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ドカベン プロ野球編

『ドカベン プロ野球編』は、水島新司の野球漫画。『週刊少年チャンピオン』にて1995年から2003年まで連載された。『ドカベン』『大甲子園』の続編にあたる。『ドカベン』『大甲子園』に登場した数々の高校球児たちが、今度は日本プロ野球の舞台で熱戦を繰り広げる。明訓高校の主人公・山田太郎や岩鬼、殿馬、里中、微笑、土井垣をはじめ、不知火、土門、犬飼兄弟ら、ライバルたちも実在球団に入団する。さらなる続編として、『ドカベン スーパースターズ編』『ドカベン ドリームトーナメント編』がある。『ドカベン』の明訓高校編は1974年からの3年間が舞台になっているが、山田たちが3年になって以降は時代が不明確になっている。『プロ野球編』では、山田たちが高3の春夏連覇をしたのが十数年未来にずれて1994年に変更されている(優勝旗に書かれている)。岩鬼は王貞治監督の福岡ダイエーホークスに入団。山田は東尾修監督の西武ライオンズに入り、里中は千葉ロッテマリーンズ。殿馬はオリックス・ブルーウェーブに入団し、イチローとチームメートになっている。微笑は第2期長嶋茂雄政権の巨人に入り、松井秀喜と同じチームに。こうなると、山田たちは明訓入学から卒業・プロ入りまで20年かかっているが、作中での時間の経過はあくまで3年で卒業である。『プロ野球編』の時代設定にしたがえば、山田たちが明訓高校に入学したのは1992年春で、続いて高校2年の夏に弁慶高校に敗れ、土井垣将が日本ハムファイターズに、犬飼小次郎が福岡ダイエーホークス(高校編では南海ホークス)に入団したのは1993年になる。また『大甲子園』で山田と真田一球、中西球道らが対戦した高校3年夏の甲子園大会は、『プロ野球編』では1994年のそれになる。プロ野球編のみに登場するキャラクター。この他の登場人物はドカベン スーパースターズ編の登場人物を参照。以下の有名人がカメオ出演している。最初の構想では南海に山田を入団させ、プロ野球編を書く予定だったが、同じニックネームの香川伸行が南海に入団したことから「ドカベンは大甲子園で終わり」と作者は決めていた。しかし、当時西武ライオンズに所属していた清原和博にドカベンの文庫版第5巻の解説を頼んだ際、清原から「ドカベンは今どうしているんですか?」「僕はドカベンから四番打者の心得を学んだ」「ドカベンを再び描いてほしい」と頼まれ、復活を決意する。このいきさつは、単行本第1巻の帯もしくは文庫版ドカベン31巻でも述べられている。他当時オリックス・ブルーウェーブに所属していたイチローも「殿馬と一緒にプロでプレーしたい」と頼みこんだという(後述)。「大甲子園」の作中でも、西武の打者山田と、巨人に入団し名実ともに「小さな巨人」となった里中の対決が描かれている。しかし、これは里中の夢の中の話である。他の野球漫画と一線を画すところは、公認野球規則を絡ませ、それが適用されるような場面を描いているのが随所に見られる。審判が作中で打者に規則を説明することにより、普段は気にならないような細かいルールを知ることとともに、注目されることが少ない審判にもスポットライトを当てている。栄村隆康や定年前の村田康一など、パリーグ審判員と岩鬼との掛け合いは見ものである。また、特に福岡ドームのブルペンや選手サロン、ロッカールームなどあまりファンが見ることができない場所も描写されている。キャラクターの所属チームにを決めるにあたっては、作者がかつて月刊ホークスで連載していたコラム『水島新司・新太郎の親子鷹』(2001年7月号掲載分)において、以下のようなエピソードが語られている。実在のプロ野球球団に架空の選手を入団させるにあたり、一番のネックとなったのが背番号である。