「1/6の夢旅人2002」(ろくぶんのいちのゆめたびびとにせんに)は、樋口了一の通算9枚目のシングルである。現在の『水曜どうでしょう』(北海道テレビ放送制作)本放送終了後の、新作シリーズのエンディングテーマとなっている。楽曲の経緯などは「1/6の夢旅人」を参照。同番組の企画「原付ベトナム縦断1800km」で初披露された。その後、同番組シリーズ『水曜どうでしょうClassic』のエンディングテーマとして使用されるようになる。発売当初のオリコン最高順位は162位だったが、後に記録を更新しており、最高位は31位である。現在でもたまに「オリコンインディーズランキング」で20位以内にランクインすることがある。全作詞・作曲:樋口了一このCDには「水曜どうでしょう同窓会」という映像が収録されており、パソコンにて再生すると自動的に再生される。内容は、『水曜どうでしょう』に出演の鈴井貴之と大泉洋との対談(ディレクターの藤村忠寿も事実上参加)である。同映像は、後に『どうでしょうDVD』にも収録された。『リターンズ』では、西日本制覇(北海道で2002年レギュラー放送終了後に放送)で大泉が「1/6」を口ずさむシーンの挿入歌として「2002」バージョンを使用、これ以降は「2002」を使用している。2002年9月25日の番組レギュラー最終回で放送され、その後DVDにもなったベトナム横断1800キロのエンディングに収録されたバージョンの「1/6の夢旅人2002」には、樋口が飼っていたインコのポーちゃんの声が入っている。後に本人がCD EXTRAの中で告白した(『どうでしょうDVD』第4弾「サイコロ3」の特典映像にも収録)。通称「インコバージョン」。これは樋口が自宅での制作中、ラインでドラムの打ち込みを録音する際にマイクで拾ったポーちゃんの鳴き声を誤って一緒に録音してしまったためである。ところが樋口は、「まぁいいか」とそのポーちゃんの声入りドラムトラックをそのまま使って曲を完成させ、番組ディレクターの藤村忠寿に渡した。ディレクターや音響効果担当の工藤哲也は編集時、曲の途中で入る「シーシーシー」という音には気づき、疑問をもちつつも「多分これはシンセサイザーか打楽器か何かの音で、樋口さんのアレンジのひとつなのだろう」と思い、そのまま番組に使用し電波に乗せてしまった。それを知った樋口は、「北海道の人たちは本当のことを何も知らないで大喜びしている」と語っている。後に本人の口からあの音はインコの鳴き声であることが明かされたが、偶然にも該当部がケツァールの飛び立つ場面で流れていたため、樋口は藤村たちが鳥の鳴き声と気づいた上で使ったのだと思っていたという。発売されたCDの「1/6の夢旅人2002」は最終回で放送されたものとは違い、アレンジに手を加え改めて札幌のスタジオで収録されたもので、ポーちゃんの声は入っていない。また、一部だけ歌詞に違いがあり、マスター音源では「いつの日かきっと」であったのが、発売CDでは「いつの日にかきっと」になっている。CD版は主に『水曜どうでしょうClassic』で使用されている。また「ベトナム横断1800キロ」のエンディングもClassicではCD版に差し替えられている。
出典:wikipedia
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