エクステラ (XTERRA) は、日産自動車が北米を中心に販売しているSUVである。2008年のローグの発売までは北米における日産のエントリーSUVであった。1999年6月、WD22型エクステラ登場。D22型フロンティア(ダットサントラック)をベースとし、北米においてはパスファインダーの下のクラスに位置する。ビルドインフレーム(フレーム一体型モノコック)構造のR50型パスファインダーに対し、オフロードでの耐久性をより高めるためにラダーフレーム構造を持つD22型系をベースとした。スタジアムシートと後席から一段高くなるキックアップルーフが特徴で、居住空間が確保されている。生産拠点はブラジル クリチバ工場。生産拠点は北米日産会社のテネシー州スマーナ工場。搭載するエンジンはV型6気筒 SOHC VG33E型、ルーツ式スーパーチャージャー装備のVG33ER型、および直列4気筒 DOHC KA24DE型の3機種で、4速オートマチックトランスミッションおよび5速マニュアルトランスミッションと組み合わせられた。2000年1月、北米トラック・オブ・ザ・イヤー受賞。2001年4月、水素貯蔵式燃料電池車「エクステラFCV」の公道走行実験をカリフォルニア州を拠点として開始。2001年9月、マイナーチェンジ。フロントのデザインが変更された。また、内装については、ダッシュボードとセンターコンソールが変更された。2002年、一部改良。日産のCIが現行のものに変更され、ターボチャージャー付きのVG33ER型エンジンを追加。2002年6月、第7回北京国際モーターショーにて、同様にD22型系ダットサントラックをベースとする「パラディン(D22W型系)」を発表。KA24DE型およびVG33E型を搭載し、鄭州軽型汽車製造、CITIC、および日産の合弁会社である鄭州日産汽車有限公司にて2003年に生産開始。2004年4月、ニューヨーク国際オートショーに新型「エクステラ」を出展。WD22型のアイデンティティであったキックアップルーフを踏襲し、サイズは大型化された。フルサイズSUV「アルマーダ」およびフルサイズピックアップ「タイタン」と共通のF-Alphaプラットフォームをベースとし、パスファインダーおよびフロンティアとは開発コードも同じX61Bで、同じ車として開発された。生産拠点はテネシー州スマーナ工場。エンジンはV型6気筒 4L VQ40DEエンジンを搭載し、5速オートマチックトランスミッションおよび6速マニュアルトランスミッションが組み合わせられる。2009年モデルからはフェイスリストが施され、フロントグリルが変更されたほか、一部グレードに本革シート、ルーフマウントライトが装備された。中華人民共和国では初代エクステラ同様、D22型系ダットサントラックをベースにした「パラディン」を生産している。
出典:wikipedia
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