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セイバータイガー

セイバータイガー(SABER TIGER)は玩具メーカータカラトミー(旧トミー)が展開する『ゾイド』シリーズに登場する架空の兵器。本項では旧シリーズであるサーベルタイガー及びコトブキヤが展開するHMM(ハイエンドマスターモデル)の概要も記載。ゼネバス帝国が中央大陸戦争時代に開発した史上初のトラ型大型高速戦闘ゾイド、サーベルタイガーのガイロス帝国仕様。ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残ったサーベルタイガーは、グレートサーベルへの改修を経たあと、ガイロス帝国による更なるアップデートが行われた。これにより動力機関、冷却装置の改良が施された結果、最高速度は240km/hにまで向上。開発ベースの個体数の減少によりほとんどをコピー品で穴埋めしたうえ、生産コストの観点から通常装備に差し戻しつつも機体性能はグレートサーベルと同等の水準に達し、機体名をセイバータイガーと変更しZAC2099年に再び戦場に復帰した。原型となったサーベルタイガーはシールドライガーに比べ分が悪い側面があったが、セイバータイガーでは機体スピードの向上や、外付け式火器の充実によって内装式のシールドに比べて射撃戦での攻撃と、相手への対処が遥かに早い強みが存在し、格闘戦メインの兵装でEシールドによって防御能力が優れているシールドライガーと比較してもほぼ互角の性能を得た。「紅き暴風」の異名をとるこの機体は第二次大陸間戦争緒戦から活躍し、ライトニングサイクスが登場するまでガイロス帝国高速部隊の主力ゾイドを務めた。※機体諸元は「ZOIDS EZ-016セイバータイガー」、「HMM-006 EZ-016セイバータイガー」より史上初の高速ゾイドであるヘルキャットの登場後、ZAC2036年には大型機初の高速ゾイドであるサーベルタイガーがロールアウトし、ゼネバス帝国では両機を併用した高速部隊を編成するに至った。最高速を持続しつつ急所を破壊するサーベルタイガーの戦法に共和国軍は苦戦を強いられ、これに対しシールドライガー、コマンドウルフといったゾイドを導入し、ZAC2043年にはそれらのゾイドからなる高速機動戦隊が活躍を見せた。このような部隊運用は新シリーズ(ZAC2099年~)においても継続され、高速ゾイドからなる高速戦闘隊が両陣営に組み込まれている。しかしながら、高速ゾイドに匹敵する機動力・白兵戦能力を有するにも関わらず高速ゾイドと呼称されないゾイドも存在し、第二次大陸間戦争から登場したジェノザウラーやレブラプター、ガンスナイパーといった機体群は強襲戦闘隊に配属されている。その一方でライガーゼロパンツァーのように高速機でありながら火力と装甲を突出させ運動性能や格闘能力を低下したものが現れる等、戦術兵器としての高速戦闘ゾイドの定義は曖昧な側面もある。キットは単三電池1本で稼動し、歩行に加えて下顎の開閉を行う連動ギミックを有する。手動ギミックはコクピットハッチの開閉(頭部・前ヒンジ)及び各火器の旋回。歩行ギミックの大きな特徴として四肢全てにおいて膝及び足首が能動的に駆動され、ネコ科動物特有の運足を再現していることがある。この機構は設定上のライバル機である共和国軍のシールドライガーにも採用され、多少のアレンジを加えたものまで含めると、ライガーゼロ・エナジーライガーを経てムラサメライガーに至る。いわゆる「ライオン型」と呼ばれる大型電動ゾイドのほとんどが、同系の機構を有する。ベースとなったサーベルタイガーはゾイドマンモス、アイアンコングに次ぐ大型哺乳類をモチーフとしたモーター駆動ゾイドでもあり、後の多くのネコ科をはじめとした食肉類動物型のゾイドが生み出されていく基礎となったと言える。旧シリーズ『メカ生体ゾイド』ではサーベルタイガーという名称であったが、1999年の新シリーズ再開時に他社の登録商標の関係で旧名を使用できなくなり、現在の名称へ変更されて設定上も改良・強化型の別機種の扱いになっている(本機の他にも名称変更されたいくつかの旧ゾイドは存在する)。2013年に発表されたMSS版(後述)は登録商標の問題が解決したらしく、十数年の時を経て再びサーベルタイガーの名で発売された。ちなみにサーベルとセイバーは同じスペルのオランダ語読みか英語読みかの違いである。