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ニュージーランド

ニュージーランド()は、南西太平洋のオセアニアのポリネシアに位置する立憲君主制国家であり、ニュージーランド王国を構成する最大の主体である。島国であり、二つの主要な島と、多くの小さな島々からなる。北西に2,000km離れてオーストラリア大陸(オーストラリア連邦)と対する。南方の南極大陸とは2,600km離れている。北はトンガ、ニューカレドニア、フィジーがある。イギリス連邦加盟国であり、英連邦王国の一国である。正式名称は英語で (ニュージーランド)、及びマオリ語で (アオテアロア)。略称は、NZ。日本語の表記は、ニュージーランド。漢字による表記は新西蘭であり、略称は新。1980年代に当時の駐日大使が漢字表記を公募し、定着はしなかったが、乳国とも表記する。ただし、21世紀現在はほとんど使われず、「NZ」の略記の方が用いられる事が多い。愛称は「キーウィ」(kiwi)。ニュージーランドに生息する鳥キーウィから名をとり「ニュージーランドの」という形容詞に用いられることがある。口語でのキーウィは「ニュージーランド人」という固有名詞に用いられる。キーウィの呼び名にニュージーランドやニュージーランド国民を侮蔑する意味はなく、ニュージーランド側も認めている呼称である(日本を「瑞穂の国」などと呼ぶのに近い)。外国為替の世界で使われるキーウィはニュージーランド・ドルを示す(例:“kiwi”または“kiwi dollar”は、NZドルのこと。為替ディーラーの間でも使われる)。ニュージーランドの面積は、268,680 km²である。ニュージーランド列島は環太平洋造山帯に属し、北島と南島の二つの主要な島と多くの小さな島々で構成される。北島と南島の間には、クック海峡がある。北島(ノースアイランド)には、首都ウェリントンがあり、政府機関が集中している。同国最大の都市であるオークランドは、商業および経済の中心地となっている。オークランドは、オークランド市、マヌカウ市 ()、ワイタケレ市、ノースショア市の4市によって構成されている。オークランドの年間降水日は100日以上で、雨の多い街である。近くの観光名所として、温泉地として有名なロトルア、タウポ、ワイトモ鍾乳洞 (グローワーム洞窟、) の土蛍などが有名である。北島は、南島ほど険しい山脈はないが、火山活動が活発である。北島の中での最高峰は、2,797m のルアペフ山である。南島(サウスアイランド)は、最も陸地面積の大きな島で、中心都市はクライストチャーチ。島の中央には「南半球のアルプス山脈」と呼ばれる南アルプス山脈がそびえる。最高峰は、3,754m のクック山(マオリ語ではアオラキ、「雲を貫く」という意味)で、その他に3,000m 以上の峰が18ある。他にもタスマン氷河、サザンアルプス、クック山、ミルフォード・サウンドのような豊かな自然も有名である。クイーンズタウンは世界的に有名な観光・保養地である。温泉地も各地に点在する。気候はほぼ全土が西岸海洋性気候に含まれ、夏は涼しく、冬の強烈な寒波もない。1年を通して温暖な気候であるが、北島・南島ともに多くのスキー場があり、世界中からスキーヤーが訪れる。南半球の地理的、気候的な条件も好まれ、世界各国のスキー連盟の冬季強化合宿地に選ばれている。1世帯当りの敷地面積は約500m²、住宅床面積は約200m²である。ニュージーランドの北島、南島およびスチュアート島は太古から大陸から切り離され孤立したため独特の生態系が形成された。とりわけ、コウモリ類、クジラ類以外の哺乳類を全く欠いていたことは特筆すべきであり、そのため、通常なら陸生哺乳類が担うべきニッチを鳥類が埋める形で適応放散し、すでに絶滅した巨鳥モアをはじめ、キーウィやフクロウオウム、タカヘなど飛べない鳥による生態系が発達した。人類の到来以降(特にヨーロッパ系白人移民の入植以降)は、持ち込まれた哺乳類動物(イヌ、ネコ、ネズミ、シカなど)によってこうした生態系が大きく撹乱された。