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カレー粉

カレー粉(カレーこ、カレーパウダー:)は、カレー料理で使われるミックススパイス(混合香辛料)。ウコン、トウガラシなど、数十種にのぼる多数の材料を配合して作られる。インドでは各家庭で自製されるが、日本では既製品が瓶や缶で売られている。カレー粉は18世紀(1700年代)頃にインドからイギリスに導入され、イギリスのクロス・アンド・ブラックウェル社がはじめて開発・商品化した。同社は貴族のパーティーなどの料理を請け負う会社で、植民地インドの料理を作るとき、あらかじめ多種類のスパイスを調合して省力化を図っていた。この混合スパイスを「C&Bカレーパウダー」と名付けて一般向けに販売したところ大評判となり、イギリスの家庭料理のひとつに「カレー」が加えられるほど普及した。1810年にはオックスフォード英語辞典に「カレーパウダー」の語が登場している。現在もカレー粉は、世界各地で広く使われている。このカレー粉を使うイギリス式のカレーライスは明治時代に日本へ伝わり、国民食といわれるほどの人気料理となった。それまで「C&B」のカレー粉を使っていた洋食店は、味が変わることを恐れ、これら国産のものになかなか切り替えなかった。国産カレー粉普及のきっかけとなったのは1931年に起きた輸入品偽造事件で、これによりかえって国産品の評価が高まる結果となった。日本ではかつてカレーライスを作るのに、まずフライパンで小麦粉を炒め、カレー粉を練りあわせてカレールウを作り、これにダシ汁と、鍋で煮た肉や野菜などの具を合わせ、カレーを作っていた。このためカレー粉はカレーに必須の材料であったが、1960年代にあらかじめカレー粉に油脂、小麦粉、旨味調味料を加えて固形にした即席カレールウが開発された。即席ルーは、具を単に水で煮てからルーを割って投下すればカレーになる簡単さから大いに普及し、カレー粉単体の販売量は激減した。ただドライカレーやカレーピラフその他カレー風味の料理の調味料として一定の需要があり、今でもロングセラー商品の地位を保っている。日本のカレー産業はエスビー食品とハウス食品の二強が寡占しているが、カレー粉市場は「S&B 赤缶」が80%以上のシェアを握る。スパイス販売大手のGABANもカレー粉を販売しているが、同社はハウス食品と提携関係にあり、同社のカレー粉はハウス系の製品である。また大企業以外にも、いずれも戦前戦後にかけて創業された独立系老舗の、インデアン食品のインデアンカレー粉、ナイル商会のインデラカレー粉も、ロングセラー商品として販売が続いている。その他、カレー製造関連企業で作る、全日本カレー工業協同組合(カレー組合)加盟の数社が、自社ブランドでカレー粉を発売している。上のような複数のスパイスを焙煎し、粉末にし、混合し、熟成する。メーカーごとに独自のブレンドがある。カレー粉はあくまで香辛料で、ダシ成分が入っていない。そのため、調理の際は別にブイヨンやガラスープなどを必要に応じ加える。市販のルーには「だしの素」成分が最初から加えられている。湿気や酸素によって香味成分が失われてゆくので、なるべく早く使い切るのが原則であるが、乾燥、低温の冷蔵庫で、他の食品に香りが移りにくいガラス瓶などを用いる。なおポリ袋は酸素、湿気を遮断出来ず保存用途には適さない。室内に置いておくとダニやジンサンシバンムシなどの食品害虫による食害を受ける場合がある。

出典:wikipedia

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