報徳学園中学校・高等学校（ほうとくがくえん ちゅうがっこう・こうとうがっこう）は兵庫県西宮市上大市にある私立中学校・高等学校。二宮尊徳の教えを基本とし100周年を越す伝統を有する男子校で、部活動は野球や陸上競技、ラグビーなどの特に運動部において全国的に有名。また、進学指導にも力を入れている事でも知られている。武庫川沿いに位置し、最寄り駅は阪急電鉄今津線の甲東園駅。二宮尊徳を敬愛し、その教えである報徳思想を実践していた神戸の実業家大江市松が「以徳報徳」の精神を身につけた青年を育成したいと願い、武庫郡御影町（現在の神戸市東灘区）に3年制の報徳実業学校を創立。校章の八重桜に「実」の文字はこの当時からの名残りである。その後商業学校、工業学校へと変遷し、戦後に西宮市に移転して普通高校に転換。前述のように部活動は盛んで、特に硬式野球部（甲子園出場春20回うち優勝2回、夏14回うち優勝1回）、陸上競技部（高校駅伝出場19回うち優勝6回）、ラグビー部（花園出場41回）、相撲（高校横綱4人）、少林寺拳法部（全国大会4回優勝）などが有名。2003年にはII進コース（中学〜高校）、選抜特進コース（高校）を設立した。最近は特にⅡ進の定員割れが激しい。

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