デンマーク王太子妃メアリー（, 1972年2月5日 - ）は、デンマーク王太子フレデリクの妃。モンペザ伯爵夫人（）。旧名：メアリー・エリザベス・ドナルドソン（）。オーストラリアのタスマニア州ホバートでスコットランド出身の両親のもとに生まれる。スコットランド系オーストラリア人。父は数学者のジョン・ダルグレイッシュ・ドナルドソン（タスマニア大学教授、オーフス大学客員教授）、姉が2人、兄が1人いる。タスマニア大学で法律と商学を学んだ後、シドニーの広告会社や不動産会社に勤務。フレデリクとはシドニーオリンピックのときに、シドニーのナイトバー“スリップ・イン”で出会った。彼との交際が本格化すると、デンマークへ移り、マイクロソフト社に就職した。2004年5月14日に結婚。2005年10月15日午前1時57分、コペンハーゲン大学病院にて、クリスチャン王子を出産した。2007年4月21日にイサベラ王女を出産した。2010年8月6日、王太子妃メアリーが双子を妊娠中であることが発表された。出産予定は2011年1月となる。2011年1月8日、夫であるフレデリク王太子が記者団に対し、メアリー王太子妃が1男1女の双子（兄妹）を出産したと語った。なお、王位継承順位は2009年にすでに長子相続制に改正されたため、第2王子である男児は姉のイサベラ王女より下位となる。

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