現在では、生物の持込には厳しい制限を敷く保護政策がとられている。9世紀頃、ポリネシア人開拓者が島々にやってきていて、彼らの子孫は マオリ人と呼ばれる。ニュージーランドの東に位置するチャタム諸島に行った子孫はモリオリ人と呼ばれている。モリオリ人がチャタム諸島に、ニュージーランドを経由して来たのか、他のポリネシア地域から直接渡ったのかは今でも議論がある一方、言語学的には証明がなされている。マオリ人はニュージーランド北南島(特に北島)を「アオテアロア」(長い白い雲の土地)と呼んでいた。最初の居住者はモアの狩猟者たちで、乱獲によりモアを15世紀までに絶滅させた。モアを餌としていたハルパゴルニスワシ(ハースト・イーグルとも。鷲の仲間で、羽を広げると3mもある史上最大の猛禽類)もモアと共に絶滅している。民族 () の縄張り () に分かれていた。マオリは海産物、植物、動物、モア、ナンヨウネズミ、サツマイモ () を食べていた。ヨーロッパ人として初めてこれらの島を「発見」したのは、オランダ人のアベル・タスマンで、1642年12月に 号と 号で、南島と北島の西海岸に投錨。マオリとの争いがあったために西岸をトンガへ北上し北南島西岸のスケッチをした。彼は、最初、アントウェルペン出身の水夫ヤコブ・ル・メール () が1616年に「発見」したチリの南の土地だと思い、“”(英:“”)と地図に記した。1643年にヘンドリック・ブラウエルによって改めて調査され、チリの南ではないと分かると、オランダの知識人はオランダのゼーラント州 () にちなみ、ラテン語で “”(「新しい海の土地」という意味。英語の “” にあたる)。と名付け、後にはオランダ語で “” と呼ばれた。タスマンが訪れてから100年以上後、ジェームズ・クックがエンデバーで1769-1770年に訪れた時に、英語で “” と呼んだ。クックが “” を “” と直訳しなかったのは、オランダ語の発音の名残と、デンマークのシェラン島(“”。コペンハーゲンがある島)にもちなんだためといわれる。ジェームズ・クックはその後の第2次・第3次航海でもニュージーランドを訪れた。その時に北島・中島・南島と名付けたが、中島が今の南島に、その時の南島が今のスチュアート島になった。1769年、イギリス人ジェームズ・クックが、島全体および周辺の調査を行った。この調査の結果、ヨーロッパ人の捕鯨遠征が始まった。その後、イギリスを始めヨーロッパ各地からの移民流入が始まった。1830年代前半に、ロンドンに植民地会社が組織されると、移民はさらに増加した。1840年2月6日、イギリスは、先住民族マオリとの間にワイタンギ条約を締結し、イギリス直轄植民地とした。1860年代には、入植者とマオリ族との間で土地所有をめぐり緊張が高まり、1843年と1872年の二度に渡って戦争が勃発したが鎮圧された。19世紀後半になると工業化が進んだ。1907年9月26日、イギリス連邦内の自治領となり、事実上独立した。第一次世界大戦では志願兵によるオーストラリア・ニュージーランド軍団 (ANZAC) を結成してガリポリの戦いに参加し、激戦を経験した。1931年にイギリス議会は、ウェストミンスター憲章を定め、自治領の独立を認めたが、ニュージーランド議会が独立を決断したのは第二次世界大戦を挟んだ1947年11月だった。第二次世界大戦では連合国側に立って参戦した。戦後のニュージーランドは、イギリスを主な貿易相手国とする農産物輸出国として発展し、世界に先駆け高福祉国家となる。しかし、1970年代にイギリスがECの一員としてヨーロッパ市場と結びつきが強まり、ニュージーランドは伝統的農産物市場を失い経済状況は悪化した。さらに、オイルショックが追い打ちをかけた。国民党政権は農業補助政策を維持する一方、鉱工業開発政策を開始するなど財政政策を行うもいずれも失敗し、財政状態はさらに悪化した。1984年、労働党のデビッド・ロンギが政権を勝ち取ると、「国民の支持が得られなくともやるべきことは断行する」との固い決意のもと、政権主導の改革を押し進めた。