NHK奈良放送局(エヌエイチケイならほうそうきょく)は、奈良県を放送対象地域としている日本放送協会(NHK)の地方放送局。総合テレビとFM放送で県域放送を行っている。1937年に開所した大阪中央放送局奈良出張所を前身とする奈良県内で唯一の県域ラジオ局でもある。2000年代中盤まで19:00になると、画面右下に鹿のマークが数秒間表示されていた。同様のケースでは2011年まで神戸局で19:00などに画面右下に風見鶏のマークが数秒間表示されていた。デジタル総合・Eテレのチャンネルは物理チャンネル(下表以下同文)。総合テレビの51chはNHKのアナログ親局では最大であった。中継局でNHK総合テレビが51chが使われるケースは全国各地にあり、近畿2府4県内では京都府の舞鶴中継局、大阪府の西能勢中継局、兵庫県の北淡垂水中継局や西宮山口中継局等がある。民放のアナログ親局で最大のみならずNHK・民放通して最大のアナログ親局だったのも同じ奈良県の奈良テレビ放送の55chであった(中継局ではこれよりも高いチャンネルを使用する局は多数ある)。なお本来総合でJO*Pのコールサインを使う放送局は、EテレでJO*Dのコールサインを使うことになっているが、奈良局ではEテレの本局(中波ラジオ送信所も同文 Eテレの中継局は大阪放送局扱い)がないため、JOUDのコールサインは放送大学が受けている。下記のテレビ中継局はいずれも奈良県の北西部と五條市・下市町・宇陀市榛原町のみに集中して設置しており、東部や南部には中継局が存在しない。これは奈良県をサービスエリアとする民放5社(在阪広域4局と奈良テレビ)も同じことで、奈良県の人口の約9割が奈良市・橿原市・生駒市などの県北西部にまとまっていることで、大半はこの周辺にある奈良本局、栃原中継局、ないしは生駒山から送出する大阪本局を直接受信できること、更に南部・東部では人口が比較的少ないうえに、アナログと同等規模の中継局を設置すると放送局の経営を圧迫する恐れが考えられたこと、アナログ時代には中継局があったが、デジタルではケーブルテレビ・有線放送の共聴設備(特に地元のケーブルテレビ局「こまどりケーブル」)での再放送で補完することによって中継局が「置局不要」となったことによる。これらの東部・南部地域では直接UHFアンテナを設置しても、高性能・高利得アンテナでない限りは受信できないか、受信できてもゴーストや雑音が発生しクリアが画像を楽しむことは困難である。またワンセグ放送の受信も事実上できない(ただしフルセグ・ワンセグとも、東部のごく一部ではNHK津放送局総合・NHK名古屋放送局Eテレの電波<主に伊賀市、名張市、尾鷲市の各中継局>、南部・西部の一部ではNHK和歌山放送局総合<主に高野町の「高野山」「高野山東」、「高野富貴」、橋本市の「橋本」、「紀ノ川橋本」、「九度山」の各中継局>を受信できる場合がある)。十津川村竹筒(たけとう)地区はZTVのエリアであり、本局も奈良テレビも視聴できない(NHK和歌山局総合とテレビ和歌山は再配信)。2013年4月現在、奈良県内で発行される以下の新聞の朝刊にNHK奈良放送局の番組表(総合テレビ・FM)が掲載されている。なお、全国紙の夕刊は近畿広域版になるため大阪放送局の番組表になる。
出典:wikipedia
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