『SMAP×SMAP』(スマップスマップ)は、フジテレビ系列にてカンテレとの共同制作で1996年(平成8年)4月15日から毎週月曜日 22:00 - 22:54(JST)に放送されているバラエティ番組であり、SMAPの冠番組。通称は『スマスマ』。1996年4月15日より放送されてきたが、レギュラー出演するSMAPの2016年12月31日を持っての解散が発表されたため、当番組も2016年12月末をもって放送を終了する。2016年現在、SMAPのメンバー全員が揃って出演する唯一のレギュラー番組である。番組前半は料理コーナー「BISTRO SMAP」、番組後半はコントや音楽コーナー「S-Live」などから構成されている。前述のように、この番組は音楽番組以外でメンバー全員が揃って出演する数少ない場であるが、2016年1月のSMAP解散騒動が発生してからは、メンバー全員が出演しない特別編が増え、通常放送が減少している上、「BISTRO SMAP」等の5人揃ったコーナーの観覧が行われていないという状態が続いている。年数回、メンバーの特別企画や特別編(関西テレビ制作)、生放送スペシャルなどが放送される。番組初期は、生放送を新春・春・夏と3回程度行ってきたが、2000年代後半頃からは新春のみ行われている。また年末では、1997年12月31日に放送された年越しのスペシャルと、2000年12月の2週に渡っての『20世紀のスマスマベスト30』、2005年(平成17年)12月26日に『もう一度見たい名場面リクエストスペシャル』が放送されている。2010年代に入ってからは月に1 - 3回程度、15分拡大版が放送される。2010年頃までは祝日や振替休日にあたる日に主に行っていたが、2011年頃からは平日でも拡大版が増えている。そのため、2012年以降は祝日また振替休日は通常回になることが多くなっている。春・秋の改編期・冬(年末年始)・夏(6月下旬7月上旬)には、21:00 - 23:18(23:24)の2時間半の拡大版が放送される傾向が多い。1997年10月13日には『'97 今夜は大阪から生スペシャル』と題して、同年10月1日に大阪府の西天満から扇町へ移転したばかりの、制作局である関西テレビの本社スタジオから、引越し記念の生放送を行った。この回のゲストは上沼恵美子(当時夫・上沼真平が同局に勤めていた)と赤井英和であった。この回でSMAP全メンバーにより六角形のガラスに描かれた巨大サインが、同局の本社屋入口に飾られている。2002年1月14日生放送分では、不祥事で謹慎していた稲垣吾郎が番組に復帰。視聴率は34.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)を記録し、番組の歴代平均視聴率で最高の回となっている。2002年9月9日放送分の1コーナー「今日は何の日?」やエンディングトークにおいて、メンバーが「『スマスマ』のオンエアー日とデビューの日が重なるのは初めて」と発言しているが、実際には開始間もない1996年9月9日にも番組が放送されている。2005年12月26日と2010年1月4日には、19:00 - 23:24に、当番組過去最長となる4時間24分の拡大版が、それぞれ年末スペシャルと正月スペシャルで放送された。2005年12月26日には、当番組ではこれまで放送される事がなかった19時台・20時台に初めて放送され、さらに、2010年1月4日には、当番組史上初となる4時間24分に渡る生放送を行った。また、香取慎吾はインフルエンザのため欠席したが、エンディングに電話で生出演した。2008年4月14日・4月21日は、2週連続で2時間の拡大版(21:00 - 22:48)が放送された。これは、木村拓哉主演のドラマ『CHANGE』が同年5月12日に放送開始であったことに伴うものである。また、番組の再放送は行われていなかったが、2010年4月17日にフジテレビと関西テレビで、スペシャルの事前番組として一部の回が再放送された。2011年3月11日の東日本大震災の発生以降の放送では、毎回エンディングでメンバーによる義援金や支援金の呼びかけが行われており、震災から5年以上経った現在(2016年)も続けられている。このメッセージは同じ映像の使い回しではなく、番組収録の度に新規に収録している。また、2016年4月14日の熊本地震の発生後、5月30日までの放送では「フジネットワーク サザエさん募金」、6月6日以降は「熊本地震災害義援金」の呼びかけも合わせて行われている。2013年9月30日には、当番組と『おじゃマップ』(現・『おじゃMAP!!』)をベースとしたSMAP司会の特別番組『SMAP GO!GO!』が放送された。2014年7月26日・27日には、SMAPが総合司会を務める『FNS27時間テレビ』が放送された。