LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

ドラゴン

ドラゴン(、、、、オランダ語: draak)は、ヨーロッパの文化で共有されている伝承や神話における伝説上の生物である。その姿はトカゲあるいはヘビに似ている。想像上の動物であるが、かつては実在の生きものとされていた。漢語・日本語の竜と英語の は翻訳上の対応関係にあり、竜/ドラゴンのモチーフは世界各地の文化に共通しているという考え方もあるが、西欧世界のそれは、竜という語が本来的に指し示す東アジアの竜/ドラゴンとは明確に異なった特徴を有する。本項目では主に西洋のドラゴン、および関連する蛇の怪物や蛇の精霊を扱う。英語では、小さい竜や竜の子はドラゴネット () という。ドラゴンメイド()は半竜半人の乙女の怪物で、メリュジーヌに似ている。ドラゴンは鱗に覆われた爬虫類を思わせる体、鋭い爪と牙を具え、しばしば口や鼻から炎や毒の息を吐く。典型的なドラゴンは有翼で空を飛ぶことができるが、地を這う大蛇(サーペント)のような怪物もドラゴンに分類され、とくにゲルマン系の伝説ではしばしば地下の洞穴をすみかとしている。体色は緑色、黄金色、真紅、漆黒、濃青色、白色などさまざまである。ドラゴンは炎を吐き、蛇の尾、鳥の翼と魚の鱗を有するハイブリッドな動物であり、四大元素を体現する存在でもあった。とはいえ、ドラゴンはつねに定まった形象を具えていたわけではなく、時代を経るにしたがってさまざまな属性を付与されてイメージが肥大化していったものである。ドラゴンという語はギリシア語のに由来するが、この語は (「見る、はっきりと視る、鋭い眼差を向ける」等の意)の近縁語とされる。この説に拠ると、ドラコーンはこれと同じ語幹の派生語であり、原義は「鋭い眼光でにらむ者」と解される。ラテン語形 を経て、1225年頃初めて英語の文献に"dragon"という語が現れた。ドラゴンに相当するギリシア語のドラコーンとラテン語のドラコは、いずれもヘビを指す言葉であり、古代世界ではドラゴンと蛇(サーペント)は厳密には区別されていなかったと考えられる。『イーリアス』第11歌の冒頭でアガメムノーンが身に着ける楯の提帯と胸当には、それぞれに群青色の三頭の蛇(ドラコーン)があしらわれている。プリニウス(1世紀)の『博物誌』第8巻では、ドラコはゾウと敵対して闘争する大蛇として紹介されている。それによると、アフリカやインドに生息する蛇は象を絞め殺してその冷たい血を飲もうとするが、血を抜かれて倒れこむ象の巨体に圧殺されて相討ちとなる。アイリアノス(3世紀)の『動物の本性について』でも、インドの蛇(ドラコーン)は象の首に巻きついて圧倒的な力で締めつけると述べられている。中世の動物寓意譚のベースとなった『フュシオロゴス』(2-5世紀)にはドラコについての独立した章はないが、象やマングースの天敵として複数の章で言及されている。ルカヌス(1世紀)の叙事詩『内乱』には、アフリカの地を這い牛や象を絞め殺すドラコが登場するが、羽根 () で空気を動かすと描写されている点がプリニウスと異なる(有翼の蛇はアリストテレスの『動物誌』やヘロドトスの『歴史』にも出てくる)。ギリシア語訳旧約聖書である『七十人訳聖書』では、ヘブライ語のリヴヤーターンやがドラコーンと翻訳されている。タンニーンは巨きな海の怪獣を指す言葉で、この語は場合によってワニ、クジラ、蛇と解される。また、ヘブライ語のタンニム(タンの複数形)は何らかの荒野の生きものを指し、ジャッカルとも翻訳される。ダニエル書補遺の「ベルと竜」では、バビロニア人の崇拝する大きな竜が登場し、ダニエルによって殺される。『新約聖書』の「ヨハネの黙示録」では、七つの頭、十本の角をもつ赤い竜が登場する(黙示録の獣)。この悪魔とかサタンとも呼ばれる巨大な竜は天上でミカエルと戦って敗れる。