『TUGUMI』(つぐみ)は、吉本ばななの代表作である青春小説。英題は"Goodbye Tsugumi"。1990年に『つぐみ』のタイトルで市川準監督によって映画化された。雑誌『マリ・クレール』1988年4月号~1989年3月号に連載された。1989年3月20日、中央公論社より刊行。病弱な少女つぐみが、夏に帰省してきた従姉妹のまりあと町で遭遇した日の出来事を描く。1989年に第2回山本周五郎賞を受賞した。その後英語などに翻訳されて各国にも紹介されており、高い支持を得ている。本書は1989年年間ベストセラーの総合1位を記録した。。1996年1月の大学入試センター試験では現代文の問題としても使われた。よしもとばななは、背景のモデルを伊豆の土肥温泉と言っている。。『つぐみ』というタイトルで1990年に映画化された。松竹製作。監督は市川準。生まれつき体が弱くわがままに育てられたつぐみと周囲の人々のひと夏の出来事が描かれている。静岡県賀茂郡松崎町で撮影が行われた。市川準監督にとっては初めて東京以外を舞台とした作品である。本作で主演映画2作目となった牧瀬里穂は、本作品で毎日映画コンクール新人賞など各映画賞を受賞した。旅館を営む両親の娘のつぐみは、生まれつき体が弱くわがままに育てられてきた18歳の少女。容姿端麗で外面は良く異性にも人気だが、素顔は粗暴かつ毒舌で、家では地を見せていつも家族を振り回していた。つぐみの従姉妹であるまりあは幼少期からつぐみと共に、つぐみの両親が営む西伊豆の旅館に住み込んで暮らしていたが、大学進学と同時期に東京に住む父親が前妻との離婚を正式に成立させたため、春先から東京に引っ越すことになる。しかし夏休みにつぐみから誘われたため再び西伊豆に渡り、つぐみとつぐみの姉の陽子と一緒になってひと夏を過ごすことになる。その夏、つぐみは不良グループに絡まれたとき、割って入って助けてくれた青年恭一と恋仲になるも、この不良グループとのトラブルが新たなトラブルの火種を生むことになる。
出典:wikipedia
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