アグリジェント()は、イタリア共和国のシチリア島南部にある都市で、その周辺地域を含む人口約5万8000人の基礎自治体(コムーネ)。アグリジェント県の県庁所在地でもある。古代ギリシアの植民都市アクラガスに起源を持ち、当時の遺跡が現在も残る。「神殿の谷」は「アグリジェントの考古学地域」として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。 は と発音される。イタリア語以外の言語では以下の名称を持つ。歴史上は以下の名で呼ばれた。1929年まではジルジェンティが正式名であったが、ラテン語名の をイタリア語に変化させた現在の名とされた。アグリジェントの市街は、丘陵の南側斜面に位置する。カルタニッセッタから南西へ約47km、州都パレルモから南南東へ約92km、トラーパニから南東へ約122km、シラクサから西北西へ約154kmの距離にある。アグリジェントはマグナ・グラエキア時代の植民都市アクラガス( / Akragas)に起源を発する。その頃の遺跡が現在まで残っており、美しい景観となっている。また、哲学者のエンペドクレスの出身地としても有名である。第一次ポエニ戦争中の紀元前262年から紀元前261年にかけて、この都市をめぐって共和政ローマとカルタゴの間で大規模な戦い(アグリゲントゥムの戦い)が行われた。この戦いでローマは勝利を収め、ローマによるシチリア島支配が始まった。アグリジェントには、以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。町の周辺の小高い丘には神殿があり、その中でも有名な「神殿の谷」では、春になるとオレンジの木の花の心地よい香りが広がり、楽しむことができる。神殿を利用してファッションショーなどが開かれることもある。また「アグリジェントの考古学地域」として1997年に世界遺産に登録されている。
出典:wikipedia
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