ロンギ首相(当時)とダグラス財務大臣(当時)の改革は、ロジャーノミクスと呼ばれる経済改革につながる。主な事例として、21の国営企業(電信電話、鉄道、航空、発電、国有林、金融など)が民営化され、その多くが外国資本に売却された。大学や国立研究所は法人化され、実質無料であった学費は大幅に値上げされた。保護と規制は撤廃され、外資に門戸を開き、許認可を極力なくし、官僚の数は半減された。これらの改革はライバルの国民党が政権を奪還しても受け継がれ、ニュージーランドはきわめて規制の少ない国になった。反面一連の改革は医療崩壊等様々なデメリットも招いたと指摘されている。1990年代後半からとりわけ環境問題、自然保護政策に重点を置き、外資に売却した鉄道会社を再購入するなど地球温暖化対策に積極的な姿勢を示している。国内各地でエコツーリズムを開催するなど観光政策と自然保護政策の両立を目指している。映画産業の成長により広大な自然地形はロケーション撮影地として映画産業、海外メディアにも広く利用されニュージーランドの広報活動にも貢献している。政体はニュージーランド国王 () を国家元首とする立憲君主制である。ニュージーランド国王は連合王国国王(イギリス国王)と同一人物であるが、王位は独立して存在する(同君連合)。ニュージーランド政府(通例はニュージーランドの首相)の助言に基づき国王により任命されたニュージーランド総督が国王の職務を代行する。行政府の長は首相である。議会による選出に基づき、総選挙で最も多くの議席を獲得した政党の党首が選出され、ニュージーランド総督が任命する。副首相および閣僚は、首相の推薦に基づきニュージーランド総督が任命する。議会は一院制で、パーラメント (Parliament) と呼ばれる。定数は122議席、任期は3年。かつては小選挙区制を採用していたが、現在は小選挙区比例代表併用制を採用している。投票者は小選挙区票と政党票の計2票を投じる。投票は18歳以上のニュージーランド国籍保有者と同国の永住権保有者により行われる。小選挙区数は人口分布により変動する。2005年総選挙(定数121議席)では、62の選挙区に加え、マオリ市民の議席を保障するために設けられたマオリ選挙区7を加えた総数69の選挙区が設けられた。2014年総選挙での政党別議席獲得数は、中道右派のニュージーランド国民党61、中道左派のニュージーランド労働党32、緑の党13、ニュージーランド・ファースト党11、マオリ党 () 2、統一未来党1、ACTニュージーランド党1。労働党のヘレン・クラーク党首(当時)は、ニュージーランドファースト党・統一未来党・緑の党からの協力を得て、革新党との連立政権を発足させた。中道の統一未来党からは閣外協力を得た。労働党・革新党の連立政権は、1999年の総選挙で、労働党と旧連合党の中道左派勢力が連立を組んだのがはじまり。労働党は3期連続して政権運営を担当した。マオリ党は、ニュージーランドの先住民が海岸の波打ち際や領海内の大陸棚の国有化に先祖から受け継いできたものと猛反発し、固有の権利を主張して結成され、2005年9月の総選挙で4議席を獲得し国政への影響力を強めた。2008年11月8日(現地時間)に総選挙(第49回ニュージーランド議会選挙)が行われ、ニュージーランド国民党が59議席(議席獲得率45%)を獲得し3期9年ぶりに政権を奪還した。ニュージーランド労働党は43議席(同34%)に減らし野党に転落した。以下、緑の党8議席(同6%)、ACTニュージーランド党5議席(同4%)、マオリ党5議席(同2%)、ジム・アンタートンズ革新党1議席(同1%)、統一未来党1議席(同1%)。ニュージーランド労働党と連立政権を組んだニュージーランドファースト党はピータース党首を含め議席獲得には至らなかった(2008年の総選挙は比例併用制により2005年総選挙より1議席増えて定数122議席、63の選挙区(人口分布により2005年総選挙より1選挙区増)、七つのマオリ選挙区により行われ即日開票された。