番組内では、当番組と『おじゃマップ』をベースにしたコーナーも放送された。2015年4月6日より、SMAPのジャニーズ事務所の後輩であるKis-My-Ft2がメイン出演のバラエティ番組『キスマイBUSAIKU!?』が、毎週月曜日 23:00 - 23:30(COOL TV枠)へ移動。これにより、当番組から直後に放送される『キスマイBUSAIKU!?』まで、ジャニーズ事務所所属グループの冠番組が連続で放送されることになる。2016年1月に起きた「SMAP解散騒動」以降、一部週刊誌や『東京スポーツ』などのスポーツ紙等で打ち切り説が度々掲載されていたが、関西テレビの社長やフジテレビ及び亀山千広社長は打ち切りを公式に否定した 。2016年8月14日、レギュラー出演するSMAPが同年12月31日をもって解散することが事務所より発表されたため、これを受けフジテレビは、番組を2016年12月末をもって放送を終了することを同年8月17日に正式に発表した。また、SMAPの解散発表後と当番組の年内の放送終了の発表後には、SMAPのファンを中心に番組ホームページに「どんな形でもいいから番組を続けてほしい」などといった、当番組の存続を望むコメントが多数寄せられた 。2016年8月22日の放送では、番組のオープニングで第1回放送の「BISTRO SMAP」のVTRでスタートし、「世界に一つだけの花」を流しながら過去の名場面が流れ、「最終回まで全力で番組を作ってまいりますので、応援よろしくお願いいたします」というメッセージがテロップで表示された。本番組は、関西テレビとフジテレビの共同制作である。関西テレビ側は、スポンサーセールス・全国系列局への番組送出・一部スタッフの支援・CM出し・スポンサークレジットの表示・提供読みを担当する。一方、フジテレビ側は企画・収録・本編送りを担当する。このような体制となった経緯について、番組開始当時のゼネラルプロデューサー(制作)の佐藤義和によれば、以前より『夢がMORI MORI』や『SMAPのがんばりましょう』を制作してきたフジテレビが、1995年10月よりSMAPをメインとするバラエティ番組を開始させる計画だったところ、当時の自社制作枠に空きが無いため実現しなかったことに起因する。これに対し、当時のフジテレビ編成局長重村一の考案で、関西テレビ制作の火曜22時バラエティ番組枠を月曜22時枠に移動させた(同時に枠交換という形で、それまでの関西テレビ制作月曜22時ドラマ枠は、火曜22時枠へ移動)。その上で、関西テレビの制作枠にフジテレビが下請けになる形をとることで、新番組の放送枠を確保した。このため、本番組の発局は関西テレビとなっている。2004年(平成16年)3月には、番組内のCM放送時にサブリミナル効果を引き起こす映像があったと『週刊現代』が報じた。これは関西テレビが番組の送出を行っており、フジテレビは関西テレビからの送出を受ける立場であるため、放送されるCMも関西テレビのものが基準となる。しかし、地域によっては同じスポンサーでもCMを変えて放送することがあるため、その切り替え時に技術上発生したものである。この記事が掲載されたことにより、同月15日、関西テレビは緊急会見を行った。当時の取締役千草宗一郎は「事実に反する記載で誹謗中傷にあたる」と反論。また、同誌編集長あてに、謝罪と回答を求める文書を内容証明郵便で送付したことを明らかにした。『週刊現代』からの事前の質問に対し関西テレビも同様に回答したというが、『週刊現代』は「サブリミナル疑惑」と誤った情報を掲載した。2016年4月には、番組放送開始20周年を迎えたが、先述した通り、2016年12月を以て終了することとなっており、放送期間は20年8か月となる。これは、フジテレビ系列のゴールデンタイム・プライムタイムにレギュラー放送されているバラエティ番組では、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(1988年10月〜)に続く放送期間であった。フジテレビ系列のゴールデンタイム・プライムタイムにレギュラー放送されているコントコーナーが正式にあるバラエティ番組では、当番組が2016年春改編時点では最後である。ほかの番組では、コント仕立てのパロディーコーナー・企画・ドキュメンタリー企画はあるものの、セットを使用した正式な全編台詞・台本があるコント番組としては当番組のみ(既存番組でも、とんねるず・めちゃイケがかつてはコントを行っていたが、現在は行われていない)。第1回放送のゲストは「BISTRO SMAP」に出演した当時の大女優大原麗子(2009年逝去)。これまで当番組には、看板コーナー「BISTRO SMAP」や音楽コーナー「S-Live」を中心に、大物芸能人から若手・新人芸能人まで、国内から海外まで、幅広いジャンルの芸能人が多数ゲスト出演している(下記参照)。