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ビックバイパー開発史

ビックバイパー開発史(ビックバイパーかいはつし)は、コナミ(→コナミデジタルエンタテインメント)のシューティングゲーム、グラディウスシリーズに登場する架空の宇宙戦闘機の歴史を記した、『グラディウスV』の初回生産版特典に付属された冊子である。冊子の内容は初代当初から設定されていたものではなく『V』リリース時に作成された、いわゆる後付け設定である。そもそも、超時空戦闘機ビックバイパーが誕生するきっかけとなったのはグラディウスシリーズで敵役として登場する「バクテリアン」の脅威であった。かつて衛星「ポスウェル」の領有権を巡った抗争「ポスウェル防衛戦争」後、相互安全協定と通商条約を結んだ惑星ラティスとの共同戦線でバクテリアンに対抗したが、ラティス防衛宇宙軍の第一機動部隊はバクテリアン戦闘機軍団との交戦の結果、全滅してしまった。この結果に衝撃を受けたグラディウス・ラティス両惑星宇宙軍は急遽、従来の性能を凌駕する宇宙戦闘機(超時空戦闘機)の開発に着手することになった。グラディウス宇宙軍は次期主力戦闘機の開発を依頼。新設されたばかりのグラディウス宇宙防衛省・星間安保部の兵器開発部門からの発注として民間企業に提示された。開発計画名を「ミッション・DDD」とし、短期間で開発生産、かつ要撃能力を重視した宇宙戦闘機であることを要求した。その要求に対するスペックは以下のとおり。以上の依頼内容は過去の宇宙戦闘機とは到底かけ離れた性能の要求となってしまったが、その根拠はバクテリアンの主力戦闘機を撃破できる性能を求めた結果である。この開発計画に最初に手を挙げたのは、大艦巨砲時代から兵器を作り続けていた軍需産業の老舗で政府との太いパイプを持つ「ガイカニクス・ファイアー・アームズ社」であった。そして発注に応じ、生産性と構造強度を主眼におき、最新の核融合エンジンを搭載した迎撃戦闘機「スタードロックスMk1・TX」を開発した。機首にレイアウトされた強力なエネルギーカノン「ウィザーク」は対戦闘機戦だけではなく出力の調整も可能で、最大に高めれば戦艦をも致命的打撃を与えることが可能という強力な兵装であった。ところが模擬戦闘において28mという大柄な機体は旋回性、機動性ともに難があり、自慢の大出力エネルギー兵装が活用できないことが判明。一次審査で落選という憂き目を見ることになる。だがウィザークだけは無駄にならず、後のバイパーシリーズに採用されることになる。最大手の落選はそれに続くメーカーたちのチャンスを広げた。宇宙戦闘艦の大砲メーカーである「デメトリクソン・カノーネ社」、複葉機時代から戦闘機を作り続けていた戦闘機メーカーの老舗「ウォーバーズ・ハイパーソン社」、その傘下のインテリジェント砲弾の開発及び生産部門が独立した部品メーカー「トムソン・アタック・マスターズ社」など多くの軍需企業が参加し試作機を競作した。ここでは各軍需企業が製作した主な試作機について紹介する。ダークバイパーE・Mk1試作機が次期主力戦闘機の有力候補となるや、ガイカニクス・ファイアー・アームズ社は自社の基幹技術である「ウィザーク」を小型軽量化して搭載することをクーディック・ランサー・アンド・シールズ社に提案した。同時にグラディウス宇宙防衛省の兵器開発部門が試作したリークエンジンユニット「スターダム4000」に予想外の将来性があることが判明し、これを戦闘機用に小型化して搭載する提案が出された。これにより兵装関係はガイカニクス・ファイアー・アームズ社が担当し、出力関係はグラディウス宇宙防衛省が担当。クーディック・ランサー・アンド・シールズ社が製作した試作二号機「ダーク・バイパーF・Mk2」はこの二大技術を獲得し、量産検討試作機「スター・バイパーAX・Mk1」に発展、3機製作された。このスター・バイパーAX・Mk1こそ、後のバイパーシリーズの基点となった機体なのである。リークエンジンユニット「スターダム4000」パワーユニットシリーズは以前から理論的に確立されていたものであり、惑星グラディウスの少数民族である「リーク人」の持つ特性である「リークパワー」を宇宙船の推進機能とリンクするものである。