人口分布により九つの選挙区で選挙区名の改名が行われた)。2011年11月26日、総選挙(一院制、任期3年)が行われた。暫定定数121で、与党国民党は60議席(単独過半数に届かなかった)獲得で第1党、ジョン・キー首相は2期目に入る。ACT党と統一未来党はそれぞれ1議席で1期目から与党に協力。マオリ党は3議席で1期目から閣外協力。労働党は34議席獲得。2014年の総選挙は9月20日に行われ、定数121で、与党国民党が61議席と、単独過半数を獲得しキー政権が3期目に入る。一方で野党第一党の労働党は32議席にとどまり、議席数を減らすことになった。ファースト党は11議席を獲得し、この選挙で躍進した。ニュージーランドは、女性の政治的権利を早くから保障してきたことで知られている。1893年に世界で初めて女性参政権を実現させたのはニュージーランドである(被選挙権は1919年から)。2005年3月には女性が初めて議会議長に任命され、2006年8月までの間二人の国家元首(国王、総督)と三権の長(議会議長、首相、主席判事)すべてが女性で占められた。ニュージーランドは、イギリスと同様に成文憲法を持たないが、1986年建国法 () が国の基本法となっている。ニュージーランド軍として陸海空三軍を有する。直接的な脅威を受ける国家がないため、冷戦終結後は陸軍を主体とした3軍を再編し、本土防衛のほか、国際連合の平和維持活動 (PKO) を重点活動とした。ニュージーランドはオーストラリア、アメリカなどと共に、ANZUS条約に入っている。“ANZUS” の “A” はオーストラリア、“NZ” はニュージーランド、“US” はアメリカを表している。この条約は軍事同盟であり、太平洋の安全保障が目的であるが、のちに南太平洋非核地帯条約に参加、核兵器搭載艦艇の寄港を拒否しているためニュージーランドの加盟は有名無実となっている(“AUS”と化した)。イラク戦争には反対し派兵しなかったが、対テロ戦争の一環でアフガニスタンやインド洋に兵力を派遣している。16地方に分かれる。以上の他に、以下の地域がニュージーランドと特別の関係を有する。本記事中のデータは、これらの領土を含んでいない。南極条約により棚上げされているが、1957年に南極ロス海周辺をロス海属領 (Ross Dependency) としてその領有を主張した。ニュージーランド国王を元首とするニュージーランド王国は、これらの領土、自治領、自由連合国家、属領によって構成されている。豊かな国土と地形から農業が盛ん。とくに酪農、畜産が盛んに行われ、およそ3割の輸出品目は農産品で占められる(乳製品19.5%、食肉13.8%(数字は2007年6月)。近年では、国際市場での価格上昇を受け乳製品の輸出が好調。畜産を廃業し酪農へ進出する農家が増加傾向にある。人口の10倍以上家畜が多いため、国際的にも異色の地球温暖化対策を進める動きが出ている。羊や牛のげっぷ・おならに含まれるメタンガスを抑制するというもので、農家からは反発もある。メタンは二酸化炭素よりも21倍温室効果が大きい 。フォンテラはニュージーランド最大の企業組織の一つであり生産者組合組織。林業、森林業が大変盛ん。対外輸出も好調。2006年度は、およそ31億5000万NZDを輸出し、全輸出額の10%を占める。主な輸出先はオーストラリア、日本、アメリカ、中国など。ラジアータパイン(ニュージーランド松)が主力林。木板、繊維板 (MDF) の需要が高く、カーター・ホルト・ハーベイなどの林業多国籍企業が主要企業。ニュージーランドの鉱業は小規模である。有機鉱物資源では、亜炭(20万トン、2002年)、石炭(371万トン)、原油(150万トン)、天然ガス(244千兆ジュール)が採掘されているが、国内需要と比較すると取るに足りない。幸い高低差の大きな地形を生かした水力発電が国内の総発電量の54%を占めているため、有機鉱物資源の輸入量を抑えることに成功している。例えば原油が総輸入額に占める割合は6.0%に過ぎない。金属鉱物資源では、金(9.8トン)、銀(32トン)、鉄鉱(45万トン)が目立つ。