キユーピー株式会社(英語表記: )は、1919年(大正8年)に設立されたマヨネーズなどの調味料を主力としている食品メーカーで、株式会社中島董商店、アヲハタ株式会社と共に「キユーピー・アヲハタグループ」を形成している。母体は現在の中島董商店で、創立者の中島董一郎が若い頃のアメリカ留学時代にマヨネーズと出会い、1919年(大正8年)、東京都中野区小滝町に食品工業(株)を設立。1925年(大正14年)3月に国産初のマヨネーズ(キユーピーマヨネーズ)の製造を開始、1957年(昭和32年)に社名を「キユーピー株式会社」に変更。現在も中島董商店がキユーピー・アヲハタグループの中核となっている。有名なマヨネーズのほかにも様々な食品、調味料、業務用製品も手がけている。食品流通トップのキユーソー流通システムはキユーピーから独立した会社。ディスペンパックジャパンは三菱商事との合弁会社である。五霞、富士吉田、挙母、伊丹、鳥栖工場は見学可。など以下のブランドは、かつて中島董商店の販売であったが、2008年6月よりキユーピーの販売に変更された。以下のブランドは2014年12月よりアヲハタが主に販売する。キユーピーマヨネーズの広告に関しては、ライトパブリシテイの秋山晶と細谷巌らが40年以上一貫したトーン&マナーでクオリティの高い作品を制作している。キユーピーマヨネーズの新聞広告は全国紙や一部地方紙にて毎月1回、給料日(25日)明け最初の日曜日付朝刊の1面中段部(いわゆる「記事中」)に掲載されている。キユーピーマヨネーズ300g瓶とシルエット、それをバックに料理皿を持ったキユーピーのイラストが描かれたレイアウトになっている。キユーピーが持っている皿に乗っているのはマヨネーズをかけたサーモンである。これはキユーピーマヨネーズが世に出た当初(1920年代)まだ日本では生野菜を食べる習慣がなく、マヨネーズは主に魚料理に使うよう発売されていたためである。このレイアウトが60年以上使用されており、現在の広告には「毎日のお食膳に」と記されている。2004年(平成16年)秋に放送を開始した「キユーピー あえるパスタソース たらこ」のCMは、たらこを連呼するCMソング『たらこ・たらこ・たらこ』(作詞:加藤良一、作曲:上野耕路)に合わせて、たらこの格好をしたキユーピーちゃん人形(通称:たらこキユーピー)が行列行進するもので、2006年(平成18年)にはCMソングがCD化されオリコンシングルチャートのトップ10入り、新語・流行語大賞のベスト10入りするなど大流行した。このCMを制作したのはCM監督の加藤良一。たらこキユーピーはキモかわいいとして人気を集め、CMで本来宣伝するはずだった「あえるパスタソース」よりも有名になった。これに対し、加藤良一は日本経済新聞のインタビューで「僕にはかわいいとしか思えない。感覚がずれているのかなあ」と語っている。キユーピー社内では本来、たらこキユーピーのキャラクター商品を販売する予定はなかったが、関係者らに配布した携帯ストラップが評判になったため、商品化に踏み切った。2006年(平成18年)にはロックバンドthe brilliant greenのボーカルの川瀬智子のソロプロジェクト「Tommy heavenly6」がリリースしたシングル「I'm GONNA SCREAM+」のPVで、たらこキユーピーがゲスト出演している。☆はかつての提供番組主に30秒枠のテレビ提供番組が多い。しかし、2009年4月の改編でCMの放送時間が大幅に変わった(例えば、東海テレビ制作フジテレビ系全国ネットの昼帯ドラマ隔日の提供、『ぴったんこカン・カン』など)。独立UHF局向けにも『佐藤しのぶ 出逢いのハーモニー』(tvk発でチバ・テレ玉・SUN-TVへネットしている)のスポンサーである。30秒枠。近年ではBS朝日・BSジャパンなどBSテレビ局でも提供番組を持っている。稀に特別番組で筆頭提供することもある。など。