ただし、アルファベット表記が微妙に違っており、サーベルタイガーのサーベルは公式では「SABRE」、本機のセイバーは「SABER」となっている。また(ほとんどの旧ゼネバスゾイドに言えることだが)、ゼネバス機の旧サーベルタイガーの目の色がスモークブラウンなのに対し、ガイロス機の本機はクリアグリーンで、ボディカラーも同じ赤系ながら旧版のいわゆるゼネバスレッド(小豆色あるいは紫紅)から、より赤みの強いものに変更されている。『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』に登場するチーム・タイガースが使用した機体は黄色。シリーズ第6弾。シールドライガーよりもさらに可動を重視し、引き出し式の二重関節を備えた新規の胴体フレームを採用。より獰猛な面構えとなった頭部や胴体装甲の分割、延長された後脚部によって、HMMシリーズの中でもタカラトミー製キットとの差が特に大きい。爪と牙のパーツとパイロットフィギュアの銀メッキ版と、サーベルタイガーへの仕様変更用デカール+クリアパーツを同梱したカスタマイズパーツセットも、同時発売された。ただし、キットの成形色、組み立て説明書に表記されているカラーとも、タカラトミー製と比べると非常に明るめで赤味もかなり薄くなっているため、サーベルタイガーを完全再現するには自力でゼネバスレッドを再現して塗装する必要がある。シリーズ第3弾。第4弾のゴドスと共に2013年3月発売。他のゾイドにも言えるが、MSSはいわゆる旧シリーズ仕様で展開しているため、サーベルタイガーの名称でのラインナップであり、成型色や目の色がセイバータイガーとは異なる。タカラトミー版の半分の大きさである1/144スケールだが、デザインや各部ディテールはタカラトミー版をほぼ忠実に再現している。四肢の可動範囲が広く、ネコ科らしいポーズが取れるが、尻尾はほぼ動かない。本家同様火器が豊富で、付け替えも簡単にできるほか、荒野を想定したジオラマベースが付属する。シリーズ第2弾として発表。旧シリーズの流れを汲む新世代の電動歩行モデルとなる。第1弾のシールドライガーのフレームを流用した外装換えモデル。プロポーションはおおよそ旧トミー版に準じるが、全体にディテールアップがなされ、肩・腰・背に大ぶりのクリアパーツがあしらわれるアレンジが加わっている。また、顔に可動部が設けられ、動物的に表情を変えられるギミックが盛り込まれている。オリンポス山の警戒任務についていたステファン・スコルツェニー少尉の乗機として登場。ゼネバス系の出身である事から冷遇されていたスコルツェニーがデスザウラー復活計画の阻止に向かったハルフォード中佐率いる共和国軍高速部隊と交戦する。単機ながら外装式の火器によってコマンドウルフを多数撃破、砲撃戦で遅れをとるシールドライガーを追い詰めるが、勝利を確信した時に一瞬の油断を見せて敗れ去った。ZAC2100年1月、ニクシー基地でATタイプが次期主力機の模擬戦でレッドホーンGCと共にジェノザウラーに挑むが、敢え無くスクラップにされ、暗黒大陸に上陸した閃光師団(レイフォース)のライガーゼロを迎え撃つも敗北したりと旧式化が著しいが、ライトニングサイクスと共に帝国軍高速ゾイドの一翼を担い続けた。アニメ全4作品に登場。『ゾイド -ZOIDS-』第12話でレイヴンの乗機として登場。オーガノイド・シャドーとの合体で驚異的な性能を発揮したが、マウントオッサ火口での戦いでバンのシールドライガーに敗北、大破した。レイヴン機は肩が青味を帯びた黒(若しくは紫)に塗装されているほか、多くの射撃武器が撤廃されているのが特徴。その他、黒と赤のカラーリングを施されビームガトリング砲を装備したシュバルツ仕様や金色と銀色の三銃士仕様、賞金稼ぎスティンガー専用機、ルドルフ専用のロイヤルセイバー、特殊装置を搭載した黒いセイバータイガー・ケルベロス、ATにブースターキャノンを装備した第一装甲師団仕様など多数のバリエーション機が登場した。『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』では機体色を黄色にした「チーム・タイガース」仕様が登場。ちなみにこれはアメリカでハズブロより「ZABER FANG」の名称で販売され、日本国内でも他の米国版ゾイドとともに逆輸入されて短期間店頭流通した。タイガース仕様は通常タイプのほか、第1話でラインバック機がロングレンジライフルを装備し固定砲台として活躍。