中世に百科全書として用いられたセビーリャのイシドールス(7世紀)の『語源論』は20種以上の蛇を取り上げているが、ドラコも蛇の一種として説明されている。それによると、ドラコは酷熱の地であるエチオピアとインドの産で、蛇のなかでも最大であり、鶏冠(とさか)と小さな口がある。無毒であるが強力な尾で巨象をも絞め殺してしまう。洞窟から出て空を飛び、空気を乱す。ドラゴンが大気を乱して嵐を引き起こすという考えはアウグスティヌスも述べており、中世には翼をもったドラゴンが描かれるようになった。イシドールスによるドラコの記述は12世紀以降に盛んに作られたベスティアリの第2群のテクストでも踏襲されている。また、ベスティアリのテクストでは、ドラゴンは悪魔のような存在であるという(イシドールスにはない)解釈が付加されており、その鶏冠は高慢の王たる悪魔の王冠をあらわしていると述べられている。中世の動物誌のテクストには、口から炎を吐くとか翼があるといった今日一般に知られるドラゴンの特徴は明記されておらず、図像に表現されるドラゴンの翼や足や鶏冠の有無、足の本数はさまざまであった。12世紀以降の図像には翼や足のあるドラゴンがしばしばみられる。ドラゴン以外の蛇の類も、中世の動物譜の挿絵では往々にして足付きで描かれた。美術史家のによると、ロマネスク美術のドラゴンは翼や足のない蛇、あるいはトカゲの尾の生えた鳥のような姿であったが、以降、蝙蝠のような膜質の翼をもつドラゴンが描かれるようになった。バルトルシャイティスは、このような蝙蝠の翼の形象は中国美術にみられ、13世紀半ば頃からモンゴル系のイルハン朝を通じての交流で極東美術のモチーフがヨーロッパに伝播したと論じている。聖ゲオルギウスの竜退治の話は、ヤコブス・デ・ウォラギネ撰述の聖人伝説集『黄金伝説』(13世紀)を通じてヨーロッパに広まった。『黄金伝説』にはアンティオキアのマルガリタ(聖マルゲリータ)、聖マルタ、ローマ教皇シルウェステル1世の竜退治伝説も収められている。イギリスでは『』(14世紀)、聖ジョージをはじめとする七人の勇者が登場する『七守護聖人』(作、1596年)といった文学作品も、竜退治物語の大衆的普及に寄与した。イギリスの民衆劇でも聖ジョージが登場するが、ドラゴンは台詞のなかで言及されるだけで、舞台に登場することは稀であった。15-16世紀にはイギリス各地で火を吐くドラゴンの見せ物があったことが記録に残っており、17世紀には花火で火を吹きながら空を飛ぶ仕掛の張子のドラゴンも考案された。ドラゴンは町の祝祭のアトラクションにも使われた。記録上は15世紀初頭にまで遡る「ノリッジのスナップ」 (Snap of Norwich) は、中に人が入って動かす模造ドラゴンで、人を追いかけたりして祭を盛り上げた。ノリッジ近辺ではこれを模倣したものが20世紀初頭まで使われていた。フランスのタラスコンでは、聖霊降臨祭の月曜日と聖マルタの日にタラスクという木製のドラゴンのパレードが行われた(この行事は一時廃れたが、現在は復活している)。コンラート・ゲスナーによる図入りの博物学書『動物誌』(1551年-1557年)は架空の怪物も数多く紹介しており、同書には有翼のヘビ型、王冠を頭に載せたヘビ型、有翼二足型など、数種類のドラゴンが図示されている。荒俣宏の指摘によると、実物の標本が存在しないそれらの怪物図譜は、文献の情報が不正確で非現実的だと知りつつも種本の図版を忠実に模写するよう努めた結果であり、また、当時は怪物の偽造標本も出回っていた。ゲスナーの弟子で、ドラゴンに関する著作があるイタリア人ウリッセ・アルドロヴァンディは、エチオピアのドラゴンの標本を入手したという。の『ヘビの話』(1608年)やJ・ヨンストン (Johann Johnstone) の『禽獣虫魚図譜』(1650年-1653年)も、ゲスナーの著作の怪物誌としての側面を受け継ぎ、同様にドラゴンの図版を掲載している。