研究によればリーク人は有史以前、惑星グラディウスに飛来した宇宙適応種ではないかと言われている。メインエンジンとなる「限定誘導対消滅炉」は宇宙戦闘機用として作られた反物質エンジンで、その外周はリークパワー干渉帯で覆われている。出力を最大にまで上げれば従来の最大出力の3,4倍の推力が得られ、しかもその制御はエンジンに搭載されている制御装置ではなくリークパワー内の「空間認知・操作能力」によって行われる。だが、このシステムは全てのリーク人に適応できるものではなく、能力開発、おそらく訓練によって発現する特性がある。量産検討試作6号機「バイパーTX・006」は全長27mもあったスターバイパーの小型化に成功。グラディウス宇宙防衛省の全面支援のもと、奇跡的に無傷で捕獲したバクテリアンの戦闘機(ニックネーム:バタフライ)を相手に連日模擬戦闘が繰り返されていた。グラディウス宇宙軍最大の課題は、雲霞のように押し寄せ、波状攻撃によって制宙権を獲得するバクテリアン戦闘機編隊の独特なアタックフォーメーションに対抗する有効な迎撃計画の構築と、それを可能にする索敵及び照準シーケンスの確立にあった。常に高速移動する多数のターゲットを一度にロックオンし、そして同時に回避シーケンスにまで同調できる新しい射撃管制装置「ベーター」は、宇宙戦闘艦のレーザー測距儀のシェア100%を誇る電子機器メーカー「ドミニク・レア・ウォートーイズ社」が作り上げ、敵の航跡軌道をトレースできる「ドップラー・リアクティブ・レーダー」と、画期的な演算処理能力を持った未来位置算出装置「ジーク」との組み合わせにより、バクテリアン戦闘機編隊のアタックフォーメーションに対抗できるようになった。ところで空中戦において機関砲で敵機を撃墜する際、ヘッドトゥヘッドによる正面攻撃は別として、敵機の現在位置に発砲しても意味が無い。数秒後に敵が来る空域を予測し、そこへ向けて発砲するのだ。偏差射撃と呼ばれるこの攻撃方法は天才的な予測能力と勘が必要であり、誰でもできるとは限らなかった。しかし、「ベーター」「ジーク」「ドップラー・リアクティブ・レーダー」の組み合わせによって神業である偏差射撃が容易になった。こうして多数の最新技術がバイパーに集中していき、バイパーは完成に近づきつつあった。残る課題はコックピットの住居性であった。第一戦闘速度が最低でも音速の100倍を超えるため、有人宇宙戦闘機のコックピット内は想像を絶する加速・減速重圧、「G」がかかる。バイパーシリーズは、初期試作型においても機体構造強度は400Gの重圧にも耐えられるが、生身のパイロットにはとても耐えられるものではない。たとえ耐Gスーツを着用してもせいぜい10Gの重圧に耐えられる程度であった。そこで開発が急がれたのがG消去装置「Gイーター」である。初期の対Gチェンバーではパイロットは宇宙服よりも大掛かりな重装備を身に纏い、肺を液体で満たした上、重圧の変化に同調してゲル化するジェルをコックピット内に詰め込み、パイロットがそこに潜り込むという非常に煩雑な手段と、まともな操縦がままならないほどのパイロットへの負担をかける代物であったため、「防腐剤入りの棺桶」と揶揄されていた。そこで宇宙艦船用の艦橋にかかるGを軽減、消去する装置を流用し、それを宇宙戦闘機のコックピットのサイズまで小型軽量化する要求が宇宙防衛省から出され、この要求に応じた「バトル・オーダー・タムデスク社」と宇宙防衛省が共同開発し、画期的なG消去ディスク内蔵コックピット一体型「GイーターS101・スマートボート」を作り上げた。G吸収素子「フレディ」を盤面に固定、高速回転させることで発生する無限大に小さいフィールドが前方4?内のGを吸収、消去するシステムはバイパーシリーズで成功し、その後も他の戦闘機や攻撃機にも広く使用されることになり、パイロットも軽装備で搭乗することが可能となった。全長21,66mまで切り詰めた機体は全てのバイパーシリーズの雛形となり、「Tシリーズ」と呼ばれた。量産型のT100シリーズ、攻撃機として発展したTA400シリーズ、迎撃に特化したTEシリーズ、偵察機型のTSシリーズ、兵装、機動力を強化したT300シリーズ、ウィングスパンを延長しウィザークの最終量産型Mk17を装備したバイパー後期量産型、最終量産型となったTTS41シリーズなど、派生機が誕生した。