金の採掘はニュージーランドへ移民をひきつけた最初の要因であった。1860年代に金が発見されると、一気にヨーロッパ系の人口が倍増し、主要輸出品目となったほどである。ニュージーランドの工業は、畜産物の加工が主力である。例えば、世界第3位の羊皮生産(10万トン、世界シェア6.3%、2004年時点)、同第4位のバター(47万トン、5.7%)、同第5位の羊肉(51万トン、4.1%)、同第6位の毛糸(2.2万トン、2.1%)などだ。世界シェア1%を超える生産物は他に、チーズ(29万トン、1.6%)、牛肉(72万トン、1.2%)、アルミニウム(95万トン、1.2%)、製材(429万立方m、1.1%)、リン肥料(34万トン、1.0%)がある。アルミニウムは主要産出国(オーストラリア)に近いこと、水力発電が60%を占める豊富な電力を生かしたものである。年間260万人以上の旅行者が訪れる観光立国である(以下、数字は2010-2011統計)。国別統計ではオーストラリアからの観光客が全体の45%を占め年間115万人以上が訪れている。その他、主な観光客の出身国はイギリス(22.5万人)、アメリカ合衆国(18.4万人)、中国(15.4万人)、日本(6.5万人)、ドイツ(6.3万人)大韓民国(5.1万人)となっている。特に中国からの観光客増加は毎年二桁成長を記録しており、観光省および政府観光局は中国からの観光客誘致に積極的である。2010-2011統計では、海外からの観光客による外貨獲得は97億NZDを記録し国内総生産(GDP) の9%を占める。広大な自然地形とロード・オブ・ザ・リングに代表される映画、環境産業が観光客の増加に貢献。政府観光局はアジア、北米、ヨーロッパで広範囲な観光誘致活動を行っている。日本からニュージーランドへは、成田空港や関西空港からフラッグ・キャリアのニュージーランド航空が直行便を運行しているほか、シドニー、シンガポール、香港、バンコクなどから経由便を利用して入国できる。1980年代後半より留学生の受け入れを積極的に行い、現在では輸出項目の5番目に教育ビジネス(留学生ビジネス)が入る。留学生により年間$23億NZドル(2008年)の外貨と教育分野で32,000人分の雇用が生み出される。留学生は2002年の126,919人をピークに減少傾向が続き、2008年は88,557人となっている。2008年の主な地域別留学生数は、中華人民共和国(20,579人)、大韓民国(17,189人)、日本(10,676人)となっている。2015年6月時点での総人口は約459万人と推定されている。人口密度(1 km²当たり)は約17人である。ニュージーランドの合計特殊出生率は2.05人(2012年)で先進国の中では高い水準である。ニュージーランドは多民族国家である。2013年の国勢調査では、人口の約74%がヨーロッパ系の白人で、次に多いのが、先住民族マオリ人で、約14.9%である。3番目に多いのは、アジア系の約11.8%で、2001年の国勢調査では、6.6%であったのに対して急増している。太平洋諸島系は約7.4%、その他が約1.2%である。移民も多く、さまざまな名前がある。婚姻の際には多数を占める白人は伝統的には男性の姓を名乗ることが多いが、法的には、夫婦別姓、結合性、夫婦同姓いずれも可能である。2013年より、同性間の結婚(同性結婚)が認められるようになった。ニュージーランドはキリスト教が主な宗教であるが、人口の多くは世俗的である。2013年の国勢調査によると、キリスト教が約47%(内、カトリック教会 12.6%、聖公会 11.8%、長老派教会 8.5%、その他15.1%)、その他の宗教が6.0%、無宗教 が41.9%、無回答が4.4%だった。ニュージーランドは、政策面では人種・性別・障害などへの差別撤廃に積極的で福祉の充実した観光立国であるという漫然としたイメージから、アジア人にとって安全な国だというイメージが先行しがちだが、路上者を襲撃する粗暴事件や凶悪事件が多数発生しており油断は禁物である。