株式会社 三貴(みき)は、日本のファッション企業。宝石輸入・加工・販売会社。宝石販売店「ジュエリーマキ」や「じゅわいよ・くちゅーるマキ」などを運営する。主力製品は「カメリアダイヤモンド」である。かつては、宝石部門は国内最大手、アパレル部門は国内第6位の規模を持ち、特色あるTVコマーシャルでも広く知られていた。ファッション業界における「製造小売業」(SPA)の先駆けとなった企業である。店舗数 = 39店舗(2015年7月末現在)かつての三貴グループのテレビCMは、主にスポットCMとして日本全国で放送されていた。とりわけ深夜の時間帯に多く放送されていたが、テレビ東京系列局においては朝晩問わず放送されていた。放送回数の多さに加え、秋吉久美子や桃井かおりなどをCMキャラクターに、中森明菜や布袋寅泰などの曲をCMソングに起用するという話題性の高さから、若年層への知名度は高いものがあった。このCMで起用された数多くの曲がヒットし、一時期「カメリアダイアモンド、ブティックJOY、ファニィの三貴グループのCMソングで起用されるとブレイクする」「カメリア族」などとも言われ、新人歌手の登竜門的存在とされていた。また、CMでは商品の宣伝は行わず(1997・1998年度のエステート・ツインジュエリーは例外)、ダイアモンドを「身に着ける」価値について流していた。そのため、同社では「CM」ではなく「コマーシャルフィルム」と紹介している。これら三貴のCMは、最後に放送地域における販売店の入居先を読み上げるのが通例で、地域ごとにナレーションを差し替えていた。下記に示すものは「ジュエリーマキ」「じゅわいよ・くちゅーるマキ」のものであるが、「ブティックJOY」や「ファニィ」においても、放送地域ごとに主な販売店の入居先を読み上げていた。ちなみに、「ジュエリーマキ」のCMについては個別店舗名の入らない「銀座ジュエリーマキ」のみを読み上げるバージョンもあり、地域によってはそれらも並行して放送されていた。しかし、後の三貴グループの業績悪化などを受け、テレビCMは1998年3月の放送を最後に一時放送を休止していた。特にアパレル部門のCMは、同部門の撤退が決まった1997年には既に打ち切られていた。その後、「ジュエリーマキ」は2003年頃よりCMキャラクターに桃井かおりを迎え、専門チャンネルなどから徐々に放送を再開していった。そして、2005年からは浜崎あゆみの曲などを起用するようになり、かつて三貴グループがCMを盛んに放送していた頃を彷彿させるようになった。しかし、2008年のリーマン・ショック、市場における金やプラチナの価格高騰のあおりを受け、CM展開も控えめになった。2011年、4年ぶりとなる新たなCMキャラクターを迎え、若い世代への新規顧客開拓を図った。しかし、地上波及びCS放送においてもCM放送回数は激減している。上記以降のさらなる経営環境の変化を受け、2016年1月時点でCM制作ならびにCMの放送は一切行われていない。
出典:wikipedia
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