九条駅(くじょうえき)は、大阪府大阪市西区九条一丁目にある大阪市営地下鉄・阪神電気鉄道の駅。大阪市営地下鉄における駅番号はC14、阪神電気鉄道における駅番号はHS 44。阪神なんば線の開業以降、どちらの路線を使っても近鉄線を経由して生駒駅へ行くことが出来る。またどちらの駅にも近鉄側から列車が乗り入れている。相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。改札口とコンコースは2階、ホームは3階にある。コンコースは阿波座駅寄りにのみにあったが、阪神なんば線の開業後は弁天町駅寄りにも設置された。改札口は南北の歩道から歩道橋で入れる2か所と高架下の駐輪場から通じる1か所の合計3か所である。64年の開業時は、西側改札口及び2両分のホームのみ仕上げ工事を完成させて営業を開始した。東側改札口完成後、西側改札口は何故か閉鎖された。このことに関して大阪市交通局は「閉鎖の理由は記録に残っていない」と説明している。しかし、阪神なんば線開業に伴い、再開することになった。当駅は阿波座管区駅に所属しており、弁天町駅の被管理駅である。PiTaPa、スルッとKANSAI対応各種カードの利用が可能である(相互利用が可能なIC乗車券はPiTaPaの項を参照)。大阪市道九条中通線の地下に設置された島式ホーム1面2線を有する地下駅である。コンコースは地下1階、ホームは地下2階に所在する。ホーム有効長は近鉄車両10両編成に対応している。駅舎のデザインテーマは「記憶の継承」。ホームからコンコースへの通路は、階段がホームの両端、エレベーターがホーム中央、エスカレーターがホーム中央に2箇所、尼崎寄りに1箇所設置されている。コンコースの東西には改札口がある。トイレは西改札付近に設置されている。駅の出入口は1番と2番の2箇所がある。1番出入口は中央大通沿いの地下鉄九条駅西口向かい側に所在し、阪神なんば線と大阪市営地下鉄中央線との乗換口となっている。2番出入口は九条中通線沿いの 西日本電信電話 西ビル内にあり、大阪市営バスへの乗換には2番出入口が案内される。大阪市営バスの停留所「阪神九条」は九条中通線を南東に進んだところで交差するみなと通沿いに所在する。九条が大阪市電発祥の地であることにちなみ、1番出入口側の駅舎やプラットホーム階壁面などに市電の鉄車輪をイメージした円形の意匠を取り入れている。1960年代、阪神が単独事業として難波方面への延伸を進めた際、現九条駅付近では電電公社ビルと住金興産九条ビルに駅出入口の準備工事がなされていた。これらの駅出入口のうち、電電公社ビル(現: 西日本電信電話 西ビル)側が2番出入口として42年の歳月を経て活用された。2番出入口の階段踊り場には当時のタイルがモニュメントとして保存されている。なお、住金興産九条ビル(現: 日鉄住金興産九条ビル)側の駅出入口は改札内に通じてしまうため活用されなかった。大阪難波寄りのドーム前駅から尼崎寄りの西九条駅までは上り勾配が続いており、当駅の西方約200メートルで地上に達する。ドーム前駅までの営業キロ上での駅間距離は0.6キロだが、当駅の端からドーム前駅の端までの距離は0.3キロであるため、実質的な駅間距離が阪神では一番短い。各年度の1日乗降・乗車人員は下表のとおりである。林羅山によって衢壌島(くじょうじま)と名付けられ、延宝年間に九条家の木笏が漂着したことから九条島に改められたとの伝承がある。旧淀川の河口に蓋をするような大きな中洲だった九条島は航行の妨げとなっており、1687年(貞享4年)に河村瑞賢が九条島を2つに割いて安治川を開削。以降、安治川左岸が九条、右岸が西九条となった。九条駅周辺にはねじの工場などが多い。大阪市営バスが運行している。九条新道停留所は地下鉄九条駅からナインモール九条を経由して400m程離れた国道172号線(みなと通)上にある。また、阪神の九条駅からは阪神九条停留所が近い。同線開業後の2009年3月29日に九条南一丁目から阪神九条に改称された。九条新道・阪神九条
出典:wikipedia
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