LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

ベーシックマスター

ベーシックマスター()は、日立製作所製のパソコン(当時はマイコンと呼ばれていた)である。本稿では後に発売されたS1シリーズについても、併せて説明する。1978年9月に発売された、国内初の8ビットパソコンであり、「パーソナルコンピューター」という言葉を日本で最初に大々的に使ったのは日立である。この機種以前には大手の電機メーカーから発売されたものは、TK-80のような基板剥き出しのワンボードマイコンであったり、キーボードが付属(一体型)であっても、大変高価であったりと、まるで“パーソナル”とは言えないものであったが、ベーシックマスターは一般家庭用TVをモニタとして使用できることを前提にされていたり、価格を抑えているなど、個人や家庭、つまりはパーソナルを意識した商品であった。製作したのは日立製作所の横浜工場のテレビ部隊であり、当時はまだマイクロコンピューターが市場において商品として成立するかどうか懐疑的とされており、日立製作所のコンピューター部門とは離れた、日立製作所におけるコンピューター製品という位置づけよりも、家庭用のニッチ家電という位置付けであった。以降、同部隊から後継機が発売されると、愛好家の間では単に「レベル○」、または「ベーマス○」などと呼ばれた。以後、本稿ではレベル1、レベル2などと表記する。BASICのコマンドには、以下のような機能があった。モニタモードに入るには、MONと入力し、終了するにはEをタイプする。その他、レジスタの内容を直接書き換える機能があった。(1979年2月発売/標準価格228,000円)レベル1に対して、浮動小数点演算などBASICの機能を強化したモデル。内蔵BASICはレベル2BASICと呼ばれる。(1980年発売/標準価格148,000円)シャープのMZ-80や日本電気 (NEC) のPC-8001と共にパソコン御三家と呼ばれたが、実際には1980年前後にはPC-8001とMZ-80が日本のマイコン界の主流となり、ベーシックマスターは一歩置いて行かれた存在となった。これは『I/O』など当時のマイコン雑誌に掲載されていた記事や投稿ゲームの数を見ることで、確認することができる。(1981年発売/標準価格89,800円)ちなみに、同年末にはNECPC-6001、コモドールVIC-1001、松下JR-100など同価格帯のパソコンが多く発売になっている。これらのホビーパソコンは最初からアミューズメントを目的に設計されたものであり、旧型機の強化で対応するには限界があった。MPUとしてMC6809 (6809) を搭載したパソコンである。6809搭載のパソコンとしてはFM-8がよく知られているが、大手電機メーカーから発売されたものとしては日本で最初に6809を搭載したパソコンである。OS-9 Level1が動作可能。同じベーシックマスターを名乗るが、デザイン・機能ともレベル1・2・Jr.とは互換性が全くない。マイクロソフトBASICやグラフィック解像度などはFM-8、MZ-80B、MZ-2000、PC-8800シリーズなど、後に発売されるものに影響を与える。システムコールの詳細やハードウェアの回路などは、月刊I/Oの別冊『ベーシックマスター活用研究』という書籍に掲載されていた。この書籍ではベーシックマスターシリーズのプログラムコンテストで優秀賞を獲得した作品がソースコードつきで掲載されていた。ゲームでは、VZ Editorの開発者による『デストロイ・エイリアン』が有名である。2015年9月1日に国立科学博物館の定めた重要科学技術史資料(通称:未来技術遺産)の第00206号として、登録された。8ビットベーシックマスターシリーズの最後の機種として、MSXパソコンMB-H1が発売された1983年の翌年、1984年に発売された。レベル3から大幅な機能強化を図っており、独自のメモリーコントローラーを搭載することにより最大1Mバイトのメモリ空間を実現した。またグラフィックに関しても、当時の8ビットパソコンの中でも最高速の部類にはいるものであり、性能的に最強の8ビット機として挙げられることもあった。しかし、時代は既に16ビットパソコンへと移行しつつあり、かつ漢字表示能力においてライバルとなるべきPC-8800シリーズより劣っており、先鋭的ではあったものの、市場を覆すまでには至らなかった。CPUにはHD68B09Eを搭載し、CRTコントローラーにはそのファミリーであるCRTCを用いた他、12個の専用ゲートアレイ(カスタムLSI)を開発し、6809の処理能力を極限まで引き出したパーソナルコンピューターであった。速さと先進性を誇示するかのごとく、ワイヤーフレームで描かれた疾走する馬がイメージシンボルに使われていた。ゲートアレイとその機能OS-9 Level2が動作可能。日立が発売した横浜テレビ事業部からのホビーパソコンとしては最後のシリーズとなっている。S1-BASICは従来のL3-BASICに比べて大幅にアルゴリズムの見直しがされたBASICで、マイクロソフト社の純正BASICを日立により改良したものとなっている。16ビットベーシックマスターとして発売された。CPUには8088を搭載し、グラフィックアクセラレータを使用しない構成であったが、高速のグラフィックスを実現し、ビジネス用途向けに発売された。独特の筐体を持ち、その当時にしては珍しくIBM-PC互換機でもあった。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。