ソリオ("SOLIO")は、スズキが製造、販売するコンパクトトールワゴン。本項ではソリオの前身ブランドにあたるワゴンRワイド(Wagon R WIDE)、ワゴンR+(プラス、Wagon R +)、ワゴンRソリオ(Wagon R SOLIO)についても記述する。初代、2代目はスズキが発売する軽自動車「ワゴンR」のパーツを共用し、軽自動車の全幅・全長をひと回り拡大した新設計プラットフォームを用いて開発された、登録車(普通自動車登録)のコンパクトカーであった。コンパクトトールワゴンの先駆けでもあり、後に日産・キューブ(1998年2月発売)やトヨタ・bB(2000年3月発売)などが登場して市場が形成されるきっかけにもなった。2代目においては日本国内では派生車種としてシボレー・MWが設定しており、名称を「ワゴンRプラス」として販売。また、オペルでもオペル・アギーラ(初代)の名称で製造販売されていた。日本国外では一貫して「ワゴンR+(プラス)」の名称が使用され続けているのに対し、日本国内では2005年8月の一部改良で現在の名称になるまでに2回も変更された(ワゴンR→ワゴンRソリオ→ソリオ)。3代目(ソリオとしては2代目)は登場時点では国内専売車種だったが、のちにソリオのみ香港とマカオへの輸出も開始されている。使い勝手とコスト削減を考慮してスライドドアを含めたサイドドア4枚をパレットから流用(前ドアサッシは異なる)するものの、内外装の殆どが新規開発となり、メカニズムを3代目スイフトと共用したことで、商品性を向上。その後、歴代ソリオで初の派生モデル「ソリオ バンディット("SOLIO BANDIT")」が設定された。4代目(ソリオとしては3代目、ソリオバンディットとしては2代目)ではガソリン車に加え、歴代初となるマイルドハイブリッド車を新設(ソリオバンディットはマイルドハイブリッド専用車化)した。ソリオについては、引き続き香港とマカオへの輸出もされている(両市場ともマイルドハイブリッドのみ)。販売当初は初代・2台目は後から登場した他のコンパクトトールワゴンから販売台数で大きく水をあけられていたが、3代目にモデルチェンジしてから販売台数が大幅に伸び、2012年以降も年3万台越えのペースで販売実績を挙げている(販売開始から2011年12月末までの販売台数は36,902台、2012年の販売台数は38,877台、2013年の販売台数は30,296台、2014年の販売台数は32,857台、2015年の販売台数は38,488台、2016年上半期の販売台数は24,573台)。三菱自動車工業へは「」としてOEM供給も行われている。2011年2月 - 「G」を追加発売。「X」から、フロントシートSRSサイドエアバッグ、外気温計、メッキインサイドドアハンドル、ワンタッチダブルフォールディングリアシート、左右独立リアシートスライド、スポイラー(フロント・サイド・リア・ルーフエンド)、フロントスタビライザーを省き、スピーカーを6スピーカーからフロント2スピーカーに、ホイールをアルミホイールからフルホイールキャップにグレードダウンしたベーシックな廉価グレードで、2WD車のみの設定。また、室内長は他のグレードよりも30mm長い2,130mmとなる。
出典:wikipedia
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