ウェスリー・ミッチェル・オーバーミューラー（Wesley Mitchell Obermueller, 1976年12月22日 - ）は、アメリカ合衆国アイオワ州出身のプロ野球選手（投手）。オリックス・バファローズ入団の際に「オーバーミューラー」では長すぎて電光掲示板に全文表示できないため、登録名を「オバミュラー」と短くした。愛称は「オバ様」など。韓国球界での登録名は、오버뮬러。のMLBドラフト2巡目でカンザスシティ・ロイヤルズに指名され契約。9月20日にメジャーデビュー。にミルウォーキー・ブルワーズに移籍して3シーズンプレーし、12月にアトランタ・ブレーブスにトレードされた。のシーズン途中、ダン・セラフィニの不振などを理由に先発要員としてオリックスが獲得。日本での初登板の対ロッテ戦では白星こそ付かなかったが、5回無失点の好投をした。交流戦に入り苦しんだが、5月24日の対広島戦で初勝利を得た。しかしその後は制球が定まらず結果を残せず、途中中継ぎに転向するも7月途中で二軍落ちし、そのまま一軍で登板することなく結局は退団となった。はフロリダ・マーリンズでメジャー復帰を果たした。は韓国の三星ライオンズと契約したが、結果を残せずシーズン途中で退団。球速は140km/h台中盤ほどだが、スライダー、カットボール・フォークを使って早いテンポで打ち取っていく。日本で初登板での対ロッテ戦では千葉マリンスタジアム特有の強風が吹いていたため、変化球が通常以上に曲がり好投につながった。当時対戦した大松尚逸は週刊ベースボール誌上で、この風の影響で曲がる球を、彼の持ち球ではないシュートと勘違いしてしまっていた。

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