登場人物が所属する球団の実在選手が多数登場する関係上、背番号をダブらせることは避けたかった作者が考えついたのが、「01」や「02」といった背番号である(西武・蔵獅子丸の「440」、ロッテ・中西球道の「001」など、一部3桁の背番号もある)。「00」という背番号をつけたプロ野球選手は過去数名いたが、01や02はいなかった。しかし、1993年、当時阪神に在籍していた松永浩美が、開幕当初から故障が多発したのは自分がつけていた背番号「2」のせいだとして、シーズン途中に自ら背番号を「02」に変更することを申し出て、了承された。これが、00以外で10の位が0番台の二桁の背番号を付けた第1号となった。作者はこれを参考に、登場人物の背番号を「01」や「02」などにすることで、実在選手との背番号の重複を避けることができた。ただし、山田に関しては入団した年には既に打撃投手の玉井信博が「02」をつけていたので、この点で矛盾が生じていることになる。なお、現在0で始まる2桁の番号については打撃投手やブルペン捕手といった支配下外選手に限っての使用になっている。また、3桁の番号についても、支配下外選手と育成選手のみに使用が限定されている。2006年以降、支配下外選手及び育成選手が現役選手登録をする場合は0-99番の1桁、または2桁の整数のみしか使用できないと規定されたためである。TBSで放送されていたバラエティー番組「ウンナンの桜吹雪は知っている」の中で、西武ライオンズ・渡辺久信投手が水島新司を提訴した、という設定で行われた。訴訟の内容は、自分が作品の中で岩鬼にホームランを打たれている場面を指して、「俺は岩鬼にホームランを打たれるはずがない」と主張し、名誉棄損の損害賠償として「『ドカベン プロ野球編』の作品の中で、自分が新魔球(「ブルースカイフォーク」、実際には打者が空振りしたフォークが定義づけられている)の開発、完全試合達成の場面を描くこと」を命令として請求するというものだった。訴訟は原告・渡辺久信の勝訴に終わり、要求も実現。水島は後に「(漫画の中での)ノーヒットノーラン記念」として球場まで渡辺に花束を持っていった(水島は「敗訴」したにもかかわらず、「これで作品に描くいいネタができた」と喜んでいた)。その後、渡辺は1996年6月11日、オリックス・ブルーウェーブを相手にノーヒットノーランを“本当に”達成し、水島は再び球場に花束を持っていくことになった。プロ野球編と高校野球編との最大の相違点は、高校野球編が現実の時間の流れと全く関わりなく進行していたのに対して、プロ野球編はシーズン(1年)単位ではあるものの時間がリアルタイムで進行している事である。それを顕著に示しているのが、山田太郎の妹・サチ子の成長である。高校野球編では小学校低学年だった彼女もリアルタイムで成長し、泣き虫だった性格も徐々に改善されて一人前の女性に成長する。その逆もあり、前作で先にプロ球団に入団した土井垣将、犬飼小次郎は当時の日本ハム、南海に入団したのに、殆ど同世代として登場し、その間の時間を空白にしている。そして9年が経過し、FA権を獲得すると、総裁の崖渕壮兵衛が大リーグ入りを希望する山田世代の選手たちを日本球界に繋ぎ留めるために、パ・リーグに「東京スーパースターズ」と「四国アイアンドッグス」という2つの新球団を誕生させ、山田らはその2球団に移籍。これにより、作中のパ・リーグは従来の6球団から8球団に増加した。ちなみにその新球団にはプロでもない旧・ドカベンの旧友やライバルが集結したりと、やや強引な結末で続編「スーパースターズ編」へとシフトしていく事になる。単行本17巻によると、助っ人外国人選手について作者は「現役バリバリの選手はいなく、その割には年俸は大リーガー並み。さらに腹が立つのは、それによって若手日本人選手の居場所が失われてしまっていること」と評しており、この事から作中に実在の助っ人外国人選手を登場させずにいる。

出典:wikipedia

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