また、音楽コーナー「S-Live」でSMAPが新曲を披露する際、新曲の作詞者・作曲者がゲスト出演してコラボレーションで披露することが多く、国内のミュージシャンも多数ゲスト出演している。「世界に一つだけの花」「Love & Peace Inside?」は槇原敬之、「Trust」「グラマラス」は小室哲哉、「Top Of The World」「Otherside」はMIYAVI、「愛が止まるまでは」は川谷絵音(ゲスの極み乙女。)などとコラボレーションして披露している。SMAPが自身の楽曲以外に、ゲスト側のアーティストの楽曲でもコラボレーションで披露している。他に、ふなっしーなどのゆるキャラ、HIKAKINなどのYouTuberといった多岐のジャンルにわたる有名人がゲスト出演している。さらに、芸能人に留まらず、政治家も多数ゲスト出演しており、内閣総理大臣に就任前の小泉純一郎、安倍晋三、麻生太郎がゲスト出演した。しかし、開始当初の1996年当時とはテレビを取り巻く環境の時代背景の大幅な変化等もあり、2000年代以降に入るとさすがに改編期・改編期ではない時期とわず番宣ゲストが多数(主演舞台・主演映画・主演連続ドラマ・新番組・コンサート・新曲等)という状況が毎週のように顕著になっており、批判も多くなっている現状である(開始当初は大原麗子、浅野ゆう子、桃井かおりの順に舞台や主演作品があっても、女優でもいっさい番宣はなかった)。年に1回放送される。1年間のNGや未公開映像を放送して、「スマスマを愛しているメンバー」「スマスマを愛していないメンバー」を決める。大体「スマスマを愛していないメンバー」に決められたメンバーは、スマスマの生放送(特番)の告知を『めざましテレビ』などでやらされる(2005年度からは中居を含めたメンバー全員が罰ゲームを考え、「BEST LOVE AWARD」に選ばれたメンバーの考えた罰ゲームを「WORST LOVE AWARD」に選ばれたメンバーが実行するといった態勢をとっている)。2001年、2006年、2009年以降は放送されていない。1998年8月3日から、不定期で生放送スペシャル内で実施。番組冒頭で罰ゲームが発表されてから、数個のゲーム(「BISTRO SMAP」含む)を行い、合計得点の下位2名(ペケ1・ペケ2)が、後日に罰ゲームのロケへ行く羽目に(同点の場合は、クラッカー等によるくじ引きで罰ゲーム対象者を決定)。罰ゲームは、富士山登山に始まり、フルマラソン、トライアスロン、アメリカのTV局で前説等多種多様。2001年8月13日放送の「夏祭りグランプリ」では、中居・稲垣が罰ゲーム(コンサート終了後にスタッフに手作りおにぎりを)となったものの、直後の稲垣謹慎によって罰ゲームとしては行われず、感謝の意を込めて全員でおにぎりを作るという形で決着。2003年1月13日放送の「S-1 GRAND PRIX」では、「BISTRO SMAP」に時間を取りすぎて進行がグダグダになり、ペケ2が2人になりクラッカーで決着するがスタッフが渡したクラッカーが二つとも鳴らないクラッカーを用意してしまったことなどトラブルが多々あり、翌週(1月20日)は急遽、放送予定だったレギュラー放送を後回しにし、時間の都合で行えなかったコーナーをやって完全決着を着ける延長戦(生放送)を実施した。(この放送分による事前予告は同年1月18日放送の『スマ夫』や当日放送の『めざましテレビ』でも告知された。)2005年以前はペケ2が2人以上いた場合は「クラッカー(鳴ったものを引いたメンバーが罰ゲーム決定)」となっていたが、2008年の回ではペケ2が2人以上いた場合は「クラッカー」から「○と×の札決め(×なら罰ゲーム決定)」で決定する形となった。しかし2人のスケジュールの関係上、実施したのは放送から1年半以上であった。通常の「BISTRO SMAP」・「S-Live」・コントコーナーまたはゲームコーナーの3つを一切やらず、ドキュメンタリーや通常回では滅多にやらないSMAPだけによる特別企画・スペシャルゲスト出演の特別企画など、全く違った内容の構成で放送される。出演者は基本的にSMAPの中の一人だけで、様々なゲストを呼ぶ場合もある。かつては年4回程度放送されていたが、近年は減少傾向にあり(当初は、生放送の次の週は特別編というのが通例であった。しかしその生放送も減少傾向である)、2002年以降年1 - 2回程度になっていたが、2016年はSMAP解散騒動の影響か、「SMAP×SMAP PRESENTS」と題した一人だけで出演する特別企画が増えた。また、近々上映される映画の宣伝を兼ねた企画を行う事もある。なお、当初は関西テレビの単独制作であった(フジテレビは特別編の制作に関与しなかった)。