仙台埠頭駅（せんだいふとうえき）は、宮城県仙台市宮城野区港4丁目にある仙台臨海鉄道仙台埠頭線の貨物駅である。車扱貨物の取扱駅である。取扱品は東日本旅客鉄道（JR東日本）向けのレールである。仙台港で陸揚げされたレールは、当駅でラフテレーンクレーンを使用し長物車に積み込まれる。駅の周辺には倉庫街が広がっており、かつては有蓋車による貨物輸送が行われていた。また1983年の専用線一覧表によれば、当駅には宮城県共同倉庫の専用線が接続していた。なお、周辺にはセメント出荷基地が多くあるが、これらからの輸送は行われていない。『仙台市統計書』によれば、2006年度の発送貨物は合計12,144トン、到着貨物が合計5,186トンである。当駅から路線はU字を描いて仙台港駅へ向かうため、仙台港駅まで路線は1.6kmあるが直線距離で0.7kmほどである。周囲には倉庫が多い。

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