これによって機体設計はクーディック・ランサー・アンド・シールズ社、出力関係はグラディウス宇宙防衛省、兵装関係はガイカニクス・ファイアー・アームズ社、電装関係はドミニク・レア・ウォートーイズ社、コックピットは宇宙防衛省とバトル・オーダー・タムデクス社が担当し、官民一致協力して完成させたことになる。なお『グラディウスV』に登場するビックバイパーの形式名称はT301B及びT301Rなので、T300シリーズの系統だと思われる。量産化されたビックバイパーは直ちに実戦投入された。そして戦果を挙げるにしたがって各軍需企業はバイパー用の追加兵装を提案、開発が開始された。それらはバイパーの攻撃力の向上や長距離攻撃が可能になる装備が中心で、バイパーの戦闘能力の底上げを目指すものであった。ここでは主な追加兵装を紹介する。これらの追加兵装は後に改良されてバイパー以外の戦闘機や攻撃機にも装備され、対バクテリアン戦争において大いに活躍した。バイパーの開発元であるクーディック・ランサー・アンド・シールズ社はバイパーシリーズT100~TV800までの攻撃機型、要撃機型、偵察機型などを対象とした「機能拡張計画」を提案。多くの軍需企業各社の技術協力によって開発が進められ、戦闘能力の強化、航続距離の増大を可能とする追加装備システムが作られた。まず航続距離を増大させるプロペラント・タンクを追加し、さらに大型攻撃機なみの巨大なウェポン・ラックを装着させることによって長距離攻撃機としての機能を発揮させ、プロペラント・タンクは使用後に投棄、ドッグファイトを行い帰還するというものであった。さらにこの計画は飛躍し、ワープエンジン・ユニットを装着、超長距離攻撃機としての機能を追加するという野心的なものになった。だが、度重なるテストの結果、長時間の戦闘はパイロットの負担が著しく大きく、敵との交戦の際、集中力を欠いてしまうおそれがあった。その打開策としてパイロットを二名とし一人が操縦を担当、リーク人パイロットがガンナーを担当するという複座の長距離攻撃機型のバイパーが立案、設計されることになった。バイパーシリーズの大成功で、一介の部品メーカーに過ぎなかったクーディック・ランサー・アンド・シールズ社はたちまち軍需産業界の寵児となり、戦闘機メーカーとして著名な存在となった。戦時中の最盛期にはバイパーの生産が追いつかず、総生産数26,200機のうち2/3は他社にライセンス生産を許諾して補うほどであった。とはいえサイレントナイトメア事件(第一次メタリオン星系防衛戦)後も、クーディック・ランサー・アンド・シールズ社はバイパーの生産に忙殺され、後継機開発に出遅れてしまう。一方、他社ではバイパーシリーズの後継機となる次期主力戦闘機の開発に着手していた。ここでは各企業が製作した次期主力戦闘機の試作機を紹介する。とは言え、以上の試作機はどれも既存の戦闘機や要撃機、攻撃機に手を加えて改良した「暫定試作機」というのが実情であった。そんな中、突然完全な量産試作機を提示したのは、対バクテリアン戦争中、クーディック・ランサー・アンド・シールズ社の下請けでバイパーをライセンス生産していたミサイル兵装メーカー「シムズ・ストライク・デリバリー社」である。同社は「既存技術の寄せ集め」と軍需業界内で揶揄されていたが、生産性が高くバランスの取れた「メタリオンX01/B」試作迎撃機を完成。バイパーの最終量産型であるビックバイパーTTS41以降、もはや性能向上の余地が望めなくなったバイパーシリーズに替わる後継機として期待された。メタリオンに主力戦闘機の座を奪われたクーディック・ランサー・アンド・シールズ社は、社運を賭けて開発に挑んでいる試作機「ビクトリー・バイパーXX03」を製作。そのスペックの詳細はいまだ明らかにされていない。なお『グラディウス2』はビックバイパーではなくメタリオンが主役機なので、おそらくサイレントナイトメア事件が発生した頃、メタリオンがグラディウス宇宙軍に正式採用されたと思われる。

出典:wikipedia

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