大歩危駅(おおぼけえき)は、徳島県三好市西祖谷山村徳善西に所在する、四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅である。駅番号はD27。土讃線における徳島県内最後の駅となっている。下り方の次駅・土佐岩原との間で徳島・高知県境を越えると共に、全長4,179mの大歩危トンネルが存在する。同トンネルは、1986年3月の予讃線短絡ルート開通に伴い犬寄トンネル(6,012m)が使用開始となるまで、四国島内のJR線における最長のトンネルとなっていた。構内には大歩危の渓谷を眺めることの出来る遊歩道がある。その名称から上り方の次駅・小歩危と共に「オオボケ・コボケ」と呼び親しまれており、メディアでも時折ネタとして紹介されることがある。また、作家の阿川弘之も「大ぼけ小ぼけ」というタイトルの書籍を刊行している。全特急列車が停車する。また阿波池田駅方面から当駅で折り返す列車も、夕方以降を中心に設定されている。三好市や民間宿泊業者のPR効果もあり、近年は外国人観光客の利用が増加している。単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを有する地上駅。駅舎とホームは構内踏切で連絡している。島式ホームが1・2番線で、その奥の単式ホームが3番線である。さらに単式ホームの奥は遊歩道に繋がっている。駅構内にはトイレはないが、駅舎の横に2010年に改築されたトイレが設置されている。かつては平日午前中のみ駅員が配置されていたが、2010年10月1日に完全な無人駅となった。駅舎内には自動券売機が設置されており、近距離の乗車券と自由席特急券を発売している。なお、駅の管理は阿波池田駅が行っている。観光案内所は駅事務室を改装したものなので、構造上駅の外からは直接入れず、一旦改札口を抜けて駅構内から入るようになっている。この観光案内所と改札口との間には『ど根性もみじ』と書かれたカエデが生えている。また、地元生まれの妖怪こなきじじいが駅長に就任し、観光案内所入口横に木彫りのこなきじじい像が置かれている。1日平均乗車人員は下記の通り。なお、2014年の利用者は約3万人で、そのうち約1割が外国人であった。吉野川の渓谷が美しい大歩危・小歩危の南端にあり、平家落人の里やかずら橋のある(秘境)祖谷渓への入口でもある。駅前からかずら橋行きのバスが一日に数本でている。※ 四国交通バスは通常1日4往復であるが、4月 - 11月の休日は大歩危峡 - かずら橋間が増便される。
出典:wikipedia
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