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クリエイティブ・コモンズ

クリエイティブ・コモンズ(Creative Commons、以下「CC」)とは、著作物の適正な再利用の促進を目的として、著作者がみずからの著作物の再利用を許可するという意思表示を手軽に行えるようにするための様々なレベルのライセンスを策定し普及を図る国際的プロジェクト及びその運営主体である国際的非営利団体の名称である。クリエイティブ・コモンズが策定した一連のライセンスはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスと呼ばれる。情報を共有しようとすると、知的所有権法や著作権法が障害になる場合があるが、この運動の基本的なねらいは、そのような法的問題を回避することにある。これを達成するために同プロジェクトは著作権者が作品のリリースにあたって無料で利用できるようなライセンスのプロトタイプを作成、提供し作品がウェブ上で公開される際に検索や機械処理をしやすいようなRDF(XML)によるメタデータのフォーマットを提案している。著作権を全て留保する"All rights reserved"と、いわゆるパブリックドメインである"No rights reserved"の中間の、"Some rights reserved"が、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスが規定する領域である。発起人はローレンス・レッシグを始め知的所有権問題、インターネット法などの専門家を多く含む。ライセンス(License)は文書、動画、音楽、写真など多様な作品を前提としている。ただし、ソフトウェアについては既に GPL などが存在することから特に対象としていないとしている。ネットワーク上でのリソースの流通に寄与する活動が認められ、2004年にアルス・エレクトロニカ賞を受賞した。クリエイティブ・コモンズ・ライセンスでは、著作権者の表示・非営利目的の利用限定・改変の制限・派生物に対するライセンスの継承、の4項目があり、作品の製作者はこれら条件の採否を選択し、その作品を利用する者はそれに従うかたちをとる。具体的には次のとおりである。これらのうち、「改変禁止」と「継承」は同時に採用できない。またすべてを採用しないことはできず、2.0以降のバージョンでは「表示」を採用することが必須条件となる。従って、実際にあり得る組み合わせは次の6通りで、コピーライト(法律で定められている全ての権利の保持)からパブリックドメイン(すべての権利の放棄)の間に位置する、強さの異なる6つのライセンスを用意している。2.0未満のバージョンでは次が加わる。また、2.0には発展途上国というライセンスもある。なおこれらの和訳語は2006年11月29日にクリエイティブ・コモンズ・ジャパンによって変更されたもので、それ以前は「表示」は「帰属」、「改変禁止」は「派生禁止」、「継承」は「同一条件許諾」と訳されていた。そのため、日本版ライセンスのリーガルコードにはその訳で書かれている。6つのライセンスのどれを取るかは、二つの質問に答えることで決めることが出来る。「商用利用を許可するか」と「改変を許可するか」という二つの質問にである。]クリエイティブ・コモンズはライセンスとは別に、公有作品のために「CC0」および「PDM」の2つの用具を提供している。CC0(Creative Commons Zero:クリエイティブ・コモンズ・ゼロ)は権利者が自分の作品を能動的に公有に置く場合に用いるもので、一方PDM(Public Domain Mark:公有標)は既に公有になっている作品に標示する用具である。CC0の開発は2007年に始まり、2009年に公開された。PDMは2010年に発表された。かつてクリエイティブ・コモンズは米国の法律に基づくPublic Domain Dedication and Certification(PDDC;公有献呈証明)を提供していたが、これを万国で通用するCC0とPDMで置き換える形となった。2011年、フリーソフトウェア財団はフリーソフトウェア・ライセンスにCC0を追加し、ソフトウェアを公有に置く推奨の方法としている。クリエイティブ・コモンズは2001年に設立された。翌2002年12月、プロジェクトの最初の成果として4つの選択肢を複合して11種類のライセンスを発表した。日本、フィンランド、ブラジルなどで既に同様の活動が始まっている。2004年3月、クリエイティブ・コモンズはバージョン2を発表した。同時にクリエイティブ・コモンズのライセンスと他のライセンスとの混合の試みも始められている。2007年2月にはバージョン3が発表された。このバージョン3においてはUSライセンスからの総括的な分離、著作者人格権の扱いと言語の問題などの改善が行われた。2003年6月にはクリエイティブ・コモンズ・ジャパン(CCJP)が発足。これは上記のライセンスを日本の法体系に即したものにすることを目的としたインターナショナル・コモンズ(iコモンズ)の一環である。同時にクリエイティブ・コモンズ・ジャパンもiコモンズの一環として日本語版を発表した。2007年7月25日、特定非営利活動法人化し、初代の理事長に中山信弘(東京大学名誉教授)が就任した。2016年3月からは渡辺智暁(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授)が理事長を務めている。クリエイティブ・コモンズのプロジェクトとしての目的は提供するライセンスを利用する著作権者が増え、それによって様々なコンテンツの利用が促進されることにある。英語圏ではクリエイティブ・コモンズ・ライセンスを利用した比較的大きなプロジェクトが幾つか存在しており、コンテンツの公開を行っている。例えば次のようなものがそれにあたる。またイギリスのBBCは所有する作品をクリエイティブ・コモンズ・ライセンスを利用してウェブ上で公開、P2Pソフトなどを使ったファイル交換にも利用できるようにする予定であることを発表した。他に、 Common Content には同ライセンスを利用しているサイトや作品のディレクトリがある。日本ではアメリカにおけるライセンスの発表と共にネット上で紹介が行われクリエイティブ・コモンズ・ジャパンが発足してからは研究者による論考も出て来たが、日本の法律に即した日本語のライセンスがまだ開発中であることもあってか必ずしも大掛かりなプロジェクト、コンテント・アーカイブなどは存在していない。また、最近になって日本ではライセンス利用者の比較的多くを占めると言われるブログ等のウェブサイトで他のサイトなどから転載した画像などがページ上に掲載されていることがあり、それにも関わらずページ全体をクリエイティブ・コモンズのライセンスでリリースしていることが指摘され議論を呼んだ。ウィキニュースでは2005年9月25日以降に投稿されたテキストを「クリエイティブ・コモンズ 表示-2.5 ライセンス」で提供しているほか、2009年6月15日からはウィキペディアなどその他のでも「クリエイティブ・コモンズ 表示-継承-3.0 ライセンス」が採用されている。2011年6月、クリエイティブ・コモンズは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを利用したプロジェクトやクリエイターの活動をまとめた世界各国の事例集『The Power of Open』をリリースした。この事例集自体が「クリエイティブ・コモンズ 表示-3.0 ライセンス」で公開されており、英語だけでなく、日本語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語の各国語でも読むことができる。紹介されている事例は、TED、Jonathan Worthの写真作品、Nina Paleyの『Sita Sings the Blues』、ProPublica、Vincent Moonの映像作品、Jamendo、DublabとInto Infinityなど。2013年3月26日、日本の文化庁は、これまで策定を検討していた独自ライセンス「CLIPライセンス」の計画を破棄し、著作物の利用許諾について意思表示するライセンスとしてクリエイティブ・コモンズを支援していくと表明した。クリエイティブ・コモンズのプロジェクトのひとつにサイエンス・コモンズがあり、科学研究における情報の共有をめざしている。紹介、リンク集、および英文資料の和訳などが提供されているサイト(又はサイトの一部)を以下に挙げる。既に挙げたものの他に以下の文章はクリエイティブ・コモンズについての入門、紹介文章として頻繁に言及される。

出典:wikipedia

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