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ファインモーション

ファインモーションは日本の元競走馬。現在は功労馬として余生を過ごしている。アイルランドで生まれ日本で調教された外国産馬である。2002年JRA賞最優秀3歳牝馬。半兄にヨーロッパ・アメリカ・日本でGI競走5勝の活躍をした1997年度のヨーロッパカルティエ賞最優秀古馬のピルサドスキーがいる。ファインモーションは元来、兄ピルサドスキーが物語るように抜群の血統をもっていたため、当初はヨーロッパでも最有力の馬主であるクールモアグループが購入することになっていたといわれる。しかし日本の伏木田牧場が繁殖牝馬として購入し、日本に輸入された。そのため競走馬として走らせる予定はなかったが、調教師の伊藤雄二の慧眼によって競走馬としてデビューすることになった。2001年12月1日のデビュー戦では鞍上武豊のもと、スタートから先頭に立ち、持ったままで後続に4馬身の差をつけて勝利。逃げたにも関わらず上がりの3Fのタイムはトップだった。例年関西の有力馬が出走する阪神芝2000mの新馬戦で牡馬相手に楽勝したことからデビュー前からの期待に違わぬ大物であることを印象付けた。その後は、馬が未だ出来上がっていないという調教師の判断と、骨折というアクシデントもあり、成長を促すため長期放牧へと出された。3歳春のフランスオークスへの出走の話も白紙になる。春の桜花賞・優駿牝馬は当時の規定により出走不可能だった。3歳夏に函館の500万下条件戦復帰したファインモーションは牡馬、古馬相手に5馬身差で圧勝した。さらに札幌で行われた長距離戦阿寒湖特別において再び牡馬、古馬相手に5馬身差で圧勝。いずれも先行して突き放す強烈なパフォーマンスだった。続くローズステークスでも鞍上の松永騎手が手綱を殆ど動かすことなく3馬身差の楽勝で重賞初制覇を飾る。無敗で駒を進めた第7回秋華賞、単勝1.1倍の圧倒的支持を受けたファインモーションは、鞍上武豊騎手のもと、好位から抜け出すと一気に後続を引き離し、2着に秋華賞最大着差となる3馬身1/2差をつけ、1.58.1のレースレコードタイでGI初制覇。次のエリザベス女王杯では2、3番手追走から上がり3Fを33.2秒でまとめ、2馬身1/2差をつけて勝利した(なお、1996年の同競走の古牝馬開放後、3歳馬の初勝利。ちなみにこのエリザベス女王杯では多くの秋華賞勝ち3歳馬が1番人気となり、敗北している。該当馬で勝利したのは2010年現在、ファインモーションとダイワスカーレットのみ)。エリザベス女王杯のレース後、あまりの強さに武豊は検量室前で「怪物や」と一言漏らし、インタビューでは「乗り手がこんなに乗ってて気持ちいいと思う馬はいない」と絶賛。牡馬も含めて、無敗で古馬GIを制したのは2013年開催終了の時点ではファインモーションのみである。エリザベス女王杯に勝利したファインモーションは、その年の大一番、第47回有馬記念に出走することになった。ファン投票で2位(1位は引退レースのナリタトップロード)、単勝2.6倍の1番人気に支持されるが、逃げの形になったレースではタップダンスシチーの一周目まくりでペースを完全に崩されてシンボリクリスエスの5着に敗れ、初めての敗戦を喫した。それでも、その年のJRA賞最優秀3歳牝馬を受賞した。2003年はクイーンステークス (GIII) からの始動。単勝1.4倍の1番人気に支持される。それまでの先行策をとらず中団から差す形となり、逃げたオースミハルカに猛然と追いすがるもクビ差2着に敗れる。小周りの札幌競馬場、しかも開幕週ということで前残りの馬場だったこと、そして、その当時はまだ伏兵扱いだったオースミハルカ(最終的に重賞4勝、GI競走2着2回)と6キロの斤量差など、不利な点の多いレースではあったが、前年までに比べると物足りない結果となった。続く毎日王冠 (GII) でも単勝1.3倍の1番人気に支持されたが道中折り合いを欠いて暴走してしまい7着と大敗、外国産馬の出走枠に漏れたために天皇賞(秋)への出走を断念する。そして次走に選んだのはマイルチャンピオンシップ (GI) で、有利にレースを進められたものの、ゴール前デュランダルの強襲に遭い2着。年末の阪神牝馬ステークス (GII) ではクビ差ながら、単勝1.4倍の1番人気に応えて1年ぶりに勝利を得る。2004年は安田記念 (GI) を生涯最低着順の13着に敗れる。このレースでは鞍上の武騎手が道中ずっと立ち上がるような姿になるほど折り合いを欠いており、殆どレースにならなかった。この後、2000mの路線に変更し、函館記念 (GIII) に出走した。ここでは終始大外を走ったためかなりの距離ロスが生じ、さらに牝馬ながらのトップ斤量(紅一点のファインモーションのみ57.0kg)もあってか、内をついたクラフトワークにクビ差の2着となった。次の札幌記念 (GII) ではバランスオブゲームやローエングリンなど牡馬重賞馬を相手に同斤量 (57.0kg) でのレースとなった。鞍上の武豊騎手は最後方からの追い込みの戦法をとり、4コーナーではまくり気味に先団に取り付き、最後の直線では末脚を繰り出して勝利した。秋は当初エリザベス女王杯 (GI) への参戦も視野にあったが、主戦の武豊がアドマイヤグルーヴに乗るという事情などもあり、マイルチャンピオンシップ (GI) に回るが、9着に敗れ、このレースを最後に現役を退き、オーナー所有の伏木田牧場で繁殖入りした。デビューからの6連勝時に見られるように、圧倒的な身体能力により先行して押し切るレースを身上としていた。緩いペースを先行し、身体能力に任せて突き放すのが得意であり、一方、一流牡馬の出走するレースの厳しいペースやマイル戦の速いペース、あるいは遠征時には道中でかかってしまいレースでしばしば持ち味が発揮できなかった。卓越したスピードとパワー、抜群のスタートセンスを有するなど、身体能力では歴代の名牝にも劣らぬ実力を持っていたものの、気難しい気性が災いして古馬になってからは周囲の期待に応えられる戦績を残せなかった。地元関西や滞在競馬の北海道では好成績を残したが、中山、東京で行われたレースでは折り合いを欠き5着、7着、13着と良い成績を残せなかった。この関東での3戦に加え、2004年のマイルCSでも折り合いを欠いてしまったため惨敗しているが、折り合いがついたレースだけを見れば全連対とほぼ完璧な戦績である。なお、馬格や身体能力からマイル向きであると判断されることもあるが、戦績を見る限りはマイルよりも2000m以上のレースの方に実績を残している。伏木田牧場で繁殖牝馬となり、初年度はキングカメハメハと交配された。しかし不受胎に終わり、以後も受胎することはなかった。その後、医学的に受胎が不可能であることがわかり、繁殖牝馬を引退した。前述のとおり元々伏木田牧場が繁殖牝馬として購入した馬であったが、結局当初の購買目的を果たすことはできなかった。現在は功労馬として繋養されている。伊藤のファインモーション評は「ほんまもんのお嬢様」で、厩舎スタッフからも「お嬢」と呼ばれていたという。

出典:wikipedia

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