株式会社 ツムラ ("Tsumura & Co.") は、東京都港区赤坂に本社を置く漢方薬品メーカーである。1893年(明治26年)創業。コーポレート・スローガンは「自然と健康を科学する」で、かつての津村順天堂時代には「漢方を科学する」を名乗っていた。現在は、会社ロゴのスペースに「漢方のツムラ」と表記している。大和国(現在の奈良県)に生まれた初代津村重舎が上京し、日本橋に漢方薬局を開いたのが始まり。津村が故郷から受け継いだ秘薬を元に改良され、創業と同時に、婦人保健薬「中将湯」を発売する。その他にも1907年(明治40年)に胃腸薬「ヘルプ」を発売する。1900年(明治33年)、中将湯を精製する過程で出るくずを従業員が持ち帰り風呂に入れたところ、夏のあせもが消え、冬には体がよく温まるという経験をヒントに、「くすり湯中将湯」を発売する。さらにこれを改良・研究の結果を得て「バスクリン」となる。1936年(昭和11年)に改組。当初の社名は株式会社 津村順天堂だったが、1988年(昭和63年)10月1日に「ツムラ」に変更する。なお「順天堂」と名乗っていたが、順天堂大学やホームセンターのジュンテンドー(本社・島根県益田市)とは無関係である。1980年代に入ってからは、雑貨販売、美術品の輸入・販売、米国での日用品製造・販売、化粧品販売を展開するなど、事業の多角化を進めていった。この多角化の一環としてフジサンケイグループが主催したサーカスの冠スポンサーとなり、「ツムライリュージョン」という名称で興行が行われた。これらの多角化事業は、バブル景気の崩壊以降多くが赤字に転落し、経営を圧迫した。1995年(平成7年)に、第一製薬(現:第一三共)から芳井順一が取締役として招聘され、それまでの多角化した事業を集約し、医療用漢方製剤を中心とする事業へのシフトを行った。現在では、医療用漢方薬で日本国内シェアの8割以上を占める(2007年(平成19年)9月末現在)。また、一般用医薬品 (OTC) の漢方部門でもクラシエ薬品などとシェアを寡占する(業界3位)。こうした改革が進行している1997年(平成9年)、創業者一族で元社長の津村昭が総額70億円の不正債務保証により商法の特別背任罪で逮捕・起訴され、一審・二審ともに有罪判決を受けている。入浴剤「バスクリン」シリーズ、ヘア・ケア商品「モウガ」シリーズをはじめとする家庭用品部門については、2006年(平成18年)10月よりツムラの100%子会社であるツムラ ライフサイエンス株式会社(現在は、ツムラから完全独立し、株式会社バスクリンとなっている)に引き継がれた。「-」は製品番号/識別コードの欠番。製品番号/識別コードの1桁目の数字ごとに識別向上のための色が決められている。かつてアスタット、シンフェーズT28錠を扱っていたがそれぞれマルホ、科研製薬に譲渡した。アスタットの一般用は第一三共ヘルスケアのウィンダムと全薬工業のゼスパートである。製造元は日本農薬である。2014年4月時点、テレビにおける提供番組はない。以下過去に提供された番組
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