樽井駅(たるいえき)は、大阪府泉南市樽井にある、南海電気鉄道南海本線の駅。駅番号はNK36。単式・島式の複合型2面3線のホームを持つ地平駅である。上りホーム(2・3番線)が島式となっており、難波方面の列車は待避可能な構造となっている。また、難波駅側に下り線から上り線への渡り線が設けられており、当駅で折り返す普通列車が使用している。3番線の和歌山市駅側に電化された引込線が設けられているが、現在は引込線としては使用されておらず、当駅折り返し列車に対する安全側線代わりに利用されている。隣の尾崎駅が特急通過駅だった当時は、この駅で特急を待避する普通車も存在した。駅舎は和歌山市方面ホームの和歌山市駅寄りにあり、2つのホームは跨線橋で結ばれている。2001年3月24日 - 2003年2月21日は、羽倉崎駅折返しの普通車を当駅まで延長する形で、当駅で終日普通列車が折返していた。しかし、翌2月22日から羽倉崎駅折返しに戻しており、事実上、当駅(及び吉見ノ里駅、岡田浦駅)から利用できる列車本数は減った。一方で、みさき公園駅発着の普通車を格上げする形で、区間急行が昼間時で毎時2本運転されるようになり、当駅に停車する列車は毎時4本となった。2014年10月18日からは、昼間時の区間急行が空港急行に置き換えられ普通車が倍増され、昼間時に当駅に停車する列車は全て普通車(毎時4本)となった。なお、このうちの半数は隣の尾崎駅で特急サザンと緩急接続を行う。また、今回のダイヤ改正に伴い、平日ダイヤの19時13分発のみだが、当駅始発の区間急行なんば行きが初めて設定された。結果、この駅までの列車はラッシュ時を中心にある一方で、折返し列車は平日5本のみとなっている(樽井駅止まりの列車は折返し列車より多く平日7本となっている)。関西空港開港前にはこの駅始発の赤準急(現在の空港急行・区間急行にあたる)も存在していた。2014年(平成26年)度の1日平均乗降人員は7,545人で、南海の駅(100駅)では39位であり、南海本線の駅(今宮戎駅・萩ノ茶屋駅は除外)としては41駅中20位である。各年度の1日平均乗降人員数は下表のとおり。駅を出て東に向かうとバスターミナルがある。駅のすぐ北には泉南自動車教習所や工場等がある。さらに北方の海岸沿いにはりんくう南浜海水浴場(タルイサザンビーチ)がある。鉄道唱歌第5集(関西・参宮・南海篇)(1900年(明治33年)作詞)56番の歌詞にて、当駅が登場する。
出典:wikipedia
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