しかし近年は通常版同様、関西テレビとフジテレビの共同制作となることが多い。年末年始時期や報道特別番組が急遽行われた場合(2008年9月1日に福田康夫が当時の内閣総理大臣辞任に伴う報道特番による放送時間繰り下げ、2011年3月14日に東日本大震災に伴う報道特番による放送休止)を除いて特別編を含め番組が休止になることはほとんどなく、春・秋の番組改編期の場合では『ロングバケーション』・『ラブジェネレーション』などの木村が主演し高視聴率を得た月9ドラマの特別編で休止になったことがあった程度で、関西テレビ発信による月曜日放送の特別番組としては、1999年3月29日に放送された武田鉄矢がメインを務めた『芸能人が営む世話好き宿』と題したスペシャル番組を最後に放送されてこなかった。しかし、2014年8月4日には実に15年4ヶ月ぶりとなる関西テレビ自社制作による特番『世界一周ワンジャンル・ツアー』が放送された。なお、これは27時間テレビによる措置である。なお、翌週の11日放送の『ファミスマ』(中居出演)と2015年3月23日放送の『中居正広のISORO』(中居・稲垣出演)はフジテレビの単独制作だった(スポンサーセールスは関西テレビが担当)。しかし、2016年にSMAP解散騒動が発生してからは「SMAP×SMAP PRESENTS」と題した企画で個人のみでの出演や2015年にスタートしたトークバラエティ番組『中居正広のこうして私はやっちゃいました! 神センス☆塩センス!』や前年まで、水曜日に放送されていた『FNSうたの夏まつり』や同年に新たに設けた『FNSうたの春まつり』等の特別番組が放送される事が増え、年末年始時期や報道特別番組(東日本大震災に伴う報道特番による放送休止)等がなくても月に数回休止される事も多くなった。なお『笑っていいとも!秋の祭典スペシャル』が土曜日に放送された2006年秋のこの時期は、『ドラマレジェンドスペシャル』として『古畑任三郎 vs SMAP』と題した、タイトル通りSMAPが出演しているスペシャルドラマの再放送(本放送は1999年1月3日)が行われ、その後も2008年に『ドラマレジェンド』として『世にも奇妙な物語 SMAPの特別編』の再放送(本放送は2001年1月1日)が行われた。視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯。ここでは、視聴率20%以上の放送回のみ記載。番組が放送開始以来、1990年代・2000年代・2010年代のそれそれの各年代で、高視聴率を獲得している。前述の通り、当番組は関西テレビとフジテレビの共同制作だが、スポンサーに対する営業は関西テレビが全面的に担当する。関西テレビでは立ち上げにあたり、当番組以前の火曜22時台バラエティ枠(『三枝の愛ラブクリニック』→『三枝の愛ラブ!爆笑クリニック』→『ひらけ!GOMA王国』)における営業スタンスを原則引き継いだため、前後半でスポンサーが交代する形を取っている。放送開始から2010年3月までは、前半がロート製薬一社提供、後半はロート製薬以外の複数社提供というスタイルだった。これは、ロートが加盟している日本製薬工業協会の自主規制により、医家向け医薬品・大衆薬メーカーの一社提供が30分枠までとされていたためである。同年4月でロート製薬が同時間帯の筆頭スポンサーを降板し、同社を含む複数社提供となったが、前後半ですべて途中で交代するというスタイルは放送開始以来変わっていない。スポンサークレジットの表示は関西テレビが担当し、提供読みについては通常は関西テレビ側が「ご覧のスポンサーの提供でお送りします(しました)」、フジテレビ側は「この番組は(P&Gと)ご覧のスポンサーの提供でお送りします(しました)」である。ただし、2007年と2010年の正月スペシャルのように番組配信・スポンサークレジットの表示・提供読みもフジテレビが担当するという例外もある。なお前半がロート一社提供だった時代には、番組の冒頭で同社のオープニングキャッチも放送されていた。ただし福井テレビでは最初の半年間は遅れネットでかつローカルセールスだったため、また福島テレビは立ち上げから同時ネットだったが最初の1年間のみローカルセールス扱いで放送され、共にロートのオープニングキャッチを流さなかったことがある。この時福島テレビ放送分のスポンサーに就いたのは郡山市に本社を置く冠婚葬祭業はまつグループで、はまつアワーのサブタイトルがあった。送り出しも事前に関西テレビ・フジテレビから番組素材を受け取り自社で行い、他局でロート製薬から他社にスポンサーが切り替わる部分の提供ベースに、はまつグループのロゴを表示していた。
出典:wikipedia
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