『すぽると!』(英称及びロゴ表記:"SPORT")は、2001年4月2日から2016年4月2日までフジテレビ系列で放送されていた総合スポーツニュース番組。長年放送された『プロ野球ニュース』の後継番組としてスタート。2001年4月1日の第1回放送は、同日に放送を開始した『EZ!TV』内のワンコーナー「EZ!すぽると!」として放送された(公式の放送回数に含めるかは不明)。『ニュースJAPAN』 とのコンプレックス番組(後述)である『感動ファクトリー・すぽると!』(かんどうファクトリーすぽると)としては、翌4月2日から放送を開始している。タイトルの「すぽると」は、スポーツのイタリア語"から。これは、サッカー選手の中田英寿から前番組『プロ野球ニュース』について、「サッカーのニュースも流してるのに“プロ野球ニュース”っておかしくないですか?」と指摘を受け、さらに中田から「スポーツ」をイタリア語で「スポルト」と言うことを知らされ、当時編集部長だった亀山千広(現:フジテレビ代表取締役社長)が番組名を変更させた経緯がある。スタートから2005年3月31日までは「感動ファクトリー・すぽると!」として放送していたが、同年4月1日からラテン文字ロゴタイプになった。2002 - 2004年度は、他のスポーツ中継番組と同様、オープニングに「FUJI NETWORK SPORT」または「PERFECT SPORT」の3秒間のアイキャッチが流れていた。『プロ野球ニュース』から引き続き、プロ野球や日本人メジャーリーガーの情報を伝えるが、全試合を解説付きで伝えるスタイルは踏襲せず(ただし2005年の前半はかつての『プロ野球ニュース』同様に全試合に解説者を派遣していた)、特に2008年から解説者の出演が激減したが、2011年のリニューアルにより原則として、プロ野球公式戦開催日には毎日1名の野球解説者が出演するようになり、後述の通り、現在CSで放送されている『プロ野球ニュース』に近い形式となった。サッカーに関しては、これまでのJリーグ・日本代表・セリエAだけでなく、世界のリーグ戦や代表試合にも重点をおく。また、フジテレビが中継する柔道やバレーボールを含むスポーツ選手への密着ドキュメントやバラエティに富んだ企画を放送する。2010年3月29日放送から、地上波アナログ放送もレターボックス16:9となった。これは、深夜のスポーツニュース番組としては民放初のこと。 EPGの番組案内で「毎日休み無しに放送するスポーツニュースは『すぽると!』だけ!」と書かれているが、実際はテレビ東京の「ネオスポーツ the documentary!」も完全帯番組である。(ただし、この体制を執ったのは、すぽると!が先。)平日は『ニュースJAPAN』の第2部として放送されていたインサート番組としてスタートしたが、2003年に『ニュースJAPAN』の第3部(通称JAPAN2)が廃止されたことに伴って、事実上、同番組から独立する形となった。しかし新聞紙上やネット上の番組表では、平日は『[N]JAPAN [字](ニュース内容)▽55[S]すぽると!』と表記されており、現在でも『ニュースJAPAN』とのコンプレックス枠である。ただし、2011年7月25日以降、Gコード廃止により字数のスペースが空いたことにより、『ニュースJAPAN』と同番組が単独番組として表記されるようになった。土曜日は放送開始から2003年3月までは単独番組として放送されたが、2003年4月に前座番組の『ニュースJAPAN WEEKEND』と統合し『すぽると!&ニュース』として、平日とは逆に「FNNニュース」を内包する形で放送されていたが、現在は事実上、ニュースゾーンが独立している。しかし新聞紙上やネット上の番組表では『ニュース&すぽると!』(ただし、スポーツ中継などで急遽放送時間が変更になった場合の告知字幕では「LIVE20XX(西暦年度)」と書かれる場合がある)と表記されており、「FNNニュース」とのコンプレックス枠(『すぽると!』は第2部枠)である。このようなコンプレックス形式の編成は「ニュース最終版・第2期」(1988年度-1989年度。プロ野球ニュース&FNN DATE LINEの2本立て)からの名残でもある。また全国スポンサー読み(2014年度からは金・日曜日付けを除き、本編タイトル前)も「ここからの放送は…」とアナウンスされている。