ドイツの民俗学者の指摘するところでは、ドイツではドラゴン(ドイツ語でドラッヘ)は8世紀以前に伝来したであろう外来の概念である。これに対してドイツ語でヴルム () またはリントヴルム () と呼ばれる地を這う怪蛇は、それとは別に成立したゲルマンの土着的な竜の観念をあらわしている。ポイカートによればゲルマン伝承の怪蛇と南方由来の空飛ぶドラゴンが同格視されるようになるのは15 - 16世紀のことである。キリスト教では、『ヨハネの黙示録』の竜(黙示録の獣)に代表されるように、ドラゴンはたいてい「悪」の象徴とされ、悪魔と同一視されたり、邪悪な生きものであるというイメージが付きまとう。また、狼やユニコーンと同じく、七つの大罪の一つである憤怒を象徴する動物として扱われることもある。聖ミカエルと聖ゲオルギウスは竜退治の戦士として有名であり、かれらの竜退治は悪の力との戦いを象徴するものと解釈される。神話学的解釈では、竜殺しの伝説における竜は宇宙論的悪の象徴であり、聖人や英雄がそれを退治するということは、その宇宙論的悪すなわちカオス(混沌)をコスモス(秩序)へと変えることを意味する。中世史家ジャック・ル・ゴフによると、西洋の竜退治のテーマのひとつは、混沌の力が支配する土地を人間が安心して暮らせる場所に変えることである。ゲオルギオス () というギリシア語名は土地を耕す者、すなわち農夫を含意しており、自然の力を象徴する「大地の精」たる竜との闘いは、人間が自然と格闘して土地を開墾するということを寓意する。スイスのフランス語圏に伝わるシャヴォンヌ湖の白い竜は怪物らしからぬ湖の主である。ピラトゥス山の竜伝承には竜が遭難者を助けたという話がある。10世紀末に書かれたスカンディナヴィアを舞台とするアングロ・サクソン語の叙事詩『ベーオウルフ』では、竜は地中の財宝を守るものとされ、黄金の杯を盗まれたことに怒り、火を吐いて国土を荒らし回る。小さい竜や竜の子はドラゴネット()という。ドラゴンメイド()は半竜半人の姿の乙女のことで、メリュジーヌに似ている。「スピンドルストンの醜い竜」はおぞましい竜の姿に変えられた王女の話である。モンマスのジェフリーの偽史書『ブリタニア列王史』にはブリトン人の赤い竜とサクソン人の白い竜が登場する。ウェールズ語ではア・ズライグ・ゴッホと呼ばれるこの赤い竜は、ウェールズの旗に描かれ、1959年にウェールズの国の象徴として公式に認定された。ウェールズの民間伝承では、蛇が人間の母乳を飲むと翼が生えてグイベル (gwiber) という空飛ぶ怪蛇になるという。グイベルの通り道を横切ろうものなら襲われると伝えられる。ケルト神話にはフィン・マックールによる竜退治の話がある。ゲール語圏の竜退治説話には、オルフェーシュチやウイリェヴェイシュト (uilebheisd) と呼ばれる怪蛇が登場するものが多い。カタルーニャ地方のベルガでは、聖体祭のパレードでギータという竜も一緒に練り歩く。カタルーニャにはマラクという竜の伝承もある。スペイン北部のアストゥリアス地方では、水との関わりが深いクエレブレと呼ばれる竜の伝承がある。バスク地方では、七つ頭のエレンスゲ(大蛇)の話が広く知られている。エレンスゲはバスク語で蛇のような怪物を指す。アララールの竜は退治される竜である。シュガールは前キリスト教的なバスク神話の蛇形の神格である。アクセル・オルリックによると、北欧の民間伝承には巨大な蛇の出現というモチーフがみられる。共通するパターンは、洞窟や山中に(アイスランドでは湖に)巨大な怪蛇がいて、いつの日か姿を現し、広範囲に破滅をもたらすというものである。これらはミズガルズ蛇にも類似しているが、特定の神話体系を背景とするものではなく純粋にアニミズム的な存在だとオルリックは論じている。アイスランドの国章に描かれている4体の守護者(ラントヴァイティル)のひとつは竜である。