『勇者王ガオガイガー』(ゆうしゃおうガオガイガー、The King of Braves GaoGaiGar)は、1997年(平成9年)2月1日から1998年(平成10年)1月31日まで名古屋テレビ・テレビ朝日系列で土曜 17:00 - 17:30に全49話が放送された、名古屋テレビ・サンライズ制作のSFロボットアニメ作品であり、『勇者シリーズ』の第8作。名古屋テレビを制作局として『無敵超人ザンボット3』(1977年)から続いて土曜17時台に放送された最後のサンライズ制作によるロボットアニメであり、関連作を除いてはシリーズ唯一のステレオ放送でもある。勇者シリーズのテレビ作品最終作であり、「ガガガ」「GGG」などと通称される。監督の米たにヨシトモにはとにかく「ガガガ」という語感へのこだわりがあったようで、最初に考案されたタイトルは『勇者王ガガガッティー』で『ガガガッティー』が没になったのちも、『ガオガイガー』に決まる以前には『ガルガイガァ』、『GOギーガー』などの候補も存在した。物語の基本原型は、古典文学の「竹取物語」。連続劇の要素の本格的な導入や、全篇に亘ってストーリーの根幹に関わる謎を伏線として張り巡らせたことは、それまで一部の例外を除き、基本的に一話完結の展開であったストーリーラインが中心の本シリーズとしては特筆すべき点の一つと言える。勇者シリーズで初めてアバンタイトルを正式化し、アイキャッチとエンドカードも毎回異なるものが用意され、アイキャッチはスペック表記、エンドカードは「これが勝利の鍵だ!」というナレーションと共に次回で注目すべき人物またはメカニック等が描かれた。放送終了から2年が経過した2000年に、テレビシリーズの続編である『勇者王ガオガイガーFINAL』(全8巻)がリリース。後に2005年に再編集版『勇者王ガオガイガーFINAL GGG (GRAND GLORIOUS GATHERING)』がテレビ放送される。シーエムズコーポレーションからリリースされている「BRAVE合金」シリーズ、およびバンダイからリリースされている「スーパーロボット超合金」「超合金魂」等の合体型玩具やフィギュア、主題歌のヴァージョン違いを収録したCDなどを始めとした関連商品のリリースや、ブレイブサーガ2、スーパーロボット大戦シリーズなどといったゲームへの出演、テレビシリーズとしての本作品が終了した後も、各媒体での商品展開は継続されている。1997年の冬の日、天海夫妻の目の前に宇宙より黄金に輝くメカライオンギャレオンが飛来。夫妻に一人の赤子を託す。その赤子は、夫妻によって育てられることになった…2003年、宇宙飛行士獅子王 凱が乗るスペースシャトルスピリッツ号は宇宙空間で謎の機械生命体(EI-01)と衝突。瀕死の重傷を負った凱は、ギャレオンに助け出され地球に不時着する。その手には緑色の宝石Gストーンが握られていた。そこから得られた技術によって、凱はサイボーグとして復活。2年後の2005年。機界生命体ゾンダーが地球侵攻を始めたその時、地球防衛勇者隊GGG(ガッツィー・ジオイド・ガード)の鉄の巨神ガオガイガーが姿を現す。その圧倒的なパワーで敵を破壊、敵の核を壊そうとしたガオガイガーの前に、羽を持った緑の髪の少年が現れ、核を元の人間へと戻す。彼こそが、天海夫妻の手で育てられた赤ん坊が成長した姿、天海護であった。浄解能力を持つ護をGGG特別隊員に加え、GGGは地球防衛の戦いを続けていく。ゾンダーとの戦いは熾烈を極め、ついにはゾンダーの本体とも言うべき存在機界31原種が姿を現す。かつては機界四天王であったピッツァもその本来の姿、赤い星の戦士ソルダートJの記憶と使命を取り戻し、白き方舟ジェイアークで原種に立ち向かう。やがて決戦の舞台は木星へと移る。多くの犠牲を払いながらも勝利を掴んだかに思えた時、GGG隊員である卯都木命が機界新種ゾヌーダとして覚醒した。Gストーンの力も寄せ付けない機界新種に対し、苦戦を強いられる勇者たち。しかし凱の決死の浄解により機界新種となった命の浄解に成功する。そして護は他の星でゾンダーの脅威にさらされている人々を救うためギャレオンと共に宇宙へと旅立つのだった…。詳細は※Number.08・21は次回予告風のプレゼントのお知らせを放送。本編を補完する挿話。逸脱した外伝ではなく、公式の正伝である。また、監督ら本作のスタッフが中心となって1999年に制作したアニメ作品『ベターマン』は、同一の世界において機界昇華が終結した2006年を舞台としており、登場人物の関係性やメカニックなどは密接につながっている。以下、全てビクターエンタテインメントより発売。
出典:wikipedia
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