なお番組の正式な題名には、前座の「ニュースJAPAN」→「あしたのニュース」のように「LIVE20XX」のタイトルは付いていない ものの、地上デジタル放送のEPGでは2009年12月まで「LIVE20XXニュースJAPAN」のタイトルで表記されていたが、2010年1月から「LIVE20XX ニュースJAPAN&すぽると!」の表記となった。こちらは2011年7月25日以後もコンプレックス扱いは変更されていない。いずれもフジテレビアナウンサー。キャスターが取材や休暇で出演できない場合は、基本的には他の曜日を担当するアナウンサーが代役を務めるが、下記の通り、レギュラー以外の人物が代役を務めたこともあった。週末をフリーキャスターが担当した時期は、三宅アナの不在時は以下の体制で放送した。西岡不在時最近の放送では試合結果は原則ナレーターが伝えることになっているため、キャスター以外で定期的に出演するフジテレビアナウンサーは青嶋だけである。2012年より地上波中継を撤退したため出演は無くなった。かつてはK-1やPRIDEなどの異種格闘技戦をフジテレビ系地上波で頻繁に放送したことから、『ROYAL RING SIDE』という格闘技を取り上げるコーナー(主に水曜)があったため、下記解説者は頻繁に出演していたが同コーナー終了となって以降は出演していない。『快感!SPORT』というスーパープレーを紹介するコーナーを日替わり(平日のみ)で担当していた(2013年3月29日 - 9月28日)。原則としてスタジオには出演せず、VTRのみの出演だった。月 - 木曜は10分延長の30分、日曜も5分延長の50分番組(金曜は20分に短縮、土曜は現状維持)となることから、平日のプロ野球開催日のナイター速報をプチリニューアルし、その日の注目の1試合を取り上げる「MATCH OF THE DAY」(2年ぶり再開)に加え、その日行われた一部の試合で、その勝負を分けたプレーを、取材に訪れた解説者、キャスター、地元局のアナウンサーや球団担当記者がその当事者の選手に直撃インタビューして、自らでそれを振り返る「追球取材」のコーナーを新設する。なお、土日は「MATCH OF THE DAY」と同様の趣旨ながらコーナー名を「SPORTリサーチ」として詳細に伝える。平日の「MATCH OF THE DAY」及び土日の「SPORTリサーチ」のコーナーでは『プロ野球ニュース』方式で解説者とアナウンサーのペアで詳細に伝える。更に解説者が2名以上出演する一部放送日の首都圏以外の地域で行われる試合について、1名は通常通りフジテレビのスタジオから、もう1名は試合が行われた系列局のスタジオか、試合会場を直接中継で結び、地元系列局のアナウンサーとで試合を伝える、地上波時代の『プロ野球ニュース』方式を復活させている。(解説者出演が1名の場合は首都圏以外の公式戦試合が「MATCH OF THE DAY」・「SPORTリサーチ」であってもフジテレビのスタジオから伝えられる)。AKI猪瀬進行のメジャーリーグベースボールを取り上げるコーナー「MLB Count Down」は木曜日に随時(特集する内容にもよるため必ずしも毎週ではない)行われる。なお「MATCH OF THE DAY」(「SPORTリサーチ」)は基本的にはプロ野球から注目試合をセレクトするが、まれに他のスポーツイベントがそのコーナーの該当試合となる場合もある。特に、フジテレビが地上波民放独占で放映権を持つ「2015 FIFA女子ワールドカップ(特にサッカー女子日本代表にかかわるもの)」「2015年ワールドカップバレーボール」「世界柔道選手権大会」が行われる場合は、その試合・大会のハイライトに時間を割き(これも「プロ野球ニュース」方式に準じたもので伝える)、プロ野球を取り上げる時間が少なくなる場合がある。また月曜日の「MONDAY FOOTBALL」では1年ぶりに「MONDAY SELECTION」(ヨーロッパ主要リーグゴール集)が再開するほか、土曜日を原則として放送するJリーグ速報のナビゲーターに、山口素弘が3年ぶりに復帰した(こちらは3月の開幕時から出演)。土・日では随時、同年夏に行われるワールドカップバレーボールに関連して、注目の選手や話題を取り上げる期間限定シリーズ企画「ワールドカップバレーへの道 つないだ先に、リオがある」(2015年1月から土曜日放送で開始 ナビゲーター・逢沢りな、徳井<基本VTR・ロケのみ出演 彼らは「バレーボール応援団」として出演>)を引き続き放送するほか、週末のスポーツイベントのヘッドラインニュース「すぽチュー!」を放送する。