『ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン』(ドラゴンクエスト しょうねんヤンガスとふしぎのダンジョン)は、2006年4月20日にスクウェア・エニックスより発売されたPlayStation 2用ローグライクゲーム。ドラゴンクエストシリーズの外伝的作品。携帯電話アプリ『ドラゴンクエスト 不思議のダンジョン MOBILE』および『ドラゴンクエスト もっと不思議のダンジョン MOBILE』についても述べる。2002年までに全3作が発売された『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』シリーズに続く、新たな「不思議のダンジョン」シリーズ作品。主人公はトルネコから、『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』(以下『VIII』)のキャラクターのひとり「ヤンガス」にバトンタッチした。本作はヤンガスの少年時代を描いた外伝で、ゲーム画面は『VIII』と同様、完全3Dとなっており、トゥーンレンダリングの技法が採用されている。テレビCMやゲーム内のナレーションは八奈見乗児が担当。ゲーム内容は『トルネコの大冒険』などのようなローグライクゲームであるが、本作では『VIII』に存在した「テンション」システムが採用される。『トルネコの大冒険3』で登場した仲間モンスターシステムが本作でも採用されている。本作では、モンスターを条件を満たしたうえで「モリーの壷」に吸い込むことにより仲間にすることができる。仲間にしたモンスターはヤンガスと一緒に戦うだけでなく、ヤンガスがそのモンスターと合体(上に乗る、足につかまる、頭に載せる、融合する)してダンジョンを進むこともできる。ドラゴンクエストモンスターズシリーズで使われていた「配合」システムにより、2匹の異なるモンスターから1匹の新しいモンスターを生み出すこともできる。パルミド地方で幅を利かせる盗賊団「ヤングライオン団」の頭領ヤンパー。その息子、ヤンガスは大盗賊カンダタに憧れ、一人前の盗賊を目指しているが、まだまだ父に仕事に連れて行ってもらえない。ある時ヤンパーは不思議の壷を持ち帰り、ヤンガスはこっそり壷を開けてみると、壷の中の世界、ポッタル族が暮らすポッタルランドへと吸い込まれてしまう。元の世界に戻るためにはポタの大樹を「大樹の水差し」という道具で復活させなければならない。ヤンガスは水差しを作れるという六職人を探すため、不思議のダンジョンへと旅立つ。本作のダンジョンはポタの大樹の根元から様々なダンジョンが枝分かれしている。最下層にはボスがおり、奥には新たなダンジョンにつながる階段が存在する。ダンジョンによっては最下層ではなく、途中の階層に階段があることも。また、障害物や鍵穴にさえぎられており、特定の手順を踏まないと入れないダンジョンもある。ここからアイテムや仲間、ゴールドを持ち込めないダンジョンが登場する。日本国内でスクウェア・エニックスより配信されている携帯電話アプリ。2006年8月7日よりiアプリ版(FOMA90x以降対応)、2007年4月5日よりEZアプリ(BREW)版、2008年5月14日よりS!アプリ版が配信されている。上記で述べたPS2用ソフト『少年ヤンガス』と同じく、少年時代のヤンガスが活躍するが、ゲーム内容は『少年ヤンガス』とは別物である。ヤンガスの他、ゲルダやトルネコが主人公となるクエストもある。正式サービス開始に先駆け、2006年4月10日より無料体験版が配信されていた。「N902iS」「N902iX HIGH-SPEED」「N903i」には無料体験版の続編がプリインストールされ、このプリインストール版でのデータは正式版へ継承可能となっている。『VIII』で登場した「錬金」でアイテムを合成するシステムを採用している。ゲルダやトルネコはNPCとして登場している場合はセリフを喋るが、クエストによってプレイヤーキャラクター(主人公)になっている場合にはセリフを喋らない。上記『MOBILE』の続編。前作のシステムを踏襲しつつキャラクターを一新した完全新作の携帯電話アプリ。2009年9月14日よりiアプリ版(FOMA90x以降対応)、2010年4月15日よりEZアプリ(BREW)版が配信されている。前作からの大きな変更点として、プレイヤーキャラクターに「職業」の概念が追加され、それに伴い職業独自の「スキル」を使用することが可能となっている。また、従来のドラゴンクエスト作品にはないオリジナル職業や新規アイテム、オリジナルキャラクターも登場する。docomo PRIME seriesの「F-01B」「SH-01B」「P-01B」「N-02B」には無料体験版がプリインストールされ、このプリインストール版でのデータは正式版へ継承可能となっている。職業は各種クエストをクリアしていくことにより転職可能となる。当作品でのみ就けるオリジナル職業もある。
出典:wikipedia
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