『眠れる森のお姫さま』(ねむれるもりのおひめさま)は、2000年8月4日にペンギンワークスから発売されたWindows用アドベンチャーゲーム。18禁。原画はてぃんくる。「眠れぬ森の〜」もしくは「〜お姫様」と表記されることがあるが、「眠れる森のお姫さま」が正しい。2001年5月24日には、『エミーリア』 (Emmyrea) のタイトルでPlayStationへ移植された。舞台は剣と魔法の世界アストゥーリア。人々の信仰を集めていた大魔法使いカラクラムが突如小国ファルエンの宮廷会議に現れ、王を断罪し王女エミーリアをさらってゆくという謎の事件が起こった。ヴァルシア王はエミーリアを奪還すべく、王女の教育係イリーナを隊長とする近衛騎士団による討伐隊を編成して魔女の元へと送り出すのだった。しかし魔女の住む森には凶暴な怪物の巣食う危険な道程が待ち構えていた。また近衛騎士団に所属する主人公たちとは別に、冷徹な黒騎士バルナーグを従えた貴族レイドリックも手柄を横取りせんと主人公たちを付け狙う。いざ冒険が始まると魔物の手強さは想像以上で、実戦経験の無いイリーナが率いる一団は瞬く間に壊滅寸前となる。特に魔女の森で道標を担う魔法使いを失ったことでイリーナたちの運命はもはや風前の灯に。そんなとき彼女らは魔物に襲われている魔法使いの少女メリアンと偶然出会い、イリーナの下で唯一生き残った主人公がこれを見事救出する。カラクラムをよく知るという彼女の協力を得て、イリーナたちは3人で再び魔女カラクラムの館を目指し歩み始めた。コマンド選択式のアドベンチャーゲーム。ファルエンの城から魔女カラクラムの館まで行って帰る旅路が主な舞台となる。カラクラムがエミーリアをさらった理由をはじめとする様々な謎が明らかになると共に、選択肢次第では特定のヒロインとの距離が縮まり、結ばれる。ヒロインをだれも攻略できなかった場合でも旅を無事に終えることができればハッピーエンドとされ、選択肢によっては主人公が敵に負けてゲームオーバーになることもある。場合によってはヒロインたちも魔物の餌食となりひどい目に遭うが、ゲームオーバー時は主人公が気を失うこともあり、そのような鬼畜系のCGは特に用意されていない。声優はPS版のもの。PC版の声優は未公開。PC版にはアクセサリCDが付属。CDプレーヤーで音楽を再生できるほか、エクストラトラックに以下のコンテンツを収録。ペンギンワークスからお姫さま懐中時計、お姫さまテレカ、お姫さまバインダー及びそれらをセットにしてトレカを加えたお姫様BOXが店頭にて発売された。その後、自社のWebページにて通信販売された。2001年5月24日には、KIDからPlayStation用ソフト『エミーリア』 (Emmyrea) として発売されている。さらに2002年4月25日にはSuperLite1500としてサクセスからその廉価版が発売された。アナログスティックは振動機能のみ対応。性表現や残虐描写の省略以外にも若干のストーリー変更があるが、話の流れはおおむねPC版と同様で、他にもエピソードが若干追加されている。
出典:wikipedia
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