これは『ヘイムスクリングラ』においてアイスランドの四方を竜、雄牛、鳥、巨人が守護しているとされたことに由来する(ヴォプナフィヨルズル#竜伝説も参照)。ヴァイキングは魔除けのために船首に竜頭を掲げ、スカンディナヴィアのスターヴ教会にも、竜の鱗に見立てた屋根瓦や竜頭彫刻といった竜を想起させる意匠がみられる。シグルズ伝説では、もとは人間であった竜ファーヴニルの血を浴びた者は鳥の言葉が理解できるようになる。デンマークの民話には、竜と暮らした少女の話(竜と娘)や、醜い恐ろしい竜として生まれながら人間に戻る王子の話(リンドルム王)などがある。これらに登場する竜はデンマーク語でレンオアム (lindorm) と呼ばれる怪蛇で、ドイツ語のリントヴルムに相当する。以下、北欧神話(ゲルマン神話)の代表的な竜を列挙する。フィンランド神話では竜はほとんど見られない。バルト地域には家蛇信仰があり、キリスト教伝来後も、蛇は家を守るとされたり、商売繁盛の象徴とされた(ザルティス、ピスハンド参照)。スラヴ神話の竜は、ズメイと呼ばれる。この竜は人間とよく似た性質を持っている。たとえば、ブルガリアなどの伝説では、竜には雌雄があり、人間同様の外見の差異が認められる。雌雄の竜は、まるで兄弟姉妹のように見えるが、農耕神としては全く違う性質を持っている。メスの竜は、人類を憎んでおり、天候を荒らしたり作物を枯らしたりして、兄弟であるオスの竜といつも喧嘩をしているとされる。それに対してオスの竜は、人を愛し、作物を守るとされている。炎と水は、ブルガリアの竜の神格を表すのによく使われ、メスの竜は水の特質、オスの竜は炎の特質とされることが多い。ブルガリアの伝説では、竜は3つの頭を持ち、蛇の体に翼を持つ生物とされている。中欧・東欧の竜は、竜王として人間と共に生きていたりする。「フェルニゲシュ」(ハンガリー)、「ストイシャとムラデン」(セルビア)、「天までとどく木」(ハンガリー)といった民話に登場し、善の竜王もいれば悪の竜王もいる。竜王と勇者が支配地域を半分ずつ分け合うといった説話が多い。「ラドカーン」は、竜退治のご褒美に王が自分の領土の半分を勇者へ譲渡するという話である。リュブリャナのズメイには守護獣の側面がある。一方、東欧の竜人(ズメウ)は人間に虐げられたりする。バラウールやヴァヴェルの竜は人間に退治される竜である。ロシアやベラルーシ、ウクライナでは、竜は悪の存在であり、四本の足を持つ獣とされている。そう高くはないが知性を持ち、しばしば小さな町や村を襲い、金や食物を奪う。頭の数は1〜7つ、もしくはそれ以上であるが、3 - 7の頭を持つのがもっとも一般的である。頭は、切り口を火であぶらなければ復活するとされる。ロシアでは竜(ズメイ)は『ブィリーナ』に登場するトゥガーリン・ズメエヴィチのように遊牧民族の象徴であり、邪悪の象徴でもある。しかし、ユランのような例外的に敵対的ではない竜もある。ロシアは中央アジアの遊牧民族の侵攻を度々受けており、そのため中国や中央アジアの竜信仰が伝播されたためである。ジラント(ユラン)はテュルク系民族にとっては守護獣としての性格が強く、意味が反転している。東欧伝承では竜の血はとても有毒であり、地表にも吸い込まれないとされる。ギリシア神話には英雄の竜殺しの話がいくつかある。竜は宝物の守り手として、あるいは自然の猛威の象徴として登場し、多くは英雄に退治される。ヘーラクレースは黄金の林檎を守るラードーンを屠り、カドモスはアレースの泉を守る竜を倒し、イアーソーンは金羊毛を守る竜を討ち取る。これらの竜の見張番としての役割は、「鋭い目で注視する」というドラコーンの語源説を想起させる。以下、ギリシア神話の代表的な竜を列挙する。ウロボロスは永劫回帰や永遠の象徴とされる。数学の「∞」(無限大)もウロボロスから来たものである。カール・グスタフ・ユングは、人間精神(プシュケー)の元型を象徴するものとする。