかの巻と同じようにトレーディングカード(カードゲームではない)のデッキボックスとパックが発売されていて、こちらは「死の秘宝」パックまでの発売がなされた。本作日本語版はその邦訳にあたり、タイトルは原題にある「Half-Blood Prince」を直訳し『ハリー・ポッターと混血のプリンス』に一度決定していた。しかしその後、2005年12月20日に『ハリー・ポッターと謎のプリンス』に「再決定」がなされ、2006年5月17日の日本国内発売を迎える運びとなった。このため国内出版元である静山社は、予約開始時には再決定前のタイトル『〜混血のプリンス』で受け付けをおこなっている。一方、ストーリー中にも「Half-Blood Prince」という単語は登場する。これをタイトルと同じく「謎のプリンス」と訳してしまうと意味が通じなくなるため、こちらは「半純血」という言葉で置き換えられている。

出典:wikipedia

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