『ペーパーマリオRPG』(ペーパーマリオアールピージー、"Paper Mario: The Thousand-Year Door")は、インテリジェントシステムズ開発、任天堂発売のアクションRPG。ペーパーマリオシリーズの2作目。タイトルでは繋がっていないものの、NINTENDO64で発売された『マリオストーリー』の実質的な続編。そのため、ストーリーに絡みこそしないものの『マリオストーリー』に登場した地名やキャラクターの名が随所に登場する(一部キャラクターは本作にも登場)。仮題段階では実際に『マリオストーリー2』とされていた。前作の『マリオストーリー』でもキャラクターや仕掛けが紙のようにペラペラだったが、今作ではマリオが紙飛行機になってゆっくりと飛んだり、ページがめくれるような演出で橋ができたりと、紙らしさがさらに向上した。また、マリオの体の形(デザイン)も前作から少し変更されている。今作では各ステージの終わりにミニゲームとして「スーパークッパブラザーズ」がプレイできることもある(全3ステージ)。内容はクッパを操作する『スーパーマリオブラザーズ』風の横スクロールアクションゲームで、プレイするクッパ自体の「残り人数」は無限なため、何回ミスしても再トライできる。また、やられるたびにクッパの台詞も変わり、画面上のステージの右側の数字表記がどんどんあがる(ただし、一度クリアするとそれ以降はプレイできない)。さらに、「ピーチ姫ストーリー」というものも存在し、これも各ステージをクリアした後に進めることが可能。「テック」という心を持ったコンピューターと触れ合うかたわら、プレイヤー自身がピーチ姫を動かし少しずつ黒幕の目的を解明していく物語である。続編として、『スーパーペーパーマリオ』が2007年4月19日に発売された(ただし、ジャンルはRPGではなくアクションアドベンチャー)。前作と見た目の雰囲気こそあまり変わらないものの、物語の背景やシナリオなどにハードな描写が増え(メインとなる街が荒れ放題なうえシンボルが「絞首台」である、「マフィア」「裏の世界」「例のブツ」などの反社会的な言葉が出てくる、さらに「親の金を盗った」「カードでイカサマした」などの犯罪行為の登場、心理的な恐怖を描いたシナリオが存在するなど)、音楽の雰囲気もかなり堅いものが増えた。この傾向は続編『スーパーペーパーマリオ』でより一層顕著になる。ピーチ姫は今キノコ王国を巡る旅をしており、ゴロツキタウンという街に立ち寄っていた。ある時、街の中を散策していたピーチ姫は物売りのおばあさんから綺麗な箱をもらう。そしてその箱を開けるピーチ姫。箱の中には何が入っているのだろうか。それからしばらく経ったある日、マリオの元に手紙が届く。差出人はピーチ姫であった。それにはこのようなことが書かれていた。「私は今、キノコ王国を巡る旅に出ているのですが、宝の地図を手に入れました。ゴロツキタウンという街で物売りのおばあさんからもらった箱に入っていたのです。私一人じゃ宝探しは大変なので手伝ってください。地図は手紙に入れておいたのでそれを持って、必ず来てください。ゴロツキタウンの港で待っています。」その手紙を読んでゴロツキタウンの港に来たマリオだったが、ピーチ姫の姿が見当たらない。港で姫を探しているとフランクリ先生を探しているクリボーの女の子、クリスチーヌに出会い、彼女に地図のことを話すと、彼女の恩師である考古学の権威、フランクリ先生から話を聞くことができた。フランクリによると、伝説の宝を手にするためには7つのスターストーンという宝石を集め、1000年の扉を開かなければならないという。この地図は七つのスターストーンのありかを指し示す魔法の地図だったのである。宝を追っていけばピーチ姫とめぐり会えるだろうと思い、マリオは新たな冒険に出るのであった。今作では物語の開始時にピーチ姫から送られた宝の地図を手がかりに、7つのスターストーンを集めて宝の正体をつきとめることを目的に冒険する。前作と同様にステージが明確に分かれており、スターストーンが存在する場所にゴロツキタウンから向かいかけたところでステージのオープニングが始まる。そして目的を達成しスターストーンを手に入れるとステージクリアになる。その後は行方不明になったピーチ姫がマリオを助けるために情報を集めるストーリーが始まる。それが終了すると、今作ではクッパが宝探しに各地で騒動を起こすストーリーが始まり、再びマリオ側に戻る。これをステージ8まで繰り返す。フィールドで敵に触れるとバトル(戦闘)開始となる。このとき、ジャンプやハンマーなどで攻撃すると先制攻撃ができる(逆に敵から攻撃されると先制攻撃を受けてしまう)。バトルではマリオから行動し、つづいて敵たちの番とターンが続き、この繰り返しでバトルが進行する。マリオが使うワザには攻撃力が設定されており、その数字と同じ分だけ敵にダメージを与えられる。ただし、敵に防御力がある場合は攻撃力から防御力を引いた数字がダメージとなる。防御力が攻撃力よりも上回っている場合はダメージを与えられない(相手の防御力を無視してダメージを与えられるワザも存在する)。敵を倒すスターポイントが手に入り、100溜まるとレベルアップする。また、ジャンプはコウラのある敵をひっくり返せるが、トゲのある敵、燃えている敵を踏みつけるとダメージを受ける。ハンマーは直接触れられない敵を安全に攻撃できるが、後ろの敵を攻撃できない。といった敵によって有効な攻撃などが決められている。本作ではマリオと敵のバトルは舞台の上で行われ、手前には観客席が観戦している。舞台上では背景セットが倒れてダメージを受ける、照明が落ちて当たりダメージや状態異常になる、煙で攻撃が当たりにくくなるといった演出が起こり、バトルに影響を与える。この舞台はマリオのレベルが上がると観客動員数の多い舞台で戦うことができる。また、観客にはマリオたちに岩などを投げてダメージを与えたり、アイテムやコインを投げてくれたりといった様々なことをする客がいる。ワザやアイテムにより、キャラクターが状態異常を起こす場合がある。中には、有利なものもある。状態異常を起こすとそのキャラクターの上に状態異常を示すフキダシとその効果が持続するターン数が表示される。マリオたちの攻撃でアクションコマンドが成功すると、画面右上にいろいろな絵柄が出てくる。同じ絵柄が2つ揃っているときにアクションコマンドを成功させると、画面中央に絵柄が大きく表示され、スロットが始まる。同じ絵柄が3つ揃うとBINGOになり、絵柄によってさまざまな効果が現れる。絵柄が3つ揃ったときの効果は以下の通り。冒険を進めてスターストーンを手に入れることでマリオはスペシャル技を使えるようになり、これを使うためにスターパワーが必要になる。スターパワーはバトル中にアクションコマンドやアクロバット技を決めたり、アピールをしたりして観客を喜ばせるとたまっていく。本作のストーリー全体における敵組織。世界征服を最終目的としており、その実現のために「スターストーン」を集めている。海外版の名称は「クロスノート(X-Naut)」。前作と同様、9つのステージに分かれている。そして、そのそれぞれに独立したストーリーがある。ステージ名の下にストーリーを示す。
出典:wikipedia
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