2004年6月8日、同社と三菱商事の合弁企業であるサラダクラブで不法就労が発覚したことを受け、翌日から1ヶ月半程度CMを自粛した。「3分クッキング」のCMも6月9日から7月17日にかけてACジャパン(当時:公共広告機構)に差し替えられた。2011年3月11日に発生した東日本大震災により、当日午後3時以降長期間に渡りCM自粛が続いていた。同社の五霞工場と富士吉田工場に損傷があったため、この2工場の工場見学を一時中止とホームページでお知らせしている。なお物流面は五霞工場で製造している商品を挙母工場や伊丹工場・鳥栖工場へ生産・出荷を強化する形で2工場の修復作業を進めつつ、在庫品の流通も数日後より再開している。しかしテレビ・ラジオのCM再開はまだ目処が立たないため、『3分クッキング』については急遽日テレとCBCの各番組ホームページに放送予定だった料理を動画で見られるように処置を行なっている。この他の各提供番組(特番で提供予定だった番組を含む)はCMをACジャパンなどに差し替えつつ、再開時期を模索していた。その後「3分クッキング」は日テレ系18局が2011年3月28日再開するが、CBC発版は東北放送・テレビユー福島・岩手放送の3局を除き系列10局で2011年3月28日放送再開、各提供番組も一部を除きCMを再開している。ただし、一部の番組は提供クレジットを自粛していた。その後東北放送・テレビユー福島・岩手放送でも2011年4月4日に再開するも、この3局は震災被災地の食糧事情を配慮して、CMをキユーピーではなくACジャパンに差し替えて放送していた。同様にその他の各提供番組も福島県・宮城県・岩手県にある各放送局ではキユーピーのCMではなく、ACジャパンに差し替えてCMを流していた。なお、「キユーピー ハートオブ・サンデー」は大震災以降CMを自粛して放送していた。さらにその後震災被災地の食糧事情が回復したのを確認した上で、5月1日夜の「ホンネ日和」より順次「3分クッキング」以外の提クレを再開、被災地でもようやくキユーピーのCMが流れ始め「キユーピーハートオブ・サンデー」も5月1日放送分より提クレ・CMを再開した。しかし2011年8月4日に東海テレビ放送のローカル番組『ぴーかんテレビ』での“セシウムさん騒動”により、東海テレビについては2011年8月8日提供分よりキユーピーは抗議の意味をこめてCM自粛とした(ACジャパンのCMに差し替え)。その後2011年11月より東海テレビエリアでもCM送出を再開し、CM自粛が解除された。なお中京地区のその他の各テレビ局での当社テレビCM提供番組については何も影響せず、通常通りに流している。再開後のTHK昼ドラマで2012年11月・12月放送の『幸せの時間』で、演出上放送時間にふさわしくないとBPOから指摘されたのを受けて放送途中から最終回まで提クレを自粛してCMを流した。同様に性表現の際どい連続ドラマについては放送期間中単発特番を除き提クレを自粛する判断をしている(該当例:2013年4月 - 6月放送の「水曜ドラマ・雲の階段」など)。また、KTV火曜22時枠連続ドラマも2013年4月期放送のドラマ主役タレントがライバル社のマヨネーズCMに出演している関係で提クレを自粛してCMを流している。しかし、日テレ系「水曜ドラマ」で再びCM自粛どころか提クレも自粛する事態が生じてしまった(詳しくは2014年1月15日 - 3月12日放送の「水曜ドラマ・明日ママがいない」の該当項目を参照)。自粛による休止分は一部同時刻裏番組の他局特番や他局単発特番に振り替えられて放送されていた。一部の未放送分休止振り替えは年度をまたいで春夏期編成の単発特番に廻される予定である。キユーピー・アヲハタグループという名称で下記の会社でグループを構成している。
出典:wikipedia
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