2014年度まで金曜に原則隔週で放送した「Real Venus/Beast」は、金曜日の放送が20分に短縮された影響で、毎週での放送ではなくなった(ただし、武井が土曜日のスポーツイベントを取材する「Real Venus/Beast」の代替に相当するレポートコーナーは2015年9月まであった)。また田中(理)は主に日曜日を中心として不定期出演となった。平日は放送時間が短縮されたため、曜日ごとにテーマを設ける形式は終了したが、月曜日は「MONDAY FOOTBALL」(ナビゲーター・永島昭浩、藤田俊哉、三浦淳寛、清水秀彦らが週替わり)、火曜日から木曜日はプロ野球ナイター速報、金曜日は2013年度秋季からほぼ交互に放送されている「Real Beast」(同・武井壮)と「Real Venus」(同・田中理恵)をベースに展開する。なお武井は2015年1月から毎週土曜日コメンテーターに移動したため、「Real Beast」は土曜日に随時放送となった。土曜日は2013年度の内容にほとんど同じだが、サッカーコメンテーターとして三浦が加入。土曜日にサッカーコメンテーターがレギュラー出演するのは3年ぶりとなる。日曜日は2013年度まで火曜日で放送していたAKI猪瀬進行によるメジャーリーグコーナーを「SUNDAY MEJOR」と改題したうえで移設、2014年よりレギュラーコメンテーターとなった石井一久もナビゲーターに加わる。また「夢見るすぽると!」、「すぽると!クイズ」は時間枠が拡大される金・土曜日(夢見るすぽると!は時間があれば日曜日も)限定でそれぞれ継続して放送される。日曜日に行った「ジョージア魂」賞とのコラボレーションコーナーはスポンサーの都合により実施しなくなった。また「クイズ」は2014年末、「夢見るすぽると!」は2015年3月をもってそれぞれ終了となった。またプロ野球速報では時間短縮の都合により、これまで行っていた詳細なスコアテーブルの表示がなくなり、VTRの試合映像の終わりのところで簡易的なスコア表示(責任投手=勝利・敗戦・セーブポイントも)のみにとどめ、ホームランが出た場合、その都度途中経過の字幕にホームランを打った選手とその本数を表示する形になった。順位表についても、両リーグを1画面で簡易的に表示するパターン(順位と首位から見たゲーム差のみ)となった。9月から翌年5月にかけてのUEFAチャンピオンズリーグ 2014-15(主に月2回程度の日本時間水・木曜日)のハイライトは、放送時間が大幅に短縮された影響で、全試合を詳細に伝えることができなくなり、各組の注目カードから1試合ずつ、最大4試合程度を簡単に伝える程度に終わる日が多くなった。2013年よりテーマ曲とセットはリニューアルしたが、番組内容やコーナーについては前年度からはマイナーチェンジ程度に留まり、曜日ごとのコンセプトもそのまま引き継いでいる。前年度に大幅リニューアルを敢行したことから、2012年度のリニューアルは最小限にとどまり、基本的な形式は前年度を踏襲している。10月に編集長の交代に伴い、再び曜日ごとのテーマを決めて企画を行っている。2011年度はメインキャスターの交代などもあり、月曜のみコーナーやレギュラー出演者が前年より残留したが、その他の曜日のレギュラーコーナーは殆ど姿を消し、また曜日ごとに設定していたテーマも取りやめ、基本的にプロ野球の詳報を中心としたシンプルな構成となった。また、プロ野球(公式戦全試合)やJリーグ(J1の土曜開催分は原則全試合。日曜日や変則日程の火曜か水曜の試合では注目カード1 - 2試合程度のみ)の速報では前年までスコアテーブルは試合映像の終りのところで一緒に出していたが、今年度から基本的には試合映像とは別のカットによる全画面表示 となり、その試合の選手・監督談話、あるいは記録などの一口メモを女性キャスターが生コメントする方式 となった。土曜日に放送されていたコーナーは『感動ファクトリー・すぽると!&ニュース』、『すぽると! WEEKEND SPECIAL#主なコーナー』も参照。毎年7月(2003年は6月、2013年は8月の開催もあった)に行われる「FNSの日(FNS27時間テレビ)」の土曜日深夜に当たる日は、年度によってそのワイド番組の内包によるスペシャル版となる時と、さんま・中居の今夜も眠れないに内包する形での短縮放送となる場合がある。なおこの場合は通常FNN/FNS最終版ニュースをネットしていないテレビ宮崎 にも放送される。全てビーイング系の歌手。
出典:wikipedia
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