第8話では浮遊雷撃装置と連動した火器(外観はショートバレルのCP-04 アタックユニット)を装備した機体が登場。また、第3話ではノーマルの赤カラーのセイバータイガーも登場しており、その際にビットが戦利品として入手した衝撃砲は改修を加えライガーゼロに搭載された。『ゾイドフューザーズ』では第5話にて、4体のセイバータイガーがマッハストームとバトルし、RDがファイヤーフェニックスを呼べなかった隙にライガーゼロを倒し、マッハストームに勝利。第7話・第8話では、セイバータイガーホロテックがキラースパイナーを打ち負かすなど、大暴れした。『ゾイドジェネシス』ではキダ藩の重鎮ティゼの率いる部隊として、ティゼのブラストルタイガーに率いられて登場。ディガルド討伐軍が組織された後、ディンガとホーの率いるグレー配色の部隊機がメインとなって、バイオラプターを弱点である口腔内を撃ち抜いて撃破した。ディンガは霧の河の戦いで戦死するものの、ホーは生き残って討伐軍の一員となり活躍。討伐軍参加の戦闘シーンでは本機の登場も多く、その機体数や出演頻度から実質的に討伐軍の主力ゾイドと言っても良く、ジーンとの最終決戦まで戦い抜いた。アサルトユニットを装備したセイバータイガー。「グレートセイバー」とも呼称される。グレートサーベルとほぼ同一の形状。ガイロス帝国の改修によってセイバータイガーの性能水準はグレートサーベルと同等であったが、生産コストの観点から兵装は通常装備に差し戻されていた。その後、西方大陸での戦いが激しさを増すにつれて戦闘能力への要求が増した結果、この装備が再導入された。ガイロス帝国軍の次期主力ゾイド開発計画のコンペに黒いカラーリングの機体が参加し、模擬戦闘においてレッドホーンGC共々ジェノザウラーに一蹴されてしまったが、後に実戦配備されている。セイバータイガーゴールド、三銃士仕様、ケルベロスもこの機種に含まれる。皇族専用に作られた金色のセイバータイガー。通常機の1.5倍の出力を誇る。バトルストーリーではガイロス皇帝ルドルフ・ツェペリン専用機として登場。第二次大陸間戦争後半における帝都ヴァルハラでの叛乱の際、ネオゼネバス皇帝を名乗ったギュンター・プロイツェン・ムーロアが乗り込んだブラッディデスザウラー相手にルドルフが本機で決闘を挑むが、プロイツェンとのゾイド乗りとしてのキャリア差とブラッディデスザウラーの力の前に満身創痍となる。しかし、撃破される直前にシュバルツ中佐操縦のアイアンコングSSの援護により、自爆装置となったブラッディデスザウラーに接続していた何本かのエネルギーパイプを引きちぎって爆発を多少緩和化する事に成功。僅かながらもヘリック共和国、ガイロス帝国両軍の戦力を救い、機体もシュバルツ機と共にシェルターに飛び込み、難を逃れた。※機体諸元は「HMM-019 EZ-016 セイバータイガーゴールド」及び「ゾイド・コア・ボックス」付属「プロイツェンの反逆」より。武装は「セイバータイガー・スペシャルカラーバーションゴールド」商品パッケージに準拠。アニメ『ゾイド -ZOIDS-』第29話に登場。ガイロス帝国陸軍将校カール・リヒテン・シュバルツの愛機の一つ(他には、アイアンコングSS(シュバルツスペシャル)、ダークホーンなど)で高速機動戦を要求される状況において使用される。機体色は黒。背部にカスタマイズパーツCP-03ビームガトリングを装備し、また小型レドームやガンカメラ型赤外線自動追尾装置等の補助電子機器の追加により射撃命中精度が高い。劇中ではその後、第47話においてガイロス帝国軍の高機動ゾイド部隊を指揮する為に出撃したが、その部隊はレイヴンのジェノブレイカーの荷電粒子砲によってシュバルツ専用機ともう一機を除いて全滅した。第59話におけるデススティンガー戦ではロブ・ハーマン少佐のシールドライガーとの連携でデススティンガーのEシールドを破る活躍をするが、両機とも破壊されている。バトルストーリーではファンブック4巻にて登場。ヘリック共和国軍のロブ・ハーマン中佐との極秘会談の為、暗黒大陸の共和国軍前線基地に訪れる際に使用したが、その後をつけた鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)幻影部隊所属のヨハン・ホルスト・シュタウフィン軍曹の操縦するライガーゼロイクスと交戦。撃破されシュバルツ自身も重傷を負った。