『ダージュ オブ ケルベロス -ファイナルファンタジーVII-』(ダージュオブケルベロス ファイナルファンタジーセブン、DIRGE of CERBERUS -FINAL FANTASY VII-、略称:DC FFVII、DC FF7)はスクウェア・エニックスより発売されたガンアクションRPGである。『ファイナルファンタジーVII』のスピンオフ作品の1つ。日本では2006年1月26日発売。1枚のDVD-ROMで、オフラインゲームであるシングルプレイヤーモードとオンラインゲームであるマルチプレイヤーモードの2つのモードがプレイできる(マルチプレイヤーモードのサービスは2006年9月29日に終了)。外伝的作品として携帯電話用アプリゲーム『ダージュ オブ ケルベロス ロスト エピソード ファイナルファンタジーVII』が2006年から配信されている。2008年には、北米版をベースに新要素を追加した『アルティメットヒッツ ダージュ オブ ケルベロス -ファイナルファンタジーVII- インターナショナル』が発売された(マルチプレイヤーモードはなし)。『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』(以下、『FFVII AC』)、『ビフォア クライシス ファイナルファンタジーVII)(以下、『BC FFVII』)、『クライシス コア ファイナルファンタジーVII』(以下、『CC FVII』)と同じ『ファイナルファンタジーVII』(以下、『FFVII』)の外伝的作品"COMPILATION of FINAL FANTASY VII"と総称されるものの1つである。『FFVII』とは違い、ジャンルはファーストパーソン・シューティングゲーム (FPS) である。ただし、限りなくサードパーソン・シューティングゲームに近い。ジャンルがFPSになった理由として、なんらかのFPSである作品を制作する企画が開発前からあがっており、野村哲也を中心に『FFX』のユウナや『FFVIII』のアーヴァインなどを使用する作品を制作することが候補にあがっていた。しかし、COMPILATION of FINAL FANTASY VIIの企画があがった時期であったため、『FFVII』のヴィンセントを使ったものが決定稿になった。『FFVII』内の候補としてはバレットを使用するものがあった。タークスに所属していた頃のヴィンセントを操作し、基本操作を順を追って学ぶことができるモード。全7章に分かれており、中断はできない(ポーズは可能)。チュートリアルとはいえ敵はそれなりに攻撃してくるため、気を抜くと敗北する可能性がある。ヴィンセントを操作し、ストーリーを追って進めていくモード。ムービーやイベントが所々に入る。ゲーム中は明確な区切りが表示されないが、章立てされたストーリーを進んで行く形式となっている。(何章であるかについてはセーブデータ等から判断できる) ステージの途中や最後にボスが控えており、倒すと何かしらのイベントを挟んだのち、戦績評価へと移行する。戦績評価は進行中に発生するミッションの評価や命中率などの細かな結果を総合して判定し、総評が高ければ高いほど報酬を多く得ることができる。報酬は経験値またはギルとして得ることができ、基本性能を上げるか、武器のチューンアップ(後述参照)に徹底するかをプレイヤーが選ぶことが出来る。ギルはステージ中、またはクリア時にショップで利用することができ、ショップでは体力回復の薬や武器、各種武器の弾丸の購入のほか、武器の性能をチューンアップすることができる。スクウェア・エニックスの「PlayOnline」を通して提供されていた。プレイに当たってはPlayStation BB Unitが必須であった。クライアントとサーバの間だけではなく、ユーザーの間でP2P通信によりデータのやりとりをおこなっていたため、プレイ可能かどうかを確認するための検証ツールを、公式サイトで配布していた。当初は最大24人までの同時プレイだったが、32人に増加した。シングルプレイヤーモードとストーリーがリンクしており、シングルプレイヤーモードのキャラクターも多数登場する。『FFVII』より3年、『FFVII AC』より1年後の世界が舞台。『FFVII』の脇役であるヴィンセントを主役にし、DG(ディープグラウンドソルジャー)と呼ばれる謎の集団と戦う。プレジデント神羅によりミッドガル地下に建設された施設で、「ディープグラウンドソルジャー」の一員となり、No.1ソルジャーを目指す。COMPILATION of FINAL FANTASY VIIを通しての登場人物の説明は、ファイナルファンタジーVIIの登場人物を参照。通称"WRO"(World Restoration Organizationの略、北米版表記は"World Regenesis Organization")。ジェノバ戦役の英雄の一人であるリーブが、星を再生するために設立した組織。「星に害をなすものと戦う」という名目を掲げ軍隊化した。「星に償いをしたい人」から出資を受けている。当初は年齢制限がなかったが、小説『On the Way to a Smile』で『FFVII』より4年後(本作から1年後にあたる)のデンゼルとの会話を機会に「子供は軍隊には入れない」事になった。通称はDGソルジャー、DGS(Deepground SOLDIERの略)。ディープグラウンドで作られたという意味でDGとも通称される。ソルジャーの研究施設「ディープグラウンド(略称はDG)」の産物であり、ここではあらゆる倫理が無視され、様々な人体実験が行われていた。中でもエリート集団は「ツヴィエート(Tsviet)」(ロシア語で色 (цвет) を意味する)と呼ばれている。2008年9月4日、スクウェア・エニックスの廉価版シリーズ「アルティメットヒッツ」の3周年記念企画として、北米版をベースとした廉価版である「インターナショナル版」が発売された。無印版で不評だったアクション面を強化しており、FPS色よりアクションRPG色が濃い。無印にあったオンラインのマルチプレイヤーモードはないが、その要素を「エクストラミッション」に取り入れている。『DC FFVII』と、Gacktとのコラボレーション企画。Gacktは主題歌を担当するだけではなく、CGを起用した実写映像で演技を行う。Gacktの演じるキャラクターの衣装は、キャラクターデザインを手がける野村哲也のデザインにより製作され、楽曲のプロモーションビデオや音楽番組、発表と同時期に行なわれたGacktのライブでも着用された。衣装は「片翼」をコンセプトに作られた物で、格子状の部分は一周して翼を巻きつけている。またこの名称は『CC FFVII』の作中用語として使われている。CDで発売されているものと、iTunes Store専用で発売されているものの、2種類がある。両方を揃えても、全ての楽曲が手に入るわけではない。曲によってはループせず、ゲーム中では聴けない終わり方になったりループ前にフェイドアウトする収録形式となっている。
出典:wikipedia
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