元々は原始宗教や地母神信仰における自然や不死の象徴として崇められる蛇が神格化された存在だったと思われる。キリスト教的世界観では、蛇は悪魔の象徴であり、霊的存在を意味する翼が加わることで、天使の対としての悪魔を意味することがある。時代が流れ、「自然は人間によって征服されるべきもの」等といった思想の発生や新宗教が生まれ、新宗教が旧宗教の信者を取り込む際等に征服されるべき存在の象徴(征服されるべき者=悪者)として選ばれたこともある。西洋の物語において、往々にドラゴンはお姫様を幽閉しており、水中にいる。英雄がこれを殺してお姫様と結ばれる。カール・グスタフ・ユングの主張する心理学の見方においては、これは男子が母親の支配を打破して自らの選んだ妻と結ばれる、という物語であると見る。つまりこの見方におけるドラゴンは、母親の元型の影である。ドラゴンは現代のファンタジー作品で頻繁に取り上げられる。今日想起される典型的なドラゴン像は、鱗に覆われ、角を生やし、コウモリのような飛膜の翼を広げ、炎の息を吐く巨大なトカゲのような怪物である。あるいは、エキゾチックな色合いで、羽毛のある翼、炎のようなたてがみを持つ生物として描かれることもある。また、ヨーロッパのドラゴンと中国の竜を合わせたような姿の場合もある。その姿や咆哮は、見る者、聞く者を恐怖させる。ファンタジー作品で扱われるドラゴンは、半神的存在であったり、世の中を脅かす悪の権化、人々に恐れられる凶暴な肉食獣、人間と友好的に共存しているもの、兵器や乗り物に活用されているものなど、さまざまである。傾向としては、金銀財宝をため込んだ洞穴を守っており、ドラゴン退治の英雄と結びつけられることが多い。ドラゴンを殺した者、ドラゴンを殺すことのできる武器は「ドラゴンスレイヤー」と呼ばれる。また、現代の小説や映画の中では、言葉を操り、魔法を使うなど高等な知性を持つ生物として尊敬されているという設定のものもよく知られている。また、遙かな昔より生きているとされ、賢明で勇者にアドバイスを与える、あるいは、貪欲で宝をため込んでいるとの描写もある。ドラゴンの体の一部は、アイテムとして重宝される。ドラゴンの血は、魔法の小道具としてよく作中に登場し、野鳥の言葉がわかるようになったりする。ドラゴンの鱗は硬いとされ、鎧や盾などに加工したものは、非常に高い防御能力や熱などへの耐性が設定されている。またドラゴンの歯から作られる骸骨の戦士である「竜牙兵」、「ドラゴン・トゥース・ウォリアー」(スパルトイをモデルとする)はテーブルトークRPGなどでよく登場する。ファンタジーではドラゴンと一口に言ってもその姿はさまざまである。これ以外にも、爬虫類以外の鳥獣の特徴を色濃く持つもの(コウモリではなく鳥の翼、鱗ではなく毛皮、など)も見られる。作品によって相違点が多いが一例を挙げる。卵生で、宝石や黄金を好み、山岳地の洞窟などに巣を作る。知性は非常に高く狡猾で、人語を解する。体中の部位(血、心臓、舌、目 etc.)に強い魔力があり、自らの意志で魔法を使うこともある。また、非常に硬い鱗を持っており、並の剣では歯が立たないと言われる。極めて長寿とされる(「永遠に転生を繰り返す」としている作品もある)。また、鱗や血液にも魔力が宿るとされ、生き血を浴びて不死身になったジークフリートの伝説なども残っている。一般には口から炎を吐く(ドラゴン・ブレス)とされるが、ロールプレイングゲームなどでは、炎だけでなく吹雪や電撃や毒ガス、音波や光線など固体でなければ何でも吐くと設定されていることもある(多くの場合、ドラゴンの種類によって吐くものが決まっている)。空を飛ぶイメージが根強いが、科学的に考えるとドラゴンの巨体を羽ばたきと揚力で飛ばすには、一般的なドラゴンの想像図に見受けられる翼では小さすぎるとの指摘もある。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。