※機体諸元は「HMM-009 EZ-016セイバータイガー シュバルツ仕様」よりアニメ『ゾイド -ZOIDS-』第33話に登場した皇帝専用のセイバータイガー。機体色は黒で統一されており、AT(アサルトタイプ)の武装に加え射撃武装が幾つか追加されている機体である。復座型で、初めはホマレフ宰相が操縦したものの全く性能を引き出せず、後席のルドルフが操縦を替わった事でその力を発揮した。HMM版の「セイバータイガーゴールド」での機体解説において、皇族専用機としてセイバータイガーゴールドの製作過程に近い形で製造された12機の少数量産機の名が便宜的に「ロイヤルセイバー」と呼ばれているとある。セイバータイガーホロテック(スペシャルカラーバージョンクリアイエロー)」の名称で2004年7月15日ごろ定価2980円で発売されたトイザらス限定のゾイド。箱にゼネバス帝国のマークがある。コアの突然変異による先天性のホロテック機能を持つセイバータイガー。本来、ホロテック装甲とはビーム反射用のクリア装甲であると言われているが、先天的なものは純粋な透明化能力とされている。通常の光学迷彩機能と違い、あらゆる地形や状況に適応して姿を景色に溶け込ます事ができるため「見えないゾイド」として恐れられている。アニメ『ゾイドフューザーズ』第7話・第8話にて、キッドの乗機として登場。その透明化機能を活かし、キラースパイナーやボルドガルドなど数多のゾイドを倒し、さらにはライガーゼロと治安局のゾイド部隊が共同で行った、特殊光学ライトによる炙り出し作戦をも易々と突破すると言う旧式ゾイドとは思えない強さを見せる。しかしマッハストームのリベンジを受け、ホロテック機能を封じられ、レオストライカーによって撃破された。ZOIDS VS.シリーズでは単に光学迷彩を標準装備したセイバータイガーで、性能は芳しくない。ZOIDS VS.シリーズやZOIDS SAGA シリーズなどに登場。チェンジングアーマーシステムの実験機だが、何がどう変わるかは明らかにされていない。VS.IIでは帝国側の主人公、コウキの愛機として扱われている。頭部デザインが大きく変更され、牙が大型化しているが他にさしたる変更点は無い。EXが異なる他、セイバータイガーには装備できない専用武器がある。vs.シリーズにおいてタイガー系のバリエーション機の中で唯一AEZ20mmビームガンが装備されている。ZOIDS VS.シリーズにて初登場したセイバータイガーのバリエーション機の一つ。『TD』は『タイガードライバー』の略でありその専用機と言う位置付けだが、そもそもタイガードライバー自体がどういったモノなのかが定かではない(共和国のレオマスターのそれとも言われているが結局憶測の域を出ない)。機体性能は通常機より上昇している。その他、ロットティガー隊仕様のセイバータイガーRT、ビームランチャーを装備したセイバータイガーBL等。非常に多くのバリエーション機が存在する。ゾイドバトルカードゲームのプロモカードとして登場。密林迷彩を施されたセイバータイガー。GBソフト『ゾイド -ZOIDS- 邪神復活!〜ジェノブレイカー編〜』にて登場した改造セイバータイガー。背部に対空ミサイルや大型ビームランチャーを装備している。元ネタは旧シリーズ改造セットパッケージに掲載された、サーベルタイガーに大型ビームランチャー、高高度対空ミサイル、レーザライト等を取り付けた装着例。PSソフト『ZOIDS ヘリック共和国vsガイロス帝国』にも登場する。PSソフト『ZOIDS ヘリック共和国vsガイロス帝国』に登場する。背部に大型ビームランチャーを装着した機体。システム上、同じビームランチャーを装備するセイバータイガーMk-IIとは改造過程が異なる。GBAソフト『ZOIDS SAGA』に登場。ファントム騎士団四天王・ゲイルの専用セイバータイガー(AT)。セイバータイガー(ゲイル仕様)とも記述される。突撃戦用の攻撃装備を搭載しており、脚部肩アーマーの形状も変更、機体色は白虎のごとくホワイトとなっている。全長:15.8m 重量:95.0t 最高速度:230㎞/hGBソフト『ZOIDS 〜白銀の獣機神ライガーゼロ〜』に登場したゾイド。全体的なフォルムはセイバータイガーに近似しているが、細部はかなり異なっている。ZAC2036年にゼネバス帝国が開発した史上初の大型高速ゾイド。ベースにヘルキャットからの技術フィードバックを取り入れ、肉食ゾイド原生地(タイガーゲージ)の東南東に位置する帝国特殊工場にて開発された。