株式会社ベイ・コミュニケーションズ（"Bay Communications Inc."）は、大阪府大阪市に本社のあるケーブルテレビ局である。愛称はBaycom（ベイコム）。阪急阪神東宝グループに属しており、エフエム・キタと共に「コミュニケーション事業」を行う阪神系の企業の一つ。放送エリアは業界大手のジュピターテレコム(J:COM)と一切競合しておらず、むしろBaycomの主要株主として提携関係にある。また「引越しキャンペーン」を常に実施しており、近隣の地域で事業を展開しているケーブルテレビ事業者と提携し、各業者のサービスエリア内に引っ越した場合、基本工事費無料で工事を行ってもらうことができる。なお、地場系の競合サービスとして関西電力系列のケイ・オプティコムが運営しているeo光テレビがある。すべて大阪市に属する区である。"地上アナログ放送のチャンネル番号については、放送終了日（2011年7月24日）時点のもの。CS放送は同年1月31日に配信サービスを終了しているため、ここでは割愛する。"デジタル放送のチャンネル番号順に列挙している。サービスエリアが府県をまたがっているため、一部のチャンネルは地域によって配信されているチャンネル番号が異なる。なお、STBはパイオニア製の「BD-V370」・「BD-V371」、およびパナソニック製の「TZ-DCH2810」・「TZ-DCH9800」・「TZ-BDT910P」を貸し出している。兵庫県域局のサンテレビは大阪府内の加入者にも、大阪府域局のテレビ大阪は兵庫県内の加入者に対しても再送信を実施している（デジタル放送を含む）。「多チャンネル放送」と称することもある。配信にはJC-HITSを利用しているが、その全チャンネルを配信しているわけではなく、中にはJC-HITSでは配信されていないものも含まれている。ハイビジョン放送の配信は2009年10月から行われている（JC-HITSでの提供開始と同時期）。これに合わせ、旧「ハイビジョン」コースでは「オプションチャンネル」の一部が無料化された。また、前述の通り2014年10月1日からは（「Baycom」としての）誕生10周年を記念して、ほぼ全てのチャンネルがHD化され、加入コースも従来の「Baycom TVデジタル」と「Baycom TVハイビジョン」（および「Baycom TVアナログ」）から「Baycom TV」と「Baycom TVプラス」に再編された。なお、実際には下記に挙げた以外に994chと995chも選局できるが、番組は放送されていない。以下は、当社を除く他のJC-HITS導入局で配信されているか、過去に当社で配信されていたチャンネルである（チャンネル番号の変更については除く）。2007年4月1日、『Baycomチャンネル』の名称で関西のケーブルテレビ局で初めてデジタル放送での自主制作放送を開始。大阪府と兵庫県の各加入者向けの2種類があり、地域によってどちらかのみを視聴できる。デジタル放送のものは、アナログ放送よりも全エリア共通の番組が多い。2011年7月1日には名称を『ベイコム11ch』に変更し、ハイビジョン放送とデータ放送を開始。ハイビジョン制作番組の放映時は、111chでハイビジョン対応番組、113chで標準画質の番組を放映する。デジアナ変換との兼ね合いにより、開始当初は旧来の画面比4:3のテレビの視聴者に配慮して画角情報が付加されていたが、チャンネル名の変更後は付加されなくなった。なお、サブチャンネルは受信機のリモコンボタンにプリセットされていないため、視聴するには番号を直接入力するか、空いているリモコンボタンにあらかじめ登録しておく必要がある。2008年9月1日からは標準画質のマルチ編成を開始。暫定的な2つのチャンネルの使用期間を経て、同年11月1日からは3つのチャンネルを用いた最大3番組同時放送を行っている。チャンネル名の変更まで、番組は全てショップチャンネルやQVCの同時放送か、配信しているチャンネルの番宣CM（番宣番組も含む）を集約したものとなっていた。2011年8月1日より放送開始。121から123までの3つのチャンネルが割り当てられているが、122chは使用されていない。121chでは『ベイコム11ch』にて標準画質で放映されている番組をハイビジョン画質で放映。123chでは、国土交通省近畿整備局・猪名川河川事務所の提供により、猪名川の河川敷に設けられた無人カメラの映像（標準画質）にBGMを付けて放映している。カメラは以下の各所に設けられており、30秒ずつ順番に繰り返し流される。123chのみ、選局すると自動的にデータ放送の防災情報に関するページが起動する。この他のチャンネルでも、サービスエリア内に気象警報が発令されている時に起動されることがある。2012年3月31日まで、以下に加え伊丹市内に限り放送大学FMの再配信も行われていた。

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