TBSニュースバード(ティービーエス ニュースバード)は、TBSテレビが運営するニュース専門チャンネル。国内外に展開するJNNの豊富な取材網を活用し、速報性を重視したニュースを積極的に放送している。スカパー!(東経110度CS放送)・スカパー!プレミアムサービス・スカパー!プレミアムサービス光や、各地のケーブルテレビなどに加入すると視聴できる。2009年10月より、スカパー!HD(現在のスカパー!プレミアムサービス)ではニュース専門チャンネルとしては初となるハイビジョン放送を開始した。理由としては当時、プロ野球中継を行うためであった。また、スカパー!の「プロ野球セット」にも組み込まれていた。なお、ハイビジョン放送開始後も2013年9月までは一部映像(主に録画放送時)に16:9の標準画質が混在していた。後述のように2014年5月をもってプロ野球中継は一旦廃止となり、スカパー!の「プロ野球セット」から外れたのは勿論、一部のケーブルテレビ局でもニュースバードから中継を引き継いだTBSチャンネル2に切り替える動きがあった。また、全国のJNN系列局やBS-TBSでも深夜帯を中心にフィラーとして放送されている。さらに、JR東日本の車内放送『トレインチャンネル』及び羽田空港国内線搭乗待合室モニターや大日本印刷との提携による大学生協向けのデジタルサイネージ『キャンパスTV』にも動画ニュースを提供している。基本的に専用のスタジオから、1名から2名のキャスターが交代で24時間ニュースを伝える。キャスターは主に当チャンネル専属の人物だが、TBSのアナウンサーが持ち回りで出演するときもある。多くのニュース項目は、地上波の各報道番組で放送された項目を録画・編集したものだが、緊急時は生で回線接続する場合がある。また、アメリカ・CBSテレビとの提携を活かし、同局のニュースやドキュメンタリー番組などを生放送・時差放送している。なお、毎日新聞(朝刊)の第2TV&ラジオ面には番組表が掲載されている(大阪・西部両本社版対象地域全域を含む一部の地域を除く)。スポットCMは他のCS放送同様、自動車保険関連や健康食品などの通信販売関連が大半を占めている。また、TBSチャンネル1・2でも頻繁に流れているブシロードのCMがニュース専門チャンネルでは珍しく放映されている。この他、TBSチャンネル1・2と同様、TBS関連会社の通信販売会社グランマルシェのテレビショッピングも頻繁に流れている。テレビショッピングは長年にわたって山本文郎(元TBSアナウンサー)が案内役を務めていたが、2014年2月に山本が急逝後は案内役抜きで放送され、現在は山本の後輩である生島ヒロシ(元TBSアナウンサー)が案内役を務めている。また、TBSチャンネルやBS-TBSの番組宣伝もスポットCMとして流れている。4:30を基点とする24時間放送。かつて月 - 金曜日は4:45を起点としていた。祝日も、年末年始を除いて通常シフトに準ずる。一部を除いて、番組自体は30分単位だが、内容は10分ごと(0時から6時までは15分ごと)のパートで区切られている。また、CMは毎時28分、58分から2分間挿入される(開局から約5年間はなし)。番組の進行によっては、CMの開始までに空きが生じることがあり、その場合は天気予報やニュース項目の一覧(背景はお天気カメラ)、もしくはチャンネルのロゴマークをあしらったフィラー映像を流して調整する。なお、パートの区切りは2013年3月までは、終日15分ごととなっていた。各ニュース番組は、2時間 - 4時間前後の枠になっており、原則初回の30分は生放送、残りの時間はその再放送であるが、時間帯により、一部内容を入れ替える。また新規のニュースや続報が入った場合も、適宜内容を新しいものに更新し、再構成したものを放送する(更新の場合、一部のパートを生放送に切り替えることもある)。大きな事件や事故、災害のニュースが入った時は随時速報(録画放送時は生放送に切り替える)するほか、TBS発の報道特別番組を地上波と同時放送する場合がある(場合によってはBS-TBSでも)。また、JNN各局ローカルの報道特番を同時放送することもある。