日比野駅（ひびのえき）は、愛知県愛西市柚木町東田面にある、名古屋鉄道尾西線の駅である。駅番号はTB08。駅名は駅設置に尽力した日比野紋左衛門に由来する。島式1面2線ホーム（その両側に留置線）を持つ地上駅である。ホーム幅が比較的狭いほか、有効長が6両相当となっていることから8両編成の列車は後部2両のドアカットを行う。駅集中管理システムが導入された無人駅で、須ヶ口駅から遠隔管理されている。駅舎とホームは、上り側にある構内踏切で連絡している。また、ホームには近接して簡易的な列車案内装置が2台設置されているほか、自動券売機は2台設置されている（ミューチケットは購入不可）。※1番線と4番線は留置線となっている。なお、留置線はいずれも津島方面からのみ出入り可能である。日比野安全肥料株式会社の本社工場への便宜を図るために開業した。社主である日比野紋左衛門はかつて鉄道建設反対派の筆頭だったが、開通後は翻って駅設置のための用地を積極的に提供するなど誘致を行っていた。

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