カセットボット(Autobots Cassettes)は、『トランスフォーマーシリーズ』に登場する架空の部隊。名前の通りカセットテープに変形する。カセットテープをモチーフにしたサイバトロンの部隊で、ラジカセをモチーフにしたブロードキャストがリーダーである。ライバルは同じくカセットテープがモチーフであるデストロンのカセットロン。また、カセットロンと異なり、動物型のメンバーも言葉を話す事が出来る。ブロードキャストやカセットロンは第1作『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』から登場していたが、カセットボットの登場は『トランスフォーマー ザ・ムービー』からである(日本では『ムービー』の公開が見送られたため、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー スクランブルシティ発動編』が初出となる)。また、作中においてカセットボットと呼ばれたのは日本語版のみ。声 - 難波圭一、喜多川拓郎(2010 第30話) / 英 - バスター・ジョーンズ 第18話より登場(海外では第30話)。デストロンの情報参謀サウンドウェーブが率いる諜報部隊「カセットロン」に対抗すべく組織された諜報部隊「カセットボット」のリーダー。対サウンドウェーブ対策としてサウンドウェーブの機体情報を元に誕生したサウンドロボット(『トランスフォーマーテレフォン』におけるサウンドウェーブの調査では新しく開発された戦士と紹介されている)であり、サウンドウェーブが得意とする電波攻撃などの能力を受け継いでいる(ブレインスキャン等一部能力は再現されていない)のだが、卑劣な作戦を練るサウンドウェーブを毛嫌いし、宿敵としている。ステレオラジカセに変形。地球の音楽を好む明るい性格なのだが、ブロードキャストの流す音楽はマイスターやトラックス、(カラオケが趣味の)ハードヘッド以外からはうるさがられている。現場に急行する際は変形して他の仲間に搭乗する事が多い。また、脚を伸ばしたまま歩行するといった変形パターンも見せている。『ザ・ムービー』ではサイバトロンシティの砲手を務めていたが、通信塔に乗り込んできたカセットロン相手にカセットボットで応戦。コンボイに救援を要請する。『2010』ではスクランブルシティの警備隊長として活躍。「音楽惑星の挑戦」や「2010年の大放送」ではその能力で事態を解決に導いている。終盤宇宙ペストに感染したスペリオンにより戦闘不能に陥るが、クインテッサ星人の手により復活。『ザ☆ヘッドマスターズ』では第2話にてサウンドウェーブと刺し違えるが、第5話でツインキャストとして強化復活を遂げた。武器は「エレクトロスクランブラーガン」、また「サウンドパワー」によりスピーカー部分から特殊音波や妨害電波を流すことも可能である。声 - 難波圭一第4話より登場、サウンドウェーブとの死闘で倒れたブロードキャストがマスター星の技術により復活した姿。顔は黄色く、身体は青が基調としたカラーリングとなっている。ダブルラジカセに変形する。部下のカセットボット達を使い偵察・調査等で活躍する。初期設定での名称はレベルキャスト。『トランスフォーマー バイナルテック・アスタリスク』で登場した、ブロードキャストの新たな姿。トヨタ・bBに変形する。『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』において発売された、二体の恐竜型カセットボットが合体する兄弟戦士。日本のオリジナルキャラクターだが、いずれもアニメ版には未登場である。後にザウルは『トランスフォーマー アニメイテッド』にスチールジョーと共に登場している。ブロードキャストはミクロマン・ラジカセロボの流用。TFでは「38」のナンバーを与えられて1985年10月に発売。またTF版ではラジカセロボに存在したラジオ機能はオミットされている。銃には巨大な空洞があるがこれは付属していたイヤホンを絡める為のものである。スチールジョー等カセットボットはデストロン側のカセットロンと異なりTF用として開発された玩具であり、それぞれ「C-65〜68」のナンバーを与えられ86年3月にブリスターパックで発売。ツインキャストは日本のみの販売で、胸部が改修されて2体のカセットボットを収納できるようになった。「C-116」の番号を与えられ、スチールジョーとのセットで87年8月に発売。スチールジョーはフォートレスの情報を示すシークレットシールが貼られ、武器が金色から銀色に変更されている。スチールジョー以外のカセットボットもカタログによると新たなナンバー「C-117〜120」を与えられていたが、「C-121〜124」で日本オリジナル商品であるWカセットボットが発売されたのみで未発売に終わっている。ブロードキャストはスチールジョーと共に2006年3月には『トランスフォーマー コレクション18』として復刻。ツインキャストも同時期にe-Hobby限定で復刻品が販売され、ツインキャストにはカセットロンのフリップサイズが同梱された。2009年には『トランスフォーマー アンコール』にて「カセット大作戦」として復刻。「15 カセット大作戦Vol.1」にてリワインド、イジェクト、「16 Vol.2」にてスチールジョー、アムホーンが復刻された。2012年2月25日にはツインキャストが「22」のナンバーを与えられ頭部がアニメ風かつタンポ印刷で再発売、スチールジョー、ジャガーの塗装変更品ナイトストーカー、サイバトロンストライプスが同梱された海外玩具シリーズである『トランスフォーマー ユニバース』においては、『トランスフォーマー ギャラクシーフォース』に登場したサウンドウェーブの塗装を変更したものが発売された。付属のヘキサボットはBrockLockと呼ばれ、説明書及びパッケージではMINI-CON(海外におけるマイクロンの呼称)扱いとなっている。ブロードブラストの名で『デヴァイスレーベル』としてノートパソコン型USBハブに変形する玩具が発売された。当初の発売日から数度の延期を重ねたのは、変形する事により配線が断線してしまう不具合を修正するためであった。
出典:wikipedia
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