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SUPERSONIC GENERATION

『SUPERSONIC GENERATION』(スーパーソニック・ジェネレーション)は、日本のミュージシャンである布袋寅泰の6枚目のアルバムである。「超音速世代」と題されたオリジナルのスタジオアルバムでは6作目。前作のポップな世界観から一転、当時世界中の音楽シーンで隆盛を極めていたドラムンベースをはじめとするテクノサウンドをふんだんに取り入れた作品で、やアンダーワールドのダレン・プライスといったテクノ・ミュージシャンが参加しているほか、アルバム全体の雰囲気も攻撃性に満ちたものとなっている。シングル曲が一曲もなく、全曲が新曲。布袋によると、このような作品となった背景には「自分も含めてロックが持て囃されているような音楽業界の現状に生ぬるさとフラストレーションを感じている。要するに嫌いなバンドが多いということなんだけど。少しずつロックを嫌いになり始めている自分が嫌になっていた。ある意味では自分にとってのロック観のたどり直しかもしれない」「年齢的なものも含めてそろそろ大御所の仲間に入れられるところなんで。そうなるともう墓場。そこにだけは行きたくないし、この辺でちょっとヤンチャなとこ見せとくのが良いんじゃないかと思った」という当時の心境がある。アルバムからのシングルが一切リリースされなかったことについても「ずっとシングルをリリースして、ある種チャートの真ん中で戦ってきた時期もあった。でも今回はシングルをまったく切らないぐらい"チャートに対する"とか"音楽業界に対する"じゃないけど、漠然とした生ぬるいロックへのアンチテーゼみたいな部分があった」とインタビューで語っている。また布袋曰く「ファンをふるいにかけたアルバム」である。このことについて本人は「どこでこうなったのか分からないけど、ロキシー・ミュージックのつもりでやってたら矢沢さんのファンがついちゃったっていう(笑)。けっこうヤバいなって」というコメントを残している。こういった背景もあってか、現在でもファンの間では賛否両論あり「布袋史上最大の問題作」と評されることが多い。同時に、本作を引っさげたツアーについては「クラブシーンのサウンドを取り入れたのもあって、みんなもう少し踊ってくれるかと思っていたけど、そこはオーディエンスが思い描くいわゆるロック・コンサートっていう枠と、僕が作った踊れるロックっていうのがやや噛み合っていなかった部分があった」という反省点も述べている。CDにはパソコンで閲覧可能なクレジット、本人によるコメント、ライナーノーツ、使用楽器及び機材の一覧、レコーディングのスケジュールなどがCD-EXTRAとして収録されている。山下久美子との離婚後、ロンドンに渡り楽曲制作を開始。レコーディングはベルリンのハンザ・スタジオとロンドンのタウンハウス・スタジオにて行われた。テクノ要素の強いアルバムということもあり、レコーディングやトラックダウンの最中は傍らで常にスタッフたちが踊っていたという。本作ではPARKERがメインギターに加えられており、ツアーでも使用された。機材はアンプ・ヘッドにマッチレスのH/C-30、プリアンプにRocktronのVoodu Valve、キャビネットにマッチレスのES/D、スピーカーにマーシャルというラインナップ。S.E.はすべてハリウッド映画で使用されるサウンド・エフェクトを使用している。制作手法がこれまでのアルバムと極端に異なり、DigidesignのPro Toolsでレコーディングとエディットが行われ、トラックダウンにはSONYのデジタルテープを使用した。MIDI音源に関してはすべてKORGのTRINITYを使用。ギターやベースのリフも1度弾いたのをループさせてエディットしているものである。ギターを弾いている時間よりもギターの音作りをしている時間の方が圧倒的に長かったと布袋は語っている。余談だが、ベルリン滞在時のホテルはBOØWY時代に『BOØWY』のレコーディングで初めて同地を訪れた際に宿泊したホテルと同じである。1998年4月29日に東芝EMIのイーストワールドレーベルよりリリースされた。前作ではなかったアナログ盤も発売されており、CD盤とは曲順・曲数が異なる。欧州と北米の15カ国でもリリースされたが、本人が最も希望したイギリスではリリースされなかった。後にフルークやMOLOKOなど欧州のテクノ・アーティストがこのアルバムの楽曲をリミックスしたシングル「BATTLE ROYAL MIXES II」がリリースされた。同作はドイツのダンス・ミュージック部門のチャートで最高8位にランクインした。本作を受けてのツアーは『SUPERSONIC GENERATION TOUR』と題し、1998年5月9日の東京ベイNKホールを皮切りに9都市17公演を行っている。アルバムのツアーとしては『GUITARHYTHM WILD TOUR』以来となるライブハウスでの公演も行なった。ツアー前のインタビューでは、前回の『SPACE COWBOY TOUR』でエンターテイメントの極地に到達した感があることを口にしており、「今回は趣きを変えてファインアートなクラブといった感じになるだろう」と語っていた。ツアーメンバーにはレコーディングにも参加したザッカリー・アルフォードとワタナベノブタカとSLINKYのマイク・ウィロックス、前ツアーに引き続きHIROSHI、元THE MAD CAPSULE MARKETSの石垣愛が参加している。中野裕之がステージ映像を担当した。本ツアーの模様は6月27日の横浜アリーナ公演と6月17日、18日の赤坂BLITZ公演を収録したライブ・ビデオ『HOTEI SSG LIVE "ROCK THE FUTURE"』(1998年)としてリリースされている。当初は6月3日、4日の日本武道館の模様を収めたライブ・アルバムも制作される予定だったが、リリースには至らなかった。

出典:wikipedia

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