新村駅(シンチョンえき)は、大韓民国ソウル特別市西大門区新村洞に位置する韓国鉄道公社(KORAIL)の駅である。乗り入れている路線は、線路名称上は京義線であるが、当駅には近郊電車の京義・中央線電車のみが停車する。駅番号は(P314)。龍山線の全区間開通後は、新村駅経由(ソウル - 加佐間)の運行がなくなる予定だったが、新村駅とソウル駅の需要を考慮して、1時間に1本の間隔で停車することに決定した。ソウルメトロ2号線の新村駅と区別するため、「新村汽車駅」と呼ばれることがある。島式ホーム1面2線の地上駅で、橋上駅舎を持つ。出入口は1番(駅南側)と2番(駅北側)の2ヶ所ある。近年の一日平均乗車人員推移は下記の通り。現在、新村駅は周辺の再開発とともに新たな駅ビルが建設され、ショッピングビル「ミリオレ」などが入居する近代的な駅ビルになっている。また、以前は京義線によって南北の往来が寸断されていた新村駅周辺も、駅ビル完成とともに駅ビル内の自由通路を通じて容易に延世大学側に抜けられるようになった。現在役割を終えて保存されている旧駅舎は、1920年代に建設されたものである。新しい駅舎を建設する際、ソウル市は当初日本統治時代の建築物に価値はないとして保存しないつもりだった。だが、この駅舎はソウル市内に現存する最古の駅舎であり、保存を求める地元住民の反対を受け、2004年に韓国の登録文化財第136号となった。その際復元工事が行われ、後に青色に塗装されていた外壁はほぼ新築当時の外壁の色に復元され、ガラスドアに交換されていた出入口も復元工事が行われ、韓国時代に乗客増により増築された部分は撤去された。さらに、新駅の建物にかかることを避けるために、後方の部分が移築され、正面から見て右側に張り出すように改築されたため、建物の印象が大きく変わった。そのため、長らく親しまれた青い駅舎など、以前の姿を知る人々の中には、風情が無くなったとする意見もある。2012年6月、旧駅舎を利用した観光案内所がオープンした。小牟田哲彦『今でも乗れる昭和の鉄道』ISBN 978-4490206272
出典:wikipedia
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