画面下のニュース項目には、右端下に「TBSニュースバード」のロゴマークが表記されているが、JNN系列の地方局が取材したニュースに関しては、その放送局の略称ロゴが表記される(例:MBS)。月1回程度、主に月曜日の深夜から未明にかけて、メンテナンスにより放送休止となる。かつては一時期メンテナンス中のデータ放送が利用出来なかったが、現在は、「スカパー!」他チャンネルと同様の『スカパー!みてみてサポーターのご案内』が利用できる。同チャンネルの放送開始に合わせて、TBS放送センター内の報道局内に専用スタジオと副調整室及び業務スペースが新設され、以来基本的に同所で番組は制作されている。また、副調整室には同チャンネル専用のマスター設備が併設されており、事前に収録された番組やリピート番組の送出などが行われている。放送開始当時使用していた「CSスタジオ」は、その後、隣接する業務スペース内に新設されたオープンスタジオ(BSスタジオ)と長く併用され、現在は地上波ニュースなどのインタビュー用収録スペースとして使用されている。2009年9月時点でTBS放送センター内に唯一残るアナログSD方式のスタジオ及び副調整設備であったが、スカパー!でのHD放送に対応するため、同年9月20日をもって一旦専用スタジオと副調整室の使用を中止し、設備の更新作業に入った(更新期間中は別スタジオを代替使用)。その後、設備更新作業が完了し、同年11月16日から同所での放送が再開されている。CS放送などにおけるチャンネルのみならず、JNN系列各局でも未明帯の放送休止時間を利用して同時放送を行っている。ただし、あくまでもフィラー(空白となる時間の穴埋め)という扱いであるため、曜日や季節によって放送時間に違いが生じている。TBS以外の各局はCS再送信ネットであり、TBS以外の地上波各局では、衛星回線により再送信している関係で3 - 4秒程度の時差が生じる。また、ニュースバードのハイビジョン化から地上デジタル放送への完全移行が完了するまでの間は、系列局の設備状況により超額縁放送となっていた時期があった。なお、スカパー!などのプラットフォームのメンテナンスにより停波する場合でも、衛星回線への裏送りにより通常通り放送される。ただし、ニュースバード自体の設備のメンテナンス日はこの限りではない。以下でいう「放送終了」は、放送日付上(実際は前日付け)の深夜定時放送終了時刻を指す。またフィラー扱いで時刻が掲載されている局でも、特番や臨時ニュース、スポーツ中継の延長放送などによって終了時刻が変更になった場合は開始時刻の繰り下げや、途中での飛び乗りを極力避けるために15分区切りで別のフィラーを放送する場合、更には翌日付早朝放送開始までの時間的な余裕がない場合は放送休止となる場合がある。また、特に月曜未明の放送を、放送設備保守のため局によって休止にするところもある。時刻掲載にて月曜から金曜が同時間帯に放送される場合は(平日)としてまとめてある。いずれの放送局も夜間から明け方にかけての時間帯で重大ニュースが入ったり台風などの災害が見込まれる場合あるいは選挙特番の場合には臨時にニュースバードで終夜放送を行う場合もある。2011年3月11日に東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生した際は、地上波やBS-TBSと共に開局以来最大規模の特別態勢が執られた。発生直後から地上波との同時放送を始め、同月15日までの5日近くにわたって震災に特化した報道を続けた。深夜はニュースバードが制作を担当し、チャンネル専属キャスターに加えて升田尚宏アナウンサーが交代で出演した。15日(BS-TBSは14日)をもって通常編成に戻ってからも、同月20日頃までは朝の時間帯以外も2人のキャスターが出演していた。発生後の夕方から同月19日の9:00にかけて、スカパー!の全サービス(当時のSD・HD・e2・光)や複数の動画配信サイトにて無料放送(配信)を実施し、YouTubeやUstreamでは18日15:00まで行われた。また、JNN系列局の一部では深夜から未明以外の時間帯にも同時放送が行われた。以下にその事例を挙げた。
出典:wikipedia
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