『ウルフファング 空牙2001』(ウルフファング くうが2001)は、データイーストが1991年に製作・販売したアーケードゲーム。ジャンルは、サイドビュー方式のアクション・シューティングゲーム。日本国外向けのタイトルは『" 』。AD1999年の、後に「第一次ラグナロック戦役」と呼ばれる、正体不明の組織「ラグナロック」と戦術戦闘部隊「空牙」との熾烈を極めた争いから2年。AD2001年、壊滅したはずの「ラグナロック」がオセアニア大陸で再び動き始める。活動を阻止するべく前線へ向かうのは、「第一次ラグナロック戦役」で得た技術を元に新たに造られた、あらゆる任務・環境に対応可能な戦闘兵器「装甲機兵」。「ヴァルキュリア隊」「シルフ隊」による爆撃目標を明確化させるため、完成されたばかりの「装甲機兵」が実戦テストも兼ねて投入される。人類の運命は「鋼の牙を持つ狼」達に委ねられることとなる。ボディ、アーム、レッグはそれぞれTYPE-A、TYPE-B、TYPE-C、TYPE-Dに分かれる。A-TYPEは標準型、B-TYPEは防御型、C-TYPEは対空戦闘型、D-TYPEは重攻撃型。装甲機兵の背中に装備されている。各サブウエポンは、最大チャージが完了すると“マキシマムホーミングミサイルパワー”のように音声メッセージが入る。エレクトリッガーとフレイムランチャーはそれぞれ、「スタンガン」「ファイアーストーム」と表記とは違う武器名で呼ばれる。装甲機兵の左腕に装備されている。ショットボタンを連射することで、再出時間が短縮される。移動能力に関わる他、機体の全高に大きく影響する。装甲機兵の右腕に装備されている。アイテム(後述)の1つである「パワー」により、最大3段階までパワーアップする。特定の位置、及び一定の点数を取得した際に現れるアイテムキャリア(青色の無人機)を破壊すると出現する。1989年に同社から発売され人気を博したアーケードゲーム『空牙』の続編である。しかし、ストーリー上の続編というだけで、ゲームシステム上の繋がりは全くない。ゲームとしては、『チェルノブ』(1988年同社)をベースにした作りになっている。また、プレイヤーの手による自機(人型ロボット)のカスタマイズや、ライバル機や巨大ロボ・戦艦との一騎討ちといった、数々のロボットアニメ的な演出が用いられている。続編に『スカルファング 〜空牙外伝〜』(1996年)がある。ただし、タイトルにもあるように空牙を基にした作品であり、ストーリー・世界観以外での関連性はない。開発当初のゲームタイトルは『狼牙』だったがこのタイトル名が商標登録されていたので『ウルフファング』に変更したとゲーメストに掲載された開発者インタビューで語られている。PlayStation版は、2003年8月28日にハムスターより廉価版が再発売されている。また、2010年4月14日よりゲームアーカイブス用ソフトとしてPlayStation StoreにてPlayStation 3、PlayStation Portable用にダウンロード販売が開始された。セガサターン版は、PS版の移植と呼べる物であり、PS版を元に移植されているため、AC版とは若干プレイ感覚が異なる。PS版と違いボス戦前のロードが無くなっている。またタイトル画面のコピーライト、データイースト側の年表記に間違いがある(誤:1994 正:1991)移植版の特典として、新しい操作方法を盛り込んだプラスモードや、オープニングムービー・音声・隠しカラー(茶・黒・白・紫の4色)の追加など、オリジナル版にはなかった新要素が盛り込まれている。プラスモードでは、2W・6Wの二段ジャンプ、2Hの空中ダッシュ、4Wのホバリングが可能となっている。サターン版のみ、オリジナルステージが追加されている。移植版では、演出等にAC版と異なる部分が存在する。2009年にタカラトミーアーツから、SRシューティングゲームヒストリカ3(4月発売)、TFCシューティングゲームヒストリカ3 SP(7月発売)、SRビデオゲームロボティクス(10月発売)として本作のフィギュアが発売された。ラインナップは、「彗星」1Pカラー(ヒストリカ3・3SP)、「王牙」2Pカラー(ロボティクス)、「雪風」(ヒストリカ3SPシークレット)。膝、股関節、腰周り、肩関節のジョイントが可動で、ポージングが楽しめる。また、ヒストリカ3SPには4脚パーツが単独で追加されており、これらパーツの組み合わせで、装甲機兵の一部を再現することができる。
出典:wikipedia
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