当時の大型ゾイドの常識を超えた速度と機動性を誇り、戦闘時においても時速200kmの高速を最大5分維持することが可能。アイスクリーンは3Dディスプレイアイとなっており、とらえた映像をコンピューターで処理し立体画像としてパイロットに表示する方式を取っている。背部の連装ビーム砲は高速走行しながら敵をねらい撃つ事が可能なほか、ボディの接近戦用である三連衝撃砲は衝撃波を発射し小型ゾイドを吹き飛ばす威力を持つ。奇襲攻撃をも得意とし、ヘルキャットとともに高速部隊を編成し共和国軍を脅かした。「戦場の赤いイナズマ」と恐れられ、その地上を疾走する最高速度は、共和国軍が本機を鹵獲して生み出した対抗機種であるシールドライガーがZAC2042年に登場するまで、6年もの間破られる事は無かった。※機体諸元は「メカ生体ZOIDS EPZ-003サーベルタイガー」より史上初の大型高速ゾイドとしてデビューした本機は、その機動力ゆえに、格闘戦に優れるゾイドゴジュラスでさえも苦戦する活躍を見せた。共和国軍将兵にとってサーベルタイガーの存在は脅威であり、「サーベルタイガーに遭遇した部隊はただちに空軍の援護を求めて撤退せよ」と命令するほどであった。特筆すべきはバレシア基地司令官のダニー・「タイガー」・ダンカン将軍の活躍であり、ダンカン将軍の機体は低空飛行してきたサラマンダーをも叩き落とし、「空飛ぶ虎」とも呼ばれた。ゼネバス皇帝の暗黒大陸脱出ではそれを阻まんとするエリクソン大佐のウルトラザウルスの砲撃を身を挺して阻止。ゼネバスの脱出成功に寄与した。その後、共和国軍に占領されたバレシア基地で大量のサーベルタイガーが鹵獲され、それから得たデータを元に共和国軍がシールドライガーを開発した事によって優位性が崩れる。その結果、グレートサーベルに強化された。ゼネバス帝国の滅亡後はガイロス帝国に編入されたが、ライジャー、ジークドーベル、ガルタイガーなどの新型高速ゾイドにより、活躍は減少していく。その後、ZAC2056年の惑星Zi大異変後も生き残ったサーベルタイガーはガイロス帝国の手によって出力を強化され、セイバータイガーとして第二次大陸間戦争において活躍した。なお、ジオラマ遠景での本機はヘルキャットの改造である。サーベルタイガーのアップグレード仕様で、ロールアウトはZAC2047年7月となる。機体色はサーベルタイガーの赤に対して黒を基調とし、サーベルタイガーの通称である「戦場の赤いイナズマ」に対して「密林の黒いイナズマ」と称されている。ウイングバランサーとテールウイングスタビレーター、8連ミサイルポッドにより機動力と火力が20%向上し、シールドライガーにほぼ匹敵する速度と、更に圧倒する火力の両面を強化させた。ゾイドバトルストーリー4巻において中央山脈北部を通る帝国軍補給ルートを襲撃し、そこを分断させ、帝国の補給路を絶つ任務に当たっていたシールドライガー、ベアファイターの部隊と交戦。サーベルよりも上がった速度と攻撃力に加え、夜の闇に紛れた攻撃によって両機部隊を全滅させ、共和国の分断作戦を失敗に追い込む大戦果を挙げた。また、サーベルタイガー登場後の共和国軍が取った対高速ゾイド用の初期戦術である飛行ゾイドによる空爆攻撃にも屈しない回避能力、対空火器をも身に付けており、サラマンダーとの交戦時には、高高度では爆撃を命中させられなかったため、低空爆撃に切り替えようと高度を下げたサラマンダーをダニー機と同様に叩き落してしまう程の力を見せつけ、高速ゾイドの泣き所の一つだった対空防御能力及び、戦闘能力に於いても高い威力を発揮していた。後に帝国軍Mk-II部隊(本機とブラキオス、ブラックライモスのNEWタイプ)を組織し、共和国Mk-II部隊(シールドライガーMk-II、コマンドウルフ、ベアファイターのNEWタイプ)と激突した。また、背部には大型のキャノン砲も装備でき、翌2048年8月には、共和国との国境近くで集団で重砲撃を行い、威力を発揮したが、最後はウルトラザウルスの砲撃に屈した。ゼネバス帝国滅亡後、ガイロス帝国(暗黒軍)に吸収されたが、活躍シーンは少ない。 ※機体諸元は「メカ生体ZOIDS EPZ-003グレートサーベル」及び「HMM-019 EPZ-003グレートサーベル」より

出典:wikipedia

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