株式会社スパイク（"Spike Co., Ltd."）は、かつて存在したコンピュータゲーム開発などを手懸ける日本の企業。以前は映画のDVDやVHSソフトの販売も行っていた。1989年（平成元年）に出版事業を手懸ける有限会社みずきとして創業。1991年（平成3年）に会社組織を変更し株式会社化、1996年（平成8年）にはCSKが子会社化、セガ（後のセガゲームス）と同じCSKグループとなった。1997年（平成9年）に社名を現在のスパイクに変更。1999年（平成11年）10月にサミー株式会社の子会社に、2005年（平成17年）11月にドワンゴの子会社になった。その後、2012年4月1日付で同じドワンゴ傘下のチュンソフトを存続会社として同社に吸収合併され、スパイク・チュンソフトとなった。『ファイプロ』シリーズや『侍』シリーズが看板ソフトで、硬派なメーカーというイメージが一般的だが、近年はRPG、脳トレゲーム、低年齢向けのキャラクターゲームなど、幅広いジャンルのソフトを発表している。テレビ番組『脳内エステ IQサプリ』をゲーム化したことでも有名。また、Xbox 360向けに『Prey』や『』（ローカライズを担当した高橋徹も含めてベスセダ日本支社ゼニマックスアジアに移管）、『』などの海外製ソフト群を積極的にローカライズしている、スクウェア・エニックスへの買収前のアイドス社作品のローカライズも担当していた。プレイステーションにて、『』と言う海外製の対戦型格闘ゲームを国内でローカライズしようとしていたが、残酷な描写がある為、発売中止に追い込まれた苦い経験がある。また同じくプレイステーション版の『』と言うアドベンチャーゲームも国内でローカライズしようとしていたが発売中止している他、プレイステーション3とXbox360の『』なども発売中止している。ヒューマンのゲームソフトの版権を引き継ぎ、販売している事でも知られる。『トワイライトシンドローム』は実写作品としてビデオ化された。2012年4月1日にチュンソフトを存続会社にして、スパイクを消滅会社とする吸収合併を行いスパイク・チュンソフトとなる。なお、同じドワンゴ傘下の企業ニワンゴが運営しているニコニコ動画に積極的に広告を出稿している。世界ラリー選手権のDVDをコンビニエンスストアでも販売していた。「スパイクドラゴン」というレーベルで香港映画のDVDを製作・販売していたが2002年（平成14年）2月頃に同事業から撤退した。当レーベルよりリリースされた映画のタイトルは下記の通り（抜粋）。ニワンゴの系列企業という点を活かし、ニコニコ動画のアカウントで利用ができるゲームサイトのニコゲーを、2010年（平成22年）9月14日よりサービスを開始したが、開始から7か月後の2011年（平成23年）4月27日を以って閉鎖された。

出典:wikipedia