ボールニシキヘビ(学名:)は、ニシキヘビ科(ボア科とする説もあり)ニシキヘビ属に分類されるヘビ。別名ボールパイソン、ロイヤルパイソン。ウガンダ西部、ガーナ、カメルーン北部、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、コートジボワール、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、シエラレオネ、セネガル、スーダン南部、チャド南部、中央アフリカ共和国、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール南部、ブルキナファソ、ベナン、マリ共和国南部、リベリア全長100-150センチメートル。最大全長200センチメートル。胴体背面の斜めに列になった鱗の数(体鱗列数)は53-63。総排出口までの腹面にある幅の広い鱗の数(腹板数)は191-207、総排出口から後部の鱗の数(尾下板数)は28-47。上唇を被う鱗(上唇板)は10-12枚で、5-6枚目の上唇板が眼下部にあり眼と接することもある。赤外線感知器官(ピット器官)は4-5枚目の上唇板まである。胴体は太い。体色は黒や濃褐色で、褐色の斑紋が入る。種小名"regius"は「華麗な、すばらしい」の意。卵は長径7.2-8.7センチメートル、短径5.2-6.1センチメートル。草原やサバンナ、開けた森林、農耕地の周辺などに生息する。夜行性。頭部を中に入れボールのように丸くなる防御行動を行い、和名や英名の由来になっている。食性は動物食で、主に地表棲の小型哺乳類などを食べる。繁殖形態は卵生。主に11-翌2月に交尾を行う。1回に2-8個の卵を産む。卵は25-28℃の環境下で3か月、30℃以上の環境下では2か月で孵化する。生後3年(全長90センチメートル)で性成熟する。ペットとして飼育される事もあり、日本にも輸入されている。安価なことから、以前はニシキヘビ飼育の入門種と紹介されることもあった。しかし主に流通していたのが野生個体で輸送状態が悪く、さらに本種の生態があまり知られていなかったことから餌付かずに命を落とす個体が多かった。近年になり飼育下繁殖個体も流通し、本種の生態への理解もあり餌付いている個体であれば以前に比べ飼育は易しくなった。現在は野生個体、飼育下繁殖個体共に流通する。日本国内でも飼育下繁殖例は増加傾向にある。動物愛護法の改正により、2007年現在本種を飼育することに対しての法規制はない。現在は多くの品種が作出されている。
出典:wikipedia
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