大石 政則（おおいし まさのり、1922年7月6日 - 1945年4月28日）は、佐賀県三養基郡基山村（現基山町）出身の大日本帝国海軍特別攻撃隊八幡神忠隊隊員、海軍大尉。小学校から高校まで首席、生徒会長。富山高等学校文科甲種を経て、1942年東京帝国大学法学部に首席、現役合格。翌年、徴兵猶予が解除され、召集令状を受ける。1943年10月21日、明治神宮外苑での学徒出陣壮行会に参加。同年12月、長崎県佐世保海兵団に入団。帝国海軍第14期飛行専修予備学生試験首席。1945年4月12日大分県、九七式艦上攻撃機に搭乗し宇佐基地を出撃するがエンジン不調の為帰投。操縦していた一号艦攻に整備員にも原因が掴めない欠陥が見つかり、二飛曹船川睦夫に彼の三号艦攻との交換を懇願、船川は渋々受諾した。そして同年4月28日鹿児島県串良基地より一番機として再出撃し沖縄嘉手納湾の米国機動部隊に突入、戦死。享年22。出撃に際する同機搭乗員は次の通りである：東京帝国大学法学部から特攻戦死した学友に、堀之内久俊、松吉正資、安達卓也、工藤紀正、井上静夫、山鹿悦三、中尾武徳、林元一、吉田信、小森寿一、伊瀬輝男、杉村裕、萩本勇、藤村東郎、沢田泰男、川橋圭裕、山岡元春、西沢成裕、秀島政雄、田中敬治、和田稔、宇都宮秀一、亥角泰彦、三根耕造等がいる。

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