2007年7月から2008年6月までのオークランド市における主な犯罪の発生認知件数は「殺人:7件」「強盗:545件」「性犯罪:352件」「麻薬犯罪:2,249件」「窃盗:17,945件」。失業率は6%(2010年1-3月期)と比較的低く押さえられているものの、所得・消費税率 (15%)が高く贈与相続税が低く(最高税率が基礎控除後で25%)、社会保障は移住者に対しても充実していることなどもニューカマーへの反発や偏見を助長している。ニュージーランド警察はヘイトクライムや人種差別犯罪に対する特別なプログラムを用意しており、個別の事案に特別に対処する体制を用意している。映像撮影のロケーション地として需要が高く、撮影地を訪問するツアーも開催されている。多くのハリウッド映画がニュージーランドで製作されている。ニュージーランド出身の映画監督にジェーン・カンピオン、ピーター・ジャクソンらがいる。過去に撮影された主な作品一覧ニュージーランド国内には、ユネスコの世界遺産リストに登録された自然遺産が2件、複合遺産が1件存在する。この他、地方により異なる日付で「Anniversary Day」が年に1日ずつある。旧イギリス領の歴史からラグビー(ラグビーユニオン、ラグビーリーグ)、クリケット、ネットボール(ニュージーランド代表シルバーファーンズは世界的な強豪)、ヨットレース(1995年、2000年のアメリカズカップ優勝)の強豪国でもある。ラグビーユニオンニュージーランド代表ことオールブラックスは世界屈指の強豪チームであり、試合前にダンスのハカを踊ることでも知られる。国内ラグビーも世界屈指のクラブチームが揃いスーパーラグビーに参加している。2009年10月31日にはオールブラックス(ニュージーランド代表)対ワラビーズ(オーストラリア代表)の公式戦が史上初めて東京で開催された。ラグビーリーグニュージーランド代表はラグビーリーグ・ワールドカップでの優勝経験があり、キウイ (Kiwi) の愛称で親しまれている。オーストラリアのプロリーグであるナショナルラグビーリーグにはニュージーランドのラグビーリーグチームも参加している。クリケットは国民的な夏季のスポーツとして人気がある。国際試合はラグビーには及ばないものの多くの視聴者を集めている。サッカーは1982年のワールドカップスペイン大会で出場歴がある。サッカーニュージーランド代表チームは、オールブラックスにあやかり、オールホワイツと呼ばれる。近年はラグビーと同様に、試合前にハカを披露するようになった。ワールドカップ南アフリカ大会予選にも参加し、7大会ぶりの予選突破を決めた。本大会では3戦引き分けで負けず、健闘したがグループステージで敗退した。日本人選手ではホークスベイ・ユナイテッドの松本光平、オークランド・シティFCの岩田卓也が在籍している。ニュージーランド人初のNBA選手となったショーン・マークスが有名。国内にはNBLと呼ばれるプロバスケットボールリーグを持つ。代表はこれまでにオリンピック出場2回、世界選手権出場3回を誇る。2000年シドニーオリンピックではアフリカ王者のアンゴラ相手に1勝をおさめた。2002年世界選手権では、大方の予想を大きく上回る4位入賞と大健闘。これには世界中のバスケットボール関係者が驚かされ、「大会最大の番狂わせ」と言われた。この大会ベスト5に選ばれたペロ・キャメロンは唯一の非NBA選手だった。2004年アテネオリンピックでは、再び1勝を挙げるのみに終わるが、2002年世界選手権優勝国だったセルビア&モンテネグロ相手に90vs87で破り再び世界を驚かせた。2006年世界選手権では、地元日本に最大18点差つけられるも逆転勝利。パナマ戦にも勝利しベスト16入りした。代表チームのニックネームは「トール・ブラックス (Tall Blacks) 」。ラグビー代表同様、試合前にはハカを踊る。

出典:wikipedia

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