福岡県道32号犀川豊前線(ふくおかけんどう32ごう さいがわぶぜんせん)は福岡県京都郡みやこ町犀川帆柱と福岡県豊前市八屋を結ぶ、主要地方道(県道)である。豊前市東八幡交差点から国道10号と交わる千束交差点までは豊前市の市街地を通過するので交通量は比較的多く、千束交差点から求菩提山方面へは片側1車線の道路ではあるが、交通量は少なくなる。豊前市求菩提から築上町寒田の区間は、1.5車線 - 1車線未満の山道となる。求菩提山腹の峠付近から寒田までは、長らく未整備であり、山林を切り開いて改良道路が工事中であったが、2008年(平成20年)4月17日にこの未開通区間が開通し、豊前市方面とみやこ町・英彦山系方面との短絡ルートとなった。なお、求菩提山腹の峠付近から山道(自然歩道)を寒田方面に下ると、史跡・芭蕉塚がある。また、求菩提山腹の峠を次郎坊峠といい福岡県道234号求菩提椎田線の次郎坊天狗橋の赤い橋がかかっており、それより築上町寒田方面にいくと鬼の雁木の滝もある。築上町寒田からみやこ町犀川帆柱までの区間は、町境の鉾立峠付近にバイパスとして鉾立トンネルがある。鉾立トンネルより築上町側は、1.5車線 - 1車線未満の峠道でカーブも多い。みやこ町側は2車線道路の山道であり、国道496号に接続する。この区間の交通量は非常に少なく、鉾立トンネルの前後は標高が高いので冬場は積雪や路面凍結により、チェーン規制や通行止めになることが多いので通行の際は注意が必要である。"国道496号・国道500号も参照"旧・豊前甘木線を含め、計画上はみやこ町犀川帆柱・築上町寒田を経て、求菩提山を越えて豊前市鳥井畑から豊前市街に至る計画となっていた。旧「豊前甘木線」の県道標識が、築上町寒田から求菩提方面に至る山道の途中にも放置されているが、こちらは廃道状態であっても現道区間となっており、用途廃止はされていないようである。なお、2008年(平成20年)4月17日に未開通区間が開通したが、これは開通した改良道路とは別ルートである。築上町 - 豊前市の区間は長らく未開通で、この区間が開通したのは2008年(平成20年)4月17日である。開通以前は、みやこ町犀川帆柱から豊前市まで行くには、国道496号線経由で犀川豊前線に回り、築上町寒田(さわだ)地区を経て福岡県道237号寒田下別府線を通り椎田道路や国道10号線方面まで出てから、豊前市街まで大回りをする必要があった。
出典:wikipedia
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