大阪府立能勢高等学校(おおさかふりつ のせこうとうがっこう)は、大阪府豊能郡能勢町上田尻にある公立の高等学校。総合学科を設置し、地域の中学校2校と連携した中高一貫教育を実施している。大阪府北部の山間部に位置し、大阪府内の高等学校としては一番北にある。2004年度から、能勢町立東中学校・能勢町立西中学校の2校と連携型中高一貫教育を実施している。能勢町立の2中学校に在籍している生徒については入学試験の際に学力検査が免除され、小論文と面接で入学者を選考する。また1年生の英語・数学・国語の授業では、各教科ごとに週1コマずつ、中学校教諭がティーム・ティーチングや習熟度別学習で授業を補助担当している。かつては普通科と園芸科を併設する高等学校だったが、中高一貫教育の導入に伴って総合学科高校へと改編された。総合学科ではグローバルコミュニケーション・エコサイエンス・グリーンツーリズム・ヒューマンウェルフェアの4系列の科目を開講している。1948年に現在の能勢町域に設置された大阪府立園芸高等学校の3分校が、能勢高等学校の前身となっている。1948年8月1日に全日制の大阪府立園芸高等学校能勢分校が設置された。同年10月15日には能勢分校に定時制が併設され、さらに田尻分校・西能勢分校の定時制分校が設置された。1950年には西能勢分校に全日制が併設されている。1954年には能勢・西能勢・田尻の3分校が合併する形で、大阪府立能勢高等学校が豊能郡歌垣村(現・能勢町)倉垣631番地の1で創立した。開校当初は全日制農業科・普通科・家庭科の3学科を設置した。1954年11月に現在地に校舎が竣工して移転している。1963年に家庭科を募集停止し、また1974年には農業科を園芸科に改組している。1974年以降普通科・園芸科の2学科体制をとってきたが、2004年の中高一貫教育開始に伴い総合学科へと改編されている。現在教育委員会において、学校のあり方について検討が進められている。現在府立高等学校の分校(能勢町立の昼間定時制分校に大阪府が支援を行う)あるいは能勢町への移管を行い小中高一貫教育を行う案の2つの方向で進められている。
出典:wikipedia
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