『NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE』(にっさん あ、あべれいじ ビヨンド・ザ・アベレージ)は、TOKYO FMで放送されているラジオドラマ番組である。TOKYO FM制作・JFN系(Radio CUBE FM三重を除く)37局ネットで放送されている。放送時間は毎週日曜日:17:00〜17:55。日産自動車の一社提供で、同時間枠前番組の『松任谷由実 For Your Departure』あるいは実質的な前身である日産一社提供番組の『SHIHOのNISSANナチュラル・パレット』のようなトーク&ミュージックの路線とは大きく変わり、30歳代(番組内では「ナイスサーティーズ」と称している)をターゲットにした、1970年代から1990年代のポップス(番組的には「今さらツボな選曲」や「今ツボ」と称している)を交えて展開されるラジオドラマとなっている。番組の舞台は、東京・神田神保町にある中堅企業「大日本ジェネラル」で、ここに勤務する平均的男性社員・安部礼司の会社内外でのストーリーを中心に展開される。基本的には、安部が一週間の出来事を語る内容となっており、番組の最後に安部が自宅でブログを更新するシーンで締めるのが通例である。(なお、このブログにて重大発表が行なわれる場合もある)。
ブログを締めた後の安部と刈谷の電話シーンや様々なメンバー間へのムチャ振り(特に多いのは姫川とアンジュ)はアドリブ。ドラマは4月をスタートとする1年度単位を1シーズンとしており、2015年度でシーズン10の構成へと突入した。公式ページには、各シーズンのサブタイトル・あらすじ・次回予告等がまとめられている。1st及びシーズン7は飯野の台詞(『先輩、』で始まる)が、2ndシーズンとシーズン11は刈谷の台詞(2ndシーズンは『え? 安部くん、』で始まる。シーズン11は『あ~っはっは!』で始まり『ドS!』で終わる)が、3rdシーズンとシーズン8は大場の台詞(『おい、安部礼司!』で始まる)が、シーズン4はナレーター五十嵐明の台詞が、シーズン5とシーズン10は安部礼司の台詞(『あ、』または『え、』で始まる)が、シーズン6は安部の妻である優の台詞(『ねえ、安部くん〜』で始まる)が、シーズン9は安部の息子である永太の台詞(『パパ、』で始まる)がサブタイトルとなっている。ただし特別編などの場合はこの限りではない。また、番組冒頭の番組紹介ナレーションがシーズン5までは「極めて平均的なナイスサーティーズ」であったのに対し、シーズン6からは当年中に40歳を迎える安部に合わせてか「ごくごく普通で、昭和生まれのナイスサラリーマン」に変更された。表記は「人物名:声の出演者」となる。現在安部は優と結婚しているが、これまでに安部の周りで何度か登場した女性達が多数存在した。その中でも、主な登場人物を以下記述する。番組内に著名人が本人役(もしくは本人を強く示唆させる役)で登場することがある。特記なき人物は本人役として出演。ストーリーの中心になる「大日本ジェネラル」は、某電器メーカー傘下の中堅企業で、社員は約80名在籍。2008年で創業50周年を迎えるという設定。大阪、札幌、松江、高崎、沖縄、ニューヨーク、インド、北京、香港にも支社があるらしい。また地方に「大日本ジェネラル倉庫」という子会社があるらしく、安室礼司が人事異動で大阪から札幌へ異動になった際、安部は「ミス1つで鬼のような人事、結構侮れないぜ、大日本ジェネラル」と心の中で呟いていた点から、人事に関しては結構厳しい様子。これらの特別番組は原則として東京ローカルで放送される。7時間特番を行ったり、サンデースペシャルなどを組むことが多いことから、TOKYO FM内においても重要であり、番組としての評価が高いことが伺える。タイトルには「刈谷が安部を呼ぶ時の呼び名(安部きゅん)」「安部礼司番組開始9年目=あべ9」「リスナーと安部ファミリーでキュンキュンしたい」の意味合いが込められており、99個の「キュンキュンイベント」や展示が行われた。主人公の安部礼司を中心に、ネットされている地方局の番組へ「出張のついで」にゲスト出演する、という形で公開録音が開催されることが多い。番組の人気を反映して、様々なメディアミックスあるいはコラボレーション企画が展開されている。豪華化粧箱入りの『あ、安部礼司 脚本集 SEASON1』がインターネット(Amazon限定。一般書店での購入不可)で2007年10月10日発売。約1000ページに及ぶ厚さのボリュームの本になっている。当初2000部限定発売の予定だったが急遽8000部まで引き上げることが決定した。しかし、それでも完売したため増刷を行い、それも完売した。更に『あ、安部礼司 脚本集 SEASON2』発売に合わせ増刷・再版が決定、Amazonに加え、TSUTAYA onlineでも取り扱う。第127回放送後に、東京ローカルの「あ、安部礼司 特番海の家より生放送!!」で、『あ、安部礼司 脚本集 SEASON2』の発売が告知される。販売方法はSEASON1同様、インターネット(Amazon及びTSUTAYA onlineで取り扱う。一般書店での購入不可)で2008年12月19日発売。コンピレーション・アルバムCD『あ、安部礼司スペシャル〜IMATSUBO HIGH-POSITION』が脚本集と同じ2007年10月10日に発売された。内容は80年代J-POPと安部たちによるショートストーリーがメイン。USM Japan制作、ユニバーサルミュージック発売・販売。番組開始10周年を記念してTEAN安部札司のデビューシングルCD『日曜日に会おうよ』が2016年1月に発売されることが決まり、1月10日に横浜で行われるイベントで先行販売後全国発売される。全国37局ネット(2015年5月現在)。
出典:wikipedia
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