株式会社エフエム愛媛（エフエムえひめ）は、愛媛県を放送対象地域として超短波放送（FM放送）をする特定地上基幹放送事業者である。通称はFM愛媛。コールサインはJOEU-FM（ジェイオーイーユー-エフエム）。本社は愛媛県松山市。1982年に全国で5番目、四国地方及び中国・四国地方で初の民放FM放送局として開局した。これは長い間「東名阪福」の先発4局体制であった民放FM局としても12年ぶりの新局となり、以降の「原則1地域1FM局」という大量開局への幕開けとなった。周波数割当て自体は第三次割当地区（愛媛県・長崎県・石川県）だったにも関わらず、後の免許の申請段階での一本化調整が早く、愛媛県より先に周波数割当てのあった第二次割当地区（北海道・宮城県・静岡県・広島県）の4道県いずれよりも開局が早くなったことは、驚きをもって迎えられた。JFN系列のFMラジオ局でありながら、JFN系列の局では唯一毎日深夜・早朝に放送を休止している。2015年1月現在、放送開始は全日を通して5:57、終了時間は月曜 - 木曜付（火曜〜金曜未明）と土曜付け（日曜未明）が3:00、金曜日付（土曜未明）が5:00、日曜日付（月曜未明）が1:00となっている（但し元日や、台風・地震などの自然災害など緊急を要する場合に終夜放送が行われる場合がある）。そのため、放送休止中のJFN系列の番組は放送されていない（詳細は下記参照）。ただ、放送休止中でも電波は停波せず、突発的な災害・緊急ニュースに対応するために無音のまま出し続けている。このようなケースは他にエフエム富士、岐阜放送ラジオ局、ラジオ沖縄、ラジオNIKKEIにも該当する。隣県の同じJFN系列局エフエム香川は終夜放送しているため、終夜放送実施局と非実施局が双方四国に存在する形となっている。開局時、JFNCによる番組供給体制（1984年以降）が確立されていなかったことから、開局以来番組の自社制作比率が高く、その数は他の中・四国地方のJFN系列局よりも多い。地方局としては珍しく、平日のベルト番組および土日のローカルセールス枠は、ほとんどが自社制作となっている。企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典：2016年4月現在。◎はエミフルMASAKIサテライトスタジオから、☆は本社第1スタジオからの生放送。2016年4月現在。特記なきものはTOKYO FM制作。----ニュース・天気予報はクロノスのニュースコーナーを除き全て自社制作、交通情報は日本道路交通情報センターから伝える。◎は愛媛新聞、☆は読売新聞および朝日新聞（隔週交代）、★は日本経済新聞の配信。ニュース終了後は「P-up!MORNING」内包分を除くすべての時間で愛媛県内の天気予報を、「P-up!」8:45頃では全国の天気を伝える。なお、「P-up!」7:50頃ではニュースのみを伝える。基本的にニュースの時間でフォローするため、単独コーナーとしては下記のみにとどまる。県庁所在地の松山市は交通渋滞が激しいにもかかわらず、交通情報が平日のみ朝2回、夕方1回の計3回と少ない。また、祝日や年末年始は交通情報自体が休止となる。

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