武蔵野市(むさしのし)は、東京都の多摩地域東部にある市である。東京都特別区部への通勤率は44.5%(平成22年国勢調査)。多摩地区の東端に位置し、区部と境界を接している隣接5市の内の一つである。武蔵野台地に在り、合村時の新自治体名への改名由来の一つともなっている。市内の「交通空白地域」をコミュニティバス「ムーバス」が走る。タクシーの営業区域が23区+武蔵野+三鷹で構成されている。これは後述の幻の東京都第24区に関連している。三鷹市、小金井市、西東京市と4市で、文化・芸術・スポーツの施設や保養施設など、公共施設の共同利用を行っている。戦前、中島飛行機武蔵製作所(エンジン工場)の完成とともにこの地域は発展した。しかし、米軍の東京大空襲の戦略爆撃に合い、工場機能は壊滅。現在もビル工事などで地中深く掘削すると不発弾が発見されることがある。戦略爆撃機B29で1トン爆弾を投下される。(戦後、自衛隊により処理される。)現在の市役所の位置には武蔵製作所(北裏周辺)の本館があった。また、市役所前の陸上競技場及び50mプールはリニューアルされるまで中島飛行機当時の施設を直して使っていた。現在でも市内の下水道管の一部に中島飛行機時代に整備された施設を使用している箇所がある。戦後、武蔵製作所東部分の跡地に東京グリーンパーク球場が竣工したが1年で閉鎖。その後武蔵製作所西部分の跡地がしばらく在日米軍に接収されており、グリーンパークと呼ばれていた。現在でも緑町周辺をグリーンパークと呼ぶ。武蔵野東学園のあたりに在日米軍用消防署があり、現市役所の場所には米軍子弟用のアメリカンスクールが存在した。旧市役所は現在の市民文化会館、中央図書館の場所に点在してあった。市域の形は時代劇の「ちょんまげのかつら」に似ている。桜堤地区がまげに相当する。額の部分をJR中央線が鉢巻の様に走っている。井の頭恩賜公園内には戦前からの井戸水を利用した都内最古のプールがある。人口密度は都内の市町村(東京都下)の中では1位、全国では2位である。古来 武蔵国に在り、現在の武蔵野市に当たる区域は多磨郡内の一部に属した。2005年に夜間人口(居住者)は137,513人であるが、市外からの通勤者と通学生および居住者のうちの市内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は154,448人で昼は夜の1.123倍の人口になる。通勤者・通学者で見ると市内から市外へ出る通勤者43,049人、市外から市内へ入る通勤者は49,933人と通勤者では市外から市内へ入る通勤者のほうがやや多い程度であるが、学生では市外から市内へ入る通学生は17,871人で市内から市外に出る通学生7,820人と学生では市内へ流入が勝っている。東京都編集『東京都の昼間人口2005』平成20年発行146,147ページ 国勢調査では年齢不詳のものが東京都だけで16万人いる。上のグラフには年齢不詳のものを含め、昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないので数字の間に誤差は生じる)武蔵野市では、全域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。市内の医療機関の多くは「武蔵野市医師会」に所属している。救急指定病院医師会関連施設市営水道をもつ。市内の井戸水と利根川水系から水資源機構が管理する武蔵水路を経由して供給される河川水を利用している。給水は市町村の事業であるが、多摩地域では多くの自治体が東京都水道局に委託している。独自で行っているのは、武蔵野市と昭島市、羽村市、檜原村の4市村だけである。市内にある境浄水場は東京都水道局のもので、本市の給水には直接は関与しない。武蔵野市役所と野球場の間に、武蔵野市クリーンセンターがある。2004年(平成16年)10月からゴミ出しは指定袋で行われるようになった。以下は、武蔵野市内にある主な商業施設の一覧。武蔵野市教育委員会では、みなみらんぼうが2000年11月から2012年10月まで委員を務めていた。本市の場合、正式名称は「武蔵野市立○○小学校」と表記する(一小から五小までの場合、便宜上「武蔵野第○小学校」と呼ぶこともある)。本市の場合、正式名称は「武蔵野市立武蔵野第○中学校」ではなく「武蔵野市立第○中学校」となる。便宜上「武蔵野第○中学校」と呼ぶこともある。※法政大学第一中学校は2007年度をもって共学制に移行、同時に三鷹市に移転。※法政大学第一高等学校は2007年度をもって共学制に移行、同時に三鷹市に移転。以下は、職業能力開発促進法に規定された職業能力開発校である。など武蔵野市は以下の9市町村を「友好都市」とし、武蔵野桜まつりなど催事での物産販売や、市民の相互派遣などの交流事業を行っている。武蔵野市を軸とする10市町村の「武蔵野市交流市町村協議会」(1991年発足、「武蔵野サミット」)の枠組みがあり、持ち回りで会議を行っている。2011年7月には武蔵野市交流市町村協議会において災害時の相互支援を明文化した「安曇野市サミット宣言」が採択された。武蔵野市の中道通り商店街には、友好都市のアンテナショップ「麦わら帽子」が設けられている。「姉妹都市」と位置付けられている都市はない(財団法人自治体国際化協会の姉妹都市提携一覧表にも掲載がない。同協会の「姉妹都市」の基準については姉妹都市を参照)が、青少年の海外派遣など各種国際交流事業が行われている。国際交流・国際協力および在住外国人支援の組織として公益財団法人「武蔵野市国際交流協会」がある。武蔵野市では交流事業先として以下の6都市を挙げている(表記は武蔵野市ウェブサイトによる)。
出典:wikipedia
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