生田駅(いくたえき)は、神奈川県川崎市多摩区生田七丁目にある、小田急電鉄小田原線の駅である。駅番号はOH 20。相対式ホーム2面2線の地上駅で橋上駅舎を有する。駅舎は2階、ホームは1階にある。売店「OX SHOP」とATM(横浜銀行生田支店小田急生田駅出張所)は2階改札外コンコースにある。かつては2番ホームにも売店があったが、自動販売機コーナーとなった。2階売店横には宝くじ売り場も出店している。待合室は各ホームに設置されている。トイレは2番ホーム(上り)にある。多目的トイレは男女各1室ずつ設置されている。エレベーターは1階にある各ホームと2階を連絡する。エスカレータは1階にある各ホームと2階を連絡する(両ホームともに上り運転のみ)。下りホームと南側のロータリーを連絡するスロープがある。2013年2月21日に、行先案内表示器が設置された。2014年度の1日平均乗降人員は44,606人である。乗降人員・乗車人員の推移は下表のとおり。付近には明治大学、専修大学、聖マリアンナ医科大学など大学が点在し、学生街となりつつある。駅近く(読売ランド前駅との間)の地下を東日本旅客鉄道 武蔵野線が通っており、生田トンネルや生田変電所がある。生田駅前 (神奈川中央交通(相模神奈交バス)・小田急バス)生田駅バスロータリー(川崎市交通局)小田急の開業が近くなると、生田村では駅の誘致が行なわれることになった。東西に伸びた村であることから村中央部に駅を開設するという意見もあったが、設置計画ができた時点では、生田村内の駅は村役場に近い当地に作る計画となり、用地買収の話もいったんは解決した。ところが、村の西側に住んでいた有力者が話を持ちかけて、村会を開いたところ西側誘致の意見が多数となったため、現在の読売ランド前駅の位置に作る計画となってしまった。その計画変更に東地区の住民が猛反発を起こし、「駅を作らなければ土地を売らない」とまで言い始めた。これでは建設にも差し支えるため、結果として西側の駅と当駅を両方とも設置することとなった。このような経緯もあってか、小田急全線でも他に見られない開通記念碑が駅前に建てられている。駅開設当時の「東生田」は、現在の「読売ランド前駅」が「西生田」という駅名だったことに対応して名づけられた。1964年に「西生田駅」が「読売ランド前駅」に改称したことから、「生田」と改称される。なお「生田」という名前は、開業時の所在地である生田村から採ったものであるが、この地名はかつてあった「上菅生(すがお)村」と「五反田村」の地名を合わせたもの。戦時中、現在の明治大学生田校舎には大日本帝国陸軍登戸研究所があったため、近隣住民と軍関係者以外は東生田駅で降車することができなかった。滝本竜彦の小説・漫画・アニメ『NHKにようこそ!』は当駅周辺を舞台にしていて、当駅が「幾田駅」と名を変えて描写されている。地元在住の小説家、庄野潤三の作品にも当駅周